



ぽっこり目の前にキタキツネが現れた。目が合った。確認し合った瞬間、
走り出した。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ キタキツネ、素通り ★
驚いているほどでもないが、私の横を走って行く。キタキツネの瞬発速度は早い。
一瞬にして遠ざかって行く。昔、甲斐犬のセイちゃんを連れ歩いていた頃、彼が
キタキツネを見つけ走り出す前にキタキツネは瞬発して50m先に行っていた。
敵うわけがない。
ここ2週間、気温が10℃下回る日が続いている。そのせいか冬毛がまだ抜けて
いない。みすぼらしくはないが、毛つやが無くなっている。
これはこれで美しい。
相変わらず野付半島の浜を修行散歩しています。砂礫の上をてくてくと何か
いないかと頭を右に左に、上に下に。眼と首の筋トレを兼ねたいい運動だ。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 海岸線を探索するキタキツネ ★
僕と同じような奴がいました。キタキツネ、いつも出会うやつです。
打ち上げられた海からの贈り物を丹念に調べています。今年はイワシの群れ
がまだ来ません。毎年5月はカタクチイワシの大群が黒い塊になって海岸近
くまでやってきます。
ときには湾内に入り、浅瀬に入り込んだイワシが砂浜に突撃して死ぬことが
あります。そんな時は、キタキツネだけではなくオジロワシやカラス、トビ、
ウミネコたちが歓喜を上げて集まります。みんなを満腹させたイワシ。誰も
いない砂浜に累々とイワシの死体が残ります。
沖合で知床遭難された人を探すコーストガードの船や自衛隊の船が行き来し
ているせいか、今季は群がまだ来ません。
相変わらず野付半島の浜を修行散歩しています。砂礫の上をてくてくと何か
いないかと頭を右に左に、上に下に。眼と首の筋トレを兼ねたいい運動だ。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 海岸線を探索するキタキツネ ★
僕と同じような奴がいました。キタキツネ、いつも出会うやつです。
打ち上げられた海からの贈り物を丹念に調べています。今年はイワシの群れ
がまだ来ません。毎年5月はカタクチイワシの大群が黒い塊になって海岸近
くまでやってきます。
ときには湾内に入り、浅瀬に入り込んだイワシが砂浜に突撃して死ぬことが
あります。そんな時は、キタキツネだけではなくオジロワシやカラス、トビ、
ウミネコたちが歓喜を上げて集まります。みんなを満腹させたイワシ。誰も
いない砂浜に累々とイワシの死体が残ります。
沖合で知床遭難された人を探すコーストガードの船や自衛隊の船が行き来し
ているせいか、今季は群がまだ来ません。
強風が吹いた後の牧草地。表面の雪が吹き飛ばされながら、引き締まって行く。
硬くなった雪原。孤高のキタキツネが歩き回っている。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 雪原さすらい ★
マイナス10度以下に下がる日々がこのところ続いている。開かれた牧草地は山
の尾根みたいに雪が吹き飛ばされ、窪地に溜まり、固まる。
その上をキタキツネが歩き回る姿を早朝に見かける。光りの濃淡が美しい時間
帯。気温が低いと歩きやすいのだ。
この時間帯はネズミが雪の下で動き回るのか、時々止まりじっと耳を静止し、
雪下の音を探知する。
硬い雪の下のネズミを探すのは大変。広範囲に歩き回ってチャンスを窺う。
美しい景色だ。