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窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

夏鳥、アオサギ

2022-06-28 13:25:03 | 山野の鳥
野付湾のキャパシティーは奥深い。いったいどれくらいの渡り鳥を賄えるのか。
想像するだけでもわくわくする。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
            ★ 夏鳥、アオサギ ★
 
アオサギは以前は少なかったが、このところ数が増えている。干潟が出てくると
数百ものアオサギが点在して採餌をしています。
 
 
今時期は親鳥ばかりで、潮が上がってくるとさっさと帰って行く。
 
後背地の森にはどのくらいのコロニーがあるか、分かりません。北大の研究者が
来ているようですが、自分で探すのは大変です。
 
野付湾だけではなくアカハラやキュウリウオ、サクラマス、ヤツメウナギが
たくさん上がる河川にも入り、生活しているからです。
 
 
お旺盛なヒナの食欲を満たすために魚が手軽に採れる干潟に、潮が引くと
やってきます。

 


アカゲラ、威嚇

2022-06-23 18:18:39 | 山野の鳥
海抜0メートルの野付半島の森。今は小鳥たちが子育てに忙しい。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ アカゲラ、威嚇 ★
 
ミズナラの森を歩くと威嚇の声が次々に聞こえる。
 
侵入者には容赦ない。アカゲラは特に強烈。ヒナの声がしていると立ち去る
まであきらめない。
 
 
嘴にいっぱい獲りたての虫をくわえ、がなり立てる。
 
 
申し訳ないのですぐに立ち去る。

 


コヨシキリ

2022-06-21 18:58:48 | 山野の鳥

6月に入ってコヨシキリの縄張り争いが熾烈だ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

             ★ コヨシキリ ★

野付半島には川沿いや湿地の葦帯、ハマナスの灌木帯に多く棲みついている。

オスは川や牧柵替わり作られた盛り土、シカが通ったけもの道などに境界線

を作り、懸命に鳴いている。

コヨシキリもおそらく一夫多妻。多くのメスを囲い込むには人一倍の覚悟と

努力、エネルギーが必要だよね。

囀りポイントを決め、対峙する相手の囀りポイントを見極めて、移動する。

気持ちが相手に向かっているから、ポイントの近くに立って、やって来るの

を待つ。

よく囀ってる。頑張りや。

 


ノビタキ、苦戦

2022-06-09 20:08:42 | 山野の鳥

ノビタキが強風で苦戦しています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

            ★ ノビタキ、苦戦 ★

今季はオホーツク高気圧が根室地方に突出して張り付いているせいで、寒い。

毎日海霧が出て、風が強い。そのせいか、ノビタキが営巣に入るのが遅かった

みたいだ。虫が気温を見ながら発生してくるのか。

今頃抱卵している。囀るのは例年通りだったのに。

強風でオスは草茎に止まれず、しっかりした牧柵に止まる。

晴れてほしいな。気温が上がれば、嬉しいだろな。

渡りのしんがり、シマセンニュウがやってきた。

さぁ、カッコウが活発に飛びまわり出す。海霧がぶっ飛んでくれること祈り

たい。


キバシリさん、忙しそう

2022-05-18 17:13:36 | 山野の鳥

根室原野の春は駆け足だ。新芽の成長が早い。今日の景色は明日はない。

おばんです。小太郎でごじゃります。

          ★ キバシリさん、忙しそう ★

水芭蕉の出たての花を見に行った。小さな花が出たばかり。1週間経つと

花も葉も大きくなっている。

谷地坊主の上にヒメイチゲの小さな花を見つけた。隣にクロユリの新芽も

出ている。

鳥の気配を感じて上を見るとキバシリがいる。さくさく木登り。サッと飛び
消えた。そろそろ巣作りが始まるね。