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窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

森のエゾジカは警戒心強い

2021-01-12 17:33:07 | エゾジカの四季

森の中で生活するエゾジカは警戒心がとっても強い。特に日中の森で出会う時

は、出会いがしらに方向転換をして走り去ります。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

          ★ 森のエゾジカは警戒心強い ★

耳を寝かせ、お尻の周りの白い毛を立てて思い切り大きく白く見せます。北米の

オジロジカはこれが特に目立ちつことから名前が付けられています。

エゾジカもオジロジカです。

野付半島には海抜ゼロの地域に3000年を超す原生林が存在します。極相林で

木が枯れているところは広場になり光が入り、新しい木が成長してきています。

林床にはクマザサや草が生え、エゾジカの餌場になっています。巨木の下は彼ら

のねぐらになり、人が入ってこなければのんびりと生活できる空間です。

夜になると森から出てきて海岸線の草場で枯れ草を食べているのですが、草地で

生活している群れのシカに比べるととっても警戒心が強いと言えます。


孤高のオスが・・・。

2020-10-24 19:12:52 | エゾジカの四季

早朝に、薄暮に森や草原でお腹ら絞り上げるような甲高い声が響きます。気温が

低いせいでしょうか、遠くまで届きます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

             ★ 孤高のオスジカ ★

メスジカの動きが活発になっています。川や沼を渡って行くメスの群れが良く

見ることができます。姿が消えた後に、不意にオスジカが現れます。

メスの匂いに敏感になったオスが付きまとっているのです。ゆっくりと急がず、

かについて行くのです。相手に認識され、怖がられないように、慎重な行動

をとっているようです。

角は三又四尖の角で、左右に大きく広がっています。先は磨きこまれ、鋭く尖

白く光っています。首の周りの毛は黒く色づき、剛毛になっています。首筋

太く見え、より堂々と見えてきました。

見栄えを大切にするオスは、メスにとり頼りがいがある存在です。こうゆう孤高

のオスは何度も他のオスと威嚇、戦い、結果としてメスに付いているようです。

一頭かなと見ていると草むらからメスが顔を出すことがあります。静かなカップ

リングが起きているのです。

孤高のオスがとても威厳に満ちているように見えます。


雄たけびの季節、エゾジカ。

2020-10-20 19:16:23 | エゾジカの四季

草原や森林からエゾジカの雄たけびが轟く季節になりました。早朝、日の出前

ミューューューアーアーアーと空気を震わせる轟きが耳を突き刺してきます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

          ★ 雄たけびの季節、エゾジカ ★

いよいよ始まりました、エゾジカの雄たけびが。春にもっこりとした角芽が出て

きて、少しずつ成長し、1本から枝角が出てきて、さらに成長し、また枝角が

出て、さらに成長し、また枝角が出て、四尖三股の大きな成人ジカの角になり

ました。

10月になり、角を覆って成長を助けていたビロードの皮が剥がれ、中から骨の

ような硬い、鋭い、見事な角になっていました。

頭上で左右に広がった角を持った筋肉隆々のオス。雌のケツを追い回す光景が

あちこちで見ることができます。

子持ちのメスの群れを追いかけ、一緒に行動を伴にしています。一生懸命に口説

努力をしています。受け入れてもらうには涙ぐましい努力をこれからしないと

いけません。

また、メスたちの群れも移動が活発になっています。橋の上から川面を見ていると

子供を連れたメスたちが、次々に川を泳いで渡って行きます。

このような光景は今の時季がもっともよく見ることができます。

まだメスの群れとオスの群れが合流した大きな群れにはなっていませんが、もう

すぐ大ボスが率いる集団が出てきます。


エゾジカのメスが大きな群れになりだしました。

2020-10-07 18:23:28 | エゾジカの四季

エゾジカのメスたちが集まりだしました。6月頃からバンビの子育てで家族単位

生活していました。母さんとバンビ、前年生まれの兄弟だけでひっそり暮ら

していましたが、繁殖期を前に家族が集まり出しました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

     ★ エゾジカのメスが大きな群れになりだしました ★

ついひと月前は親子でひっそりと暮らす生活をしていました。母親がバンビに

しっかり寄り添い、草地や水辺でゆったりと草を食べる光景が見られました。

出産したころはすごく警戒して草むらに潜み、遠くからは見えない工夫をして

いました。バンビが大きくなり、積極的に草を食べ出すと水辺に出てきて見や

すくなりました。そして行動が活発になってるにしたがい、親子の行動範囲が

広くなり他の家族との接触が増えてきたようです。

さらにオスの角が成熟し、皮が剥がれてきました。いよいよ発情期に向け、

これまで静かだったシカの行動が活発化してきます。

オスばかりではなくメスたちも集合し、ボスオスが率いて集まるオスのグルー

プに対処する態勢をを始めている風にみえます。

これからオスとメスの駆け引きが見られるはずです。


オスジカの角、成熟

2020-09-18 15:51:14 | エゾジカの四季

ふくよかな角から鋭鋒な角に変身。エゾジカの角が成熟し、戦闘用の形になって

来ました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

           ★ エゾジカの角、成熟 ★

春から夏の栄養豊富な草を食べ、成長しガッチリした体格になってきたオスジカ

達、同時に頭の角も成長しました。

4歳以上の成人オスの角は三又四尖の形になり、外側に広がり、堂々としてきま

した。それまでふわふわのビロードのような厚い皮に覆われ、その下に張り巡っ

いる血管から多くの栄養を供給され、日に日に成長を遂げてきた角です。

8月の後半になり、柔らかかったビロードの皮膚が中の角に張り付くようになっ

来ました。角のいぼいぼが浮き上がり、皮が乾燥してきているのが分かります。

浮き上がっていた血管が目立たなくなり、退縮してきています。あまり栄養が

いらなくなった角の生えぎわで委縮が始まり、血管への血液供給が少なくなっ

てきています。

乾きだした皮膚は日を待たずして剥げ落ちるのは時間の問題でした。

そして先から剥げ落ちてきて、角の中身が現れたシカが現れだしました。

皮が剥げ落ちるのが早いかどうかで、ボス争いの有利に関わって来るのかどうか、

見る度に思います。