４７歳一刀貫の剣道挑戦記～三十八本目！

さて来週に納会大会を控え、昨日が今年最後の稽古となりました。
私も剣道初めて１年が過ぎましたが、稽古の度に眉間にしわが寄るばかり。
格好良くありたいと思って始めた剣道なのに、あまりの格好悪さを何とかしないとと焦るばかり。
この初心者丸出しのういういしさを、何とか少しでも払拭しなければ。
うーん、まずは道着と防具をダメージ加工でもしてみるか…(←そういう所がダメなんです

これではイカんと、先生方に特別お願いして、江少剣の前に稽古頂戴しました。
先生方お休みの所すみませんでしたありがとうございました。
気持ちだけはあったものの、実際根詰めてみたら手の皮が剥けました。

　　　 弱っ

昨日一日のコンセプトは「構え」。前回の稽古で剣線が高いと注意を受けたので、
少し低めにしてみる事。それと相変わらず左を向く足をまっすぐに。
胸を張って、左のひかがみが曲がらないように注意して・・・

ってやってたら腰に来ました。 弱っ
それと両二の腕となぜか下腹が筋肉痛。一体一年何をやってきたんかと。

実は昨日の日中の稽古に、本当に久々に息子も参加させて頂きました。
膝を痛めていて、本当に久々の稽古に付き合わせたのですが。
やはりブランクがあって精度は低い物の、まあ、上手。
小学校１年から高校三年間の部活まで、１０年以上剣道に打ち込んだ日々は伊達じゃないですね。
江少剣では年間１５０回以上、高校の部活なんか盆暮れ正月も朝晩稽古でしたしね。

打突に力みがないのと、なんていうんでしょう立った時のバランスが良いんですね。
「こ、こいつ強い！」っていうより、「ああ、たくさん稽古したんだなあ」というのを感じました。
構えた時に、たくさんの稽古に裏打ちされた、余裕のような物があるんです。
昔から不思議と体幹には優れていたんですが、
腕力は女の子よりも弱かったり(今でも腕相撲やったら僕の方がはるかに強いと思いますw）、
虫も殺せないような性格で(多分本当に殺したことないでしょう、そしてハムスター大好き(笑笑笑))、
猛々しさとはまるで無縁。ですので基本格闘技たる剣道に向くタイプではないでしょう。
でも、これだけの剣道が出来る。何でなのかと考えるに。

答えは簡単たった一言、たくさん稽古したからですね。

となれば。これから稽古の積み重ねで追いつくわけがない。彼我の差は、あまりに大きい。
いや考えてみれば先生方はもちろんの事、江少剣の小学生にだって追いつかない。
でもただ一人、稽古の積み重ねで勝負できるとしたら、自分ですかね。
だから他の誰に勝とうじゃなくて、昨日の自分に挑戦。
きっと剣道に関しては、自分史上今が一番強いはず。
だから、今日の自分に明日挑戦しよう。
そして明日の自分に負けないように、今日をがんばろう。
本当に有難い事に、教えて下さる先生がいらっしゃる。
先生のお力を借りて、苦しいのを少しでも乗り越えて。

剣道を通じて、人生最強の自分を、更新だああっ！


・・・さて、ちょっと外廊下で素振りでもしてみますか。

明かるく楽しく元気よく！
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