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窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ノビタキのヒナたち

2022-07-15 14:56:33 | 山野の鳥
巣立ちしたヒナはしばらくなわばりの中に留まる。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ ノビタキのヒナたち ★
 
翼の羽が伸びてきて飛ぶ能力が高まるまで。
彼らは灌木の上面やシシウドの下に入り、両親がエサを運んでくるのを待つ。
 
 
あまり離れることはない。離れると親たちが大変なことを知っているからだ。
離れすぎるとエサを運んで貰いずらい。
 
 
低空でハヤブサがやって来ることがあるから目立つようなところには出てこない。
 
 
翼に力が付くとヒナはなわばりの外に出ていく。
自然解消のように縄張りが消える。いつの間にかいなくなる。渡りの始まり。
 
寂しくなる。もうそこまで来ているかな。
 
 
海霧ばかりで観察しづらい。(泣き)

 


ノビタキの母さん

2022-07-10 18:46:06 | 山野の鳥

子育てに忙しいノビタキ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

           ★ ノビタキのお母さん ★

ヒナが巣立ちをした後、オス以上に頻繁に餌探しに奔走する。しかも心配性。

草地を歩くとすぐに警戒声を上げ、近寄ってくる。オスよりも近くにやって

来る。

その間にヒナは移動する。シロチドリの擬傷行動みたいに自分に気を向かせ

る目的。しつこい。

懸命さにこちらが悪い気になる。
 
 
草原にはイタチやハヤブサ、カラスなどプリデターが来るのでヒナにとり
一番危ない時期。
 
早々に退却するしかない。
 

 


カッコウが托卵を狙ってます。

2022-07-06 15:15:38 | 山野の鳥
 カッコウが第2托卵期に入っています。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ カッコウが托卵を狙ってます ★
 
今季は海霧が毎日のように発生してカッコウのオス同士の鳴きあいバトルに
出会えませんでした。たぶん違う日にはやってたとは思うのですが。
 
6月の初めの第1期には静かにやっていたかも。
 
7月に入り、後から渡って来たコヨシキリやシマセンニュウ、ノゴマの抱卵を
狙い、草地の灌木の上や枯れ茎に止まり、観察しています。
 
 
彼らは我慢強く、托卵する機会を狙っています。時々ノビタキに見つかり、
しつこくまとわりつかれてはいますが。

 


ノゴマ、囀る

2022-07-05 19:42:15 | 山野の鳥
ここ数年、ノゴマが少なくなってきている。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
             ★ ノゴマ、囀る ★

エゾシカがハマナスや小さな灌木の葉を食べるから。彼らが隠れる場所が
減ってきてるのが原因みたい。
 
 
頑張り屋さんのハマナスが根元の方から芽を出しているから期待をしてる
んだが。
 
 
オオハナウドが伸びてくると隠れやすいので、そんな場所は期待できるかな。
 
 

 


ノビタキのオス

2022-06-29 14:54:47 | 山野の鳥
 ようやくノビタキのヒナが巣立ちした。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
             ★ ノビタキのオス ★
 
ばらけたヒナたちに親たちはせっせと餌を運ぶ。
 
 
草原を歩くとよく親子と出会う。のんびり屋のヒナたちを護るために親たちは
威嚇と警戒の声を出す。護るという必死さが体から伝わってくる。
 
 
オスの羽は先の茶色の部分がすり減って黒い部分が露出してる。
翼の先も経たってきて割れてきている。
 
苦労が羽に出てきていて、頭が下がる。