窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

雪原さすらい

2022-01-11 18:48:06 | キタキツネの生態

強風が吹いた後の牧草地。表面の雪が吹き飛ばされながら、引き締まって行く。

硬くなった雪原。孤高のキタキツネが歩き回っている。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

             ★ 雪原さすらい ★

マイナス10度以下に下がる日々がこのところ続いている。開かれた牧草地は山

尾根みたいに雪が吹き飛ばされ、窪地に溜まり、固まる。

その上をキタキツネが歩き回る姿を早朝に見かける。光りの濃淡が美しい時間

帯。気温が低いと歩きやすいのだ。

この時間帯はネズミが雪の下で動き回るのか、時々止まりじっと耳を静止し、

雪下の音を探知する。

硬い雪の下のネズミを探すのは大変。広範囲に歩き回ってチャンスを窺う。

美しい景色だ。