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窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

厳寒の目覚め

2022-01-09 14:11:14 | オオハクチョウのいる風景
マイナス22度。夜明け前の気温は厳しい。夜中に氷の上で休んだ鳥たちに
朝陽が射す。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
         ★             ★
日射しが当たり始めると、気温が急速に上がる。
太陽のエネルギーは偉大だ。
 
 
厳しい寒さに耐えたオオハクチョウや水鳥たちが翼に入れていた頭を抜く。
目覚めだ。彼らにとっても、見ている方も、ほっとする一瞬。
 
 
 
 
 
 

 


とうとう南下していったかな。

2021-12-19 19:28:27 | オオハクチョウのいる風景
今朝はマイナス10℃近くまで気温が下がりました。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ とうとう南下して行ったかな ★
 
凍る気配が無かった野付湾。この冷気で氷が張っていました。
 
まだ一部ですが、オオハクチョウが塒にしていたヨシ帯の周りは凍っています。
 
 
寒気を察してか、ほぼ2か月逗留していたオオハクチョウの大半が姿を消して
行きました。
 
 
 
内陸部は積雪で真っ白。餌場にしていた牧草地は10㎝ばかりの積雪で食事が
しにくくなりました。
 
 
1週間前は内陸に飛んで行っていた群れの姿は春まで見ることができません。

オオハクチョウ退避場所

2021-12-15 18:22:26 | オオハクチョウのいる風景
西高東低の冬型の天気図が定着する季節。この時期は爆弾低気圧が通過して
行きます。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ オオハクチョウ、退避 ★
 
最近、名をはせる爆弾低気圧。道東で急速に発達し、台風以上のエネルギー
を蓄えながら通過して行きます。
 
 
風速30㎞以上の瞬間風速を記録しながら走り去って行きます。
 
 
海は荒れ狂い、浅瀬の海の海底を唸らせ、多くの海草や生き物が巻き上げられ
海岸に打ち寄せられます。
 
 
こんな時、風向きで普段ではありえないところにアマモが大量に打ち上げら
れたりします。今季は多くとどまっているオオハクチョウにはありがたい
食堂ができます。
 
 
今回は半島の中部にあるナラワラの湾に流れ込んでいました。海抜ゼロメート
ルの原始林に囲まれた湾は強風の時にオオハクチョウが風をよけるためによく
使います。
 
 
避難場所と食堂が同じ場所にできて、嬉しそうです。
 

 


オオハクチョウ、ねぐらから出勤

2021-12-01 18:47:57 | オオハクチョウのいる風景

日の出が遅くなりました。今は6時30分を過ぎます。太陽が出てくると

オオハクチョウたちが起きだします。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

         ★ オオハクチョウ、ねぐらから出勤 ★

 

待っていると対岸の春別川のねぐらからオオハクチョウたちが野付湾の

アマモ場にやってきます。

一日中、大繁殖しているアマモを食べて過ごします。


オオハクチョウの親子

2021-11-13 20:51:35 | オオハクチョウのいる風景
オオハクチョウがアムール川湿原から移動してきて、もう1カ月以上になります。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ オオハクチョウ親子 ★
 
今季は内陸のデントコーンが不作だったせいで、野付湾に滞在するオオハクチ
ョウが多いように見受けます。
 
牧草よりも湾内に生えているアマモの方が好みのようです。
 
 
潮の満ち引きが激しい野付湾。時間帯により水鳥たちの分布域が違います。
特にアマモを食べるオオハクチョウやコクガン、オナガガモは時間帯により
毎日、寄り集まっている場所が違います。
 
 
また、天気によっても違います。強風が吹くと風上の浅瀬に集まり、時には林
に囲まれた入り江のような場所に集まります。
 
オオハクチョウの親子、4羽が風に押しやられるように岸辺にやってきて食事を
しています。黒っぽいのが今年生まれの若たち。2羽の親に守られるように行動
しています。
 
 
風に押し流されるようにどんどん移動してきて、私の前を通過して行きました。