津波が来る前の野付湾は寒気のおかげでしっかり凍っていた。
春別川の河口は出口まで氷で覆われていた。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 越冬オオハクチョウ ★
野付湾内はほぼ全面凍った。流氷も流れだしていた。
1000羽以上いたオオハクチョウは湾内が凍り出してから大半が本州へ南下して
行った。
すべてではない。毎年100羽近い個体は居残る。今季も同じくらいのオオハク
チョウが残っている。
彼らはキタキツネが近寄りづらい河口の氷の上で寝る。気配を感じたら、すぐに
海面に降りて逃げるためだ。
早朝に行くと、干満の時刻でいたりいなかったりはするが、たいていは太陽が
昇るまでは眠っている。
春別川河口は野付湾の外にあるので海水が凍らない。ここはアマモが風向きで、
良く集まるので、さほど慌てていない。のんびりと生活している。