goo blog サービス終了のお知らせ 

岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

音楽関係やオーディオの記事を紹介

ストラディヴァリウスを聴いてきた

2022年03月12日 | クラシック
今日は「クラシック」



2年ぶりくらいに「サラマンカホール(岐阜市)」のコンサートに行ってきた。
古澤 巌ストラディヴァリウスを弾く

岐阜信用金庫が主催しているコンサートでいつもは12月ころに行っていたのが今年は3月になっていた。
抽選で当たった人だけ行けるのだが、今年は観客が半分しか入場できなくなっていた。
700名入れるところを350名と半分。

そのおかげで、いつも席番をもらうのに1時間も前に行って並んでいたが、密になるので今回はもうすでにチケットに席番が書いてあったので並ばなくてすんだ。
いつなら駐車場も大変混んでいて、前に1度車が置けなくて焦ったことがあった。しかし、今回はガラガラで大変楽で助かった。


サラマンカホールの入り口
講演は、昼の部と夜の部の2回ある。
昼の部は、どうしても高齢者が多いと感じた。

古澤さんは、よくTVで拝見する方で昨日は九州で撮影があったそうです。
ストラディヴァリウスは借りているものと思いますが、古澤さん曰く「このバイオリンは半年くらい前から鳴らせるようになった」と言われました。
弓は日本製だそうです。

金益さんは、タンゴが得意だと思います。
ピアノソロでは「三毛猫」いう曲を演奏された。


「IN DOMO EIUS」と手書き文字が残っている楽器はこのヴァイオリンのみ。

プラス アンコール

演奏時間は1時間30分
少し延長したようだった。
R.シュトラウスの曲は少し難しかった。

ホールはこんな感じで、席も1つ置きなので非常に楽な感じで鑑賞出来た。
今回は、ピアノが観客からかなり奥に配置してあって、離れている。
感染予防だろうか?

ホールの音は、残響が長く非常に楽器音が響いて気持ち良く鳴っていたと思う。
演奏者もこのホールはとても気持ちよく楽器が鳴ると言っておられた。
マイクで話す声は、残響音で少し聴きづらくなる。

ストラディバリウスの音色は、まず大きな音で鳴る感じ。
非常に甘く響いていた。一言で甘いと言っても伝わりにくい!
ピアノの音色は、オーディオ的に聴くと中低音がしっかり鳴っていて、木と鉄弦の響きが重く響いていると思った。

スピーカーから聴くのと違い、自分と演奏者の距離感が出ている。
スピーカーからだと直でマイクが拾った音がする。

まだ「まん延防止」が発令されているので初めは今回のコンサートは行くのがあまり気が進まなかったが、いざ聴いてみるとコロナからもとの生活に少し戻った印象があった。
コロナでどこにも行かなくなったので早く収束して元の状態にもどりたいですね。

では、また。