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窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

タンチョウ交尾

2020-04-09 15:19:33 | タンチョウのいる風景

3月のはじめ、ひそかに繁殖地に帰ってきたタンチョウ夫婦。雪解けの早い場所や

酪農家の堆肥の集積場所場所などで細々とエサを探して生活していました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

           ★ タンチョウの交尾 ★

雪解けが進んだ20日過ぎには自分の縄張りの中で生活を始めていました。すでに

営巣の準備期間に入り、産卵の準備をします。

産卵してから抱卵し、ヒナが生まれるまでに1カ月弱はかかるので、雪が残って

いるときに交尾し、産卵に入ります。

3月から5月にかけ移動性の高気圧や低気圧が次々に通過して行くので、産卵し

ても嵐や増水で失敗することがあります。

そのためにも早く産卵して、失敗にも備えるのです。

若いタンチョウも多く見られる時期ですが、営巣に入る夫婦はできるだけ

なわばりの中にいて、隙あらば入ってくる他の夫婦を撃退しています。

交尾がいつ、どのように行われるかは公式が無いので偶然を頼るしかありません。

交尾は前触れもなく行われます。若い連中はツルの舞を舞っていますが、

交尾前の夫婦はしません。2羽が飛んできて、突然に交尾が行われます。

その様子を順を追い、写真を続けます。

メスが体を斜めにし、腰を低くして、後ろに回ったオスが乗りやすい姿勢にを

とります。しかも一瞬です。今年は運よく、その現場に出くわしました。

メスは腰をあげ、頭を上げます。

オスが乗ると、メスは体を水平にします。

互いに翼を広げ、体をできるだけ水平に保ちます。

メスは尾羽を斜めに上げ、オスの交接器が自分の総排泄口に入りやすくします。

メスは体をひねり、腰を斜めに高く上げます。

オスは腰を低くして、交接をして、終わります。

あとは、なんとなくそっけない仕草をします。メスはまだ腰をかがめたまま。


タンチョウ交尾

2020-04-08 19:16:36 | タンチョウのいる風景

3月のはじめ、ひそかに繁殖地に帰ってきたタンチョウ夫婦。雪解けの早い場所や

酪農家の堆肥の集積場所場所などで細々とエサを探して生活していました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

           ★ タンチョウの交尾 ★

雪解けが進んだ20日過ぎには自分の縄張りの中で生活を始めていました。すでに

営巣の準備期間に入り、産卵の準備をします。

産卵してから抱卵し、ヒナが生まれるまでに1カ月弱はかかるので、雪が残って

いるときに交尾し、産卵に入ります。

3月から5月にかけ移動性の高気圧や低気圧が次々に通過して行くので、産卵し

ても嵐や増水で失敗することがあります。

そのためにも早く産卵して、失敗にも備えるのです。

若いタンチョウも多く見られる時期ですが、営巣に入る夫婦はできるだけ

なわばりの中にいて、隙あらば入ってくる他の夫婦を撃退しています。

交尾がいつ、どのように行われるかは公式が無いので偶然を頼るしかありません。

交尾は前触れもなく行われます。若い連中はツルの舞を舞っていますが、

交尾前の夫婦はしません。2羽が飛んできて、突然に交尾が行われます。

その様子を順を追い、写真を続けます。

メスが体を斜めにし、腰を低くして、後ろに回ったオスが乗りやすい姿勢にを

とります。しかも一瞬です。今年は運よく、その現場に出くわしました。

メスは腰をあげ、頭を上げます。

オスが乗ると、メスは体を水平にします。

互いに翼を広げ、体をできるだけ水平に保ちます。

メスは尾羽を斜めに上げ、オスの交接器が自分の総排泄口に入りやすくします。

メスは体をひねり、腰を斜めに高く上げます。

オスは腰を低くして、交接をして、終わります。

あとは、なんとなくそっけない仕草をします。メスはまだ腰をかがめたまま。


タンチョウ交尾

2020-04-08 19:16:36 | タンチョウのいる風景

3月のはじめ、ひそかに繁殖地に帰ってきたタンチョウ夫婦。雪解けの早い場所や

酪農家の堆肥の集積場所場所などで細々とエサを探して生活していました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

           ★ タンチョウの交尾 ★

雪解けが進んだ20日過ぎには自分の縄張りの中で生活を始めていました。すでに

営巣の準備期間に入り、産卵の準備をします。

産卵してから抱卵し、ヒナが生まれるまでに1カ月弱はかかるので、雪が残って

いるときに交尾し、産卵に入ります。

3月から5月にかけ移動性の高気圧や低気圧が次々に通過して行くので、産卵し

ても嵐や増水で失敗することがあります。

そのためにも早く産卵して、失敗にも備えるのです。

若いタンチョウも多く見られる時期ですが、営巣に入る夫婦はできるだけ

なわばりの中にいて、隙あらば入ってくる他の夫婦を撃退しています。

交尾がいつ、どのように行われるかは公式が無いので偶然を頼るしかありません。

交尾は前触れもなく行われます。若い連中はツルの舞を舞っていますが、

交尾前の夫婦はしません。2羽が飛んできて、突然に交尾が行われます。

その様子を順を追い、写真を続けます。

メスが体を斜めにし、腰を低くして、後ろに回ったオスが乗りやすい姿勢にを

とります。しかも一瞬です。今年は運よく、その現場に出くわしました。

メスは腰をあげ、頭を上げます。

オスが乗ると、メスは体を水平にします。

互いに翼を広げ、体をできるだけ水平に保ちます。

メスは尾羽を斜めに上げ、オスの交接器が自分の総排泄口に入りやすくします。

メスは体をひねり、腰を斜めに高く上げます。

オスは腰を低くして、交接をして、終わります。

あとは、なんとなくそっけない仕草をします。メスはまだ腰をかがめたまま。


タンチョウ親子、のんびり

2020-03-30 14:33:54 | タンチョウのいる風景

引き続きタンチョウの話。

なわばりを持つタンチョウは毎年、同じ場所に帰ってきて営巣をする場合が多

いです。昨年、1羽のヒナを育て上げた夫婦が今年も同じ場所に帰ってきました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

        ★ タンチョウ親子、のんびり ★

原生林を切り開き、開墾して作られた牧草地は起伏に富んでいます。なだらかな

丘陵地は牧草地にし、谷部や川は周りに林を残してあります。

林の中は湿地が多く残され、タンチョウが営巣するのに適した場所になってい

ます。原生の森だったころはおそらくタンチョウはいなかったはずです。

明治からの急速な開発によりタンチョウの営巣地は消失して、一時は絶滅寸前

まで追い込まれました。懸命の保護活動とともに回復してきて、世界的に有名

なタンチョウの生息地域へと回復してきたことは誇らしいことです。

その間に、タンチョウが環境の変化に適応してきたことが急速な数の増加に寄与

しています。タンチョウたちは牧草地の中に残された谷部の谷地に目を付けた

のです。それまでは海岸線の湿地や河川流域の湿地で営巣してきたのが、原生林

が牧草地に変わったことで内陸にまで棲息地域が広がったのです。

適応放散とよく言われますが、数が増え棲む場所が少ないことから若いタンチョウ

が内陸に移り、牧草地の中の湿地を利用しだしたのです。

農薬が使われない牧草地はミミズやバッタなどが生息し、谷内にはカエルや魚が

います。この親子連れの夫婦はおそらく今年は繁殖をしません。するなら子を追い

払っている時期です。

交尾をする時期です。大地の凍れが強く、解けた雪が水たまりになっています。

のんびりと水を飲み、緩やかな時間を過ごしています。


あるある、ところを利用するタンチョウ

2020-03-27 16:23:08 | タンチョウのいる風景

春、タンチョウは酪農の牛舎周りにやってきます。糞にまみれた敷き藁が山積

みにされた堆肥場があるからです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

       ★ あるある、ところを利用するタンチョウ ★

堆肥は細菌により発酵し、寒い時には湯気がもうもうと出てきます。発酵する

ことで温度が上がり、そこに棲みついたミミズが中に含まれる有機物や微生物

を食べ、繁殖します。

タンチョウはそれをよく知っていて集まってきます。越冬地から繁殖地に帰っ

てきたタンチョウにとり、堆肥の山積み場所は高タンパク質を摂るには恵まれ

た場所。集まってきます。

3月の酪農堆肥場にはなわばりを持つ番いと子供、若き個体たちがやってきます。

牛たちはタンチョウには興味を示さず、互いにのんびりとして過ごします。

牧草地に雪が残っているときは、一日中いるときもあります。近くにデントコ

ーン畑があるときはそちらに行き過ごしています。

4月になると沢にはエゾアカガエルが卵を産みに集まります。タンチョウには

これから動物食がたくさん手に入る季節です。