3時を過ぎるとオスのグループが森から出てくる。
おばんです。小太郎でごじゃります。

★ エゾシカのオス ★
歳相応に角が成長している。すでにこの時点で、リーダーになれる基盤が
できているようだ。

角ばかり観察してるだけでも時間を費やせる。
角の形に個性があり、互いに見比べている様子が見摂れる。

角自慢の季節だ。

ワタスゲの穂に夢中になっていたら、目の前にエゾシカのオスたちが
こっちを見つめていた。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ ワタスゲの湿原にエゾシカ ★
鹿の子模様が浮き出てきた大きなオスと角芽が出始めた若きシカたち。
おっかなびっくり眼でじっとこちらを見ています。
しばらくにらめっこ。普段ならこちらが動くとすぐに方向を変え走り出すのに。
メスジカの群れ。夕刻になると湿地帯にやってきます。新芽がどこよりも
野付半島で暮らすエゾジカの群れは5群?メスジカの群れとオスジカの群れ
に分かれています。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 草地を行動圏にしているオスの群れ ★
オスジカの群れの行動域には林がありません。葦が茂る湿地や草原が点在して
しる環境。見通しが良いのだけれど、日中はほとんど姿を見ることができません。
早朝まで草を食べていたシカたちは芽が伸びてきた葦や草の中に座り込みます。
彼らは日中、食べた草を反芻しながら草地の中で休んでいます。
座ると頭を上げなければ全く見つけることがありません。人以外には天敵が
いないのでゆったりと寝ることができ、休めます。