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窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オオワシが集まるときがある

2022-03-04 18:23:24 | ワシのいる風景
爆弾低気圧が過ぎ去ったあと、海岸にアザラシの死体が上がった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
        ★ オオワシが集まるときがある ★
 
それを見つけた鳥たちが集まっているのに気づく。オオワシ、オジロワシ、
ハシブトガラス、ハシボソガラス、ワタリガラス、シロカモメ、オオセグロ
カモメと肉食系の鳥たちだ。
 
 
道路からはほとんど目立たない。カモメたちがしきりに舞っている。あやしい。
 
歩いて行ってみると警戒心の強いオオワシがたくさん来ていた。
 
アザラシの硬い皮を引き裂き、中の肉を露わにするのはオオワシの鋭いくちば
と彼らの力が頼りなのです。
 
 
日ごろは姿を見せないのに、嗅ぎつけてくる能力には感心する。
 

 


雑魚目当てに氷上にやってくるオジロワシ

2022-02-09 19:57:55 | ワシのいる風景
網揚げで氷上に投げられる雑魚。味の良くないカワガレイやカジカなどの魚
はワシたちにとりありがたい食べ物です。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
最初に捕りに来るのは体の大きいオオワシ。次々に取り去られるとその後に
オジロワシがやってきます。
 
 
じっとオオワシが去るの待ち、その後にオジロワシがやってきます。
お腹が極端に減っているときは急襲する個体はいますが、周りを取り巻き
オオワシの様子をじっと伺い、辛抱強く待っているのです。
 
 
オオワシたちが少なくなるとオジロワシは飛び立ち、残りの魚を捕りに来ます。
 
 
時間はわずかにほとんどの魚が10分以内になくなります。見事な速さです。
 
彼らはわきまえているのです。
 

 


風蓮湖のオオワシ

2022-02-07 19:03:24 | ワシのいる風景
12月の気温があまり下がらなかったせいで、風蓮湖が凍るのが遅くなった。
1月に入り寒気が入り、ようやく氷の厚さが30㎝以上になった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
             ★ 風蓮湖のオオワシ ★
 
ただ、厚くなるのが遅かったせいか、今年は氷下待ち網漁の網の設置数が少
ない。
 
例年なら湖面のあちこちに網が仕掛けられている光景が見られるのに、ぽち
ぽちしか見られません。
 
湖面に出てワシの姿を探しますが、遠くてなかなか見つけられません。走古丹
街を目指して歩いて行くと湖面に降りているオオワシの姿が見えだしました。
 
 
夫婦の漁師さんが網を上げています。あわてて近寄って行くとすでに漁師さんが
残して行ってくれたカレイやカジカを争って食べに来ています。
 
 
網を仕掛けるために切り出された氷の塊の上にオオワシが止まっています。
それぞれが魚を1匹ずつを掴み森に帰って行きます。

オオワシ、集合

2021-12-24 15:42:19 | ワシのいる風景
今年はオオワシが集まるのが早い。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
             ★ オオワシ、集合 ★
 
コマイ漁の定置網が入っていたころは1月の初めが多かった。
 
 
入らなくなってから10年近くなるが、喰うものが無ければ来なくなるのは当た
り前。寂しい年が続いたが、今年は多い。
 
国後島や択捉島でのシロザケやカラフトマスの遡上が悪いのか、例年より早く、
多く姿を見せている。
 
 
海岸線で止まり、海を見ている。12月にイワシの大群が来たことと関係するのか。
空中で群れになって旋回してみるのを観察した。
 
 
珍しい光景だった。