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窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

走るキタキツネ

2022-06-20 19:06:53 | キタキツネの生態
キタキツネの走る姿はサラブレッドの走りに似ている。
 
 
余分な肉はなく、体がよく伸びて綺麗なラインが生まれる。
 
 
足元から毛が抜けだし、やがてすべての毛が抜ける。その時の姿は手入れの
行き届いた出走する前のサラブレッドだ。
 
 
まだまだ寒い。根室の梅雨は長いな。
キタキツネはきっとそう思っています。
 

 


キタキツネ

2022-06-14 16:00:40 | キタキツネの生態

ぽっこり目の前にキタキツネが現れた。目が合った。確認し合った瞬間、

走り出した。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

          ★ キタキツネ、素通り ★

驚いているほどでもないが、私の横を走って行く。キタキツネの瞬発速度は早い。

一瞬にして遠ざかって行く。昔、甲斐犬のセイちゃんを連れ歩いていた頃、彼が

キタキツネを見つけ走り出す前にキタキツネは瞬発して50m先に行っていた。

敵うわけがない。

ここ2週間、気温が10℃下回る日が続いている。そのせいか冬毛がまだ抜けて

いない。みすぼらしくはないが、毛つやが無くなっている。

これはこれで美しい。


海岸線を探索するキタキツネ

2022-05-31 13:58:34 | キタキツネの生態

相変わらず野付半島の浜を修行散歩しています。砂礫の上をてくてくと何か

いないかと頭を右に左に、上に下に。眼と首の筋トレを兼ねたいい運動だ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

         ★ 海岸線を探索するキタキツネ ★

僕と同じような奴がいました。キタキツネ、いつも出会うやつです。

打ち上げられた海からの贈り物を丹念に調べています。今年はイワシの群れ

まだ来ません。毎年5月はカタクチイワシの大群が黒い塊になって海岸近

くまでやってきます。

ときには湾内に入り、浅瀬に入り込んだイワシが砂浜に突撃して死ぬことが

あります。そんな時は、キタキツネだけではなくオジロワシやカラス、トビ、

ウミネコたちが歓喜を上げて集まります。みんなを満腹させたイワシ。誰も

いない砂浜に累々とイワシの死体が残ります。

沖合で知床遭難された人を探すコーストガードの船や自衛隊の船が行き来し

ているせいか、今季は群がまだ来ません。


海岸線を探索するキタキツネ

2022-05-31 13:58:34 | キタキツネの生態

相変わらず野付半島の浜を修行散歩しています。砂礫の上をてくてくと何か

いないかと頭を右に左に、上に下に。眼と首の筋トレを兼ねたいい運動だ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

         ★ 海岸線を探索するキタキツネ ★

僕と同じような奴がいました。キタキツネ、いつも出会うやつです。

打ち上げられた海からの贈り物を丹念に調べています。今年はイワシの群れ

まだ来ません。毎年5月はカタクチイワシの大群が黒い塊になって海岸近

くまでやってきます。

ときには湾内に入り、浅瀬に入り込んだイワシが砂浜に突撃して死ぬことが

あります。そんな時は、キタキツネだけではなくオジロワシやカラス、トビ、

ウミネコたちが歓喜を上げて集まります。みんなを満腹させたイワシ。誰も

いない砂浜に累々とイワシの死体が残ります。

沖合で知床遭難された人を探すコーストガードの船や自衛隊の船が行き来し

ているせいか、今季は群がまだ来ません。


雪原さすらい

2022-01-11 18:48:06 | キタキツネの生態

強風が吹いた後の牧草地。表面の雪が吹き飛ばされながら、引き締まって行く。

硬くなった雪原。孤高のキタキツネが歩き回っている。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

             ★ 雪原さすらい ★

マイナス10度以下に下がる日々がこのところ続いている。開かれた牧草地は山

尾根みたいに雪が吹き飛ばされ、窪地に溜まり、固まる。

その上をキタキツネが歩き回る姿を早朝に見かける。光りの濃淡が美しい時間

帯。気温が低いと歩きやすいのだ。

この時間帯はネズミが雪の下で動き回るのか、時々止まりじっと耳を静止し、

雪下の音を探知する。

硬い雪の下のネズミを探すのは大変。広範囲に歩き回ってチャンスを窺う。

美しい景色だ。