窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ホオジロガモも休むんだ

2022-01-24 14:55:07 | カモ類
今季は野付湾に棲息するカモ類が少ないようだ。コオリガモやクロガモが
いつもの年に比べると目立たない。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
          ★ ホオジロガモも休むんだ ★
 
ウミアイサやカワアイサは少ないと感じない。それだけ根室海峡にはたくさん
のアイサ類がいるということかな。
 
早朝、太陽が上がる前、半島の先の方で立っているとキシキシキシと大きな
羽音を響かせて入ってくるカモがいる。ホオジロガモだ。
 
 
ウミアイサやカワアイサもやって来るが羽音はこれほどではない。
いずれも潜水を得意とするカモ達。野付湾の豊富な貝や小魚を狙ってくる連中
だ。
 
どのカモ達も美しいが、ホオジロガモの飛んでいる姿は目につく。お腹の白と
翼の黒、頬の白いスポット。群れを成して飛ぶ姿は青空に映える。氷の白にも
映える。
 
 
氷の端や割れた氷の開表面にやってきてひっきりなしで泳いでいる。忙しい
カモだ。
 
 
そんなカモでも休むことがある。砂浜やテトラポットの上で休む姿はほっと
させられる。
 

 


越冬オオハクチョウ

2022-01-22 19:50:06 | オオハクチョウのいる風景
津波が来る前の野付湾は寒気のおかげでしっかり凍っていた。
春別川の河口は出口まで氷で覆われていた。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
            ★ 越冬オオハクチョウ ★
 
野付湾内はほぼ全面凍った。流氷も流れだしていた。
 
1000羽以上いたオオハクチョウは湾内が凍り出してから大半が本州へ南下して
行った。
 
 
すべてではない。毎年100羽近い個体は居残る。今季も同じくらいのオオハク
チョウが残っている。
 
彼らはキタキツネが近寄りづらい河口の氷の上で寝る。気配を感じたら、すぐに
海面に降りて逃げるためだ。
 
 
早朝に行くと、干満の時刻でいたりいなかったりはするが、たいていは太陽が
るまでは眠っている。
 
春別川河口は野付湾の外にあるので海水が凍らない。ここはアマモが風向きで、
良く集まるので、さほど慌てていない。のんびりと生活している。
 

 


越冬オオハクチョウ

2022-01-22 19:50:06 | オオハクチョウのいる風景
津波が来る前の野付湾は寒気のおかげでしっかり凍っていた。
春別川の河口は出口まで氷で覆われていた。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
            ★ 越冬オオハクチョウ ★
 
野付湾内はほぼ全面凍った。流氷も流れだしていた。
 
1000羽以上いたオオハクチョウは湾内が凍り出してから大半が本州へ南下して
行った。
 
 
すべてではない。毎年100羽近い個体は居残る。今季も同じくらいのオオハク
チョウが残っている。
 
彼らはキタキツネが近寄りづらい河口の氷の上で寝る。気配を感じたら、すぐに
海面に降りて逃げるためだ。
 
 
早朝に行くと、干満の時刻でいたりいなかったりはするが、たいていは太陽が
るまでは眠っている。
 
春別川河口は野付湾の外にあるので海水が凍らない。ここはアマモが風向きで、
良く集まるので、さほど慌てていない。のんびりと生活している。
 

 


太陽柱、天国への道

2022-01-20 20:11:18 | 根室の風景
厳寒は面白い。日ごろ見難い現象が安易に現れる。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
            ★ 天国への道、太陽柱 ★
 
昨夜BS・NHKで見たスヴァールバル諸島の赤いオーロラ。京大の先生が
調査・研究をしている。滅多に見られないそうだが、素晴らしかった。
 
 
そこまではいかないが、中標津も夜明けや夕暮れに太陽柱が見られる。
小規模だとサンピラーだけど太陽柱はでかい。
 
 
夕暮れの方が多く見られる。西の方から寒気がやってくるときに多く見られる。
太陽の上下に見事な光の柱が現れる。天を光が突き刺す炎のようだ。
 
槍の先みたいに鋭く登る。空気中の氷の結晶と光が生み出す自然現象だ。
 
 
大きいほど感銘の度合いが違う。

 


厳寒、朝の彩雲

2022-01-19 18:42:49 | 根室の風景
マイナス22度。樹霜が張り付いた原野。その上空に鮮やかな七色の光の柱が
浮かび上がっていた。
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
              ★ 厳寒、朝の彩雲 ★
 
これまで沢山彩雲を見てきたが、こんなに大きな彩雲は初めて。
 
 
雲の縁に出るケースが多いけど、縦に長く出ているのを見るのは初めて。
その時、その時の気象現象が左右して、変幻自在の彩雲が出るそうだが、これ
見事だった。
 
 
車を止め、しばらくこの幸運に見入りました。
カメラの絞りを少し絞り、色が鮮やかに出ないか、試行錯誤。
 
 
彩光現象は良く見かけますが、厳寒期の朝の光の美しさはしびれます。