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私立中高一貫校 高校生の子どもに対し親が出来ること 参考用

2023-07-05 07:44:55 | 日記
以前お会いしたS先生に言われたのは、
親が出来るのは、
「栄養のあるものを食べさせて、
ぐっすり眠れる環境」
と言われました。

以前は、教員の「働き方改革」がなかったこともあり、
公立高校の進学校は、
「塾に行かなくても難関校に合格できます」
ということを売りにしている学校が多かった。
だから、先生が交代で、
朝補習・夜補習を充実させ、
「学校でしっかり勉強をしているので、
自宅ではゆっくり休ませてあげてください」
と保護者に言っていた。

ところが、「働き方改革」で労働時間は、
短くなり、更に共通テストも対策が立てれない。
そうなると、
「ご家庭で生徒が成績が上がるように考えてください」
となります。

実際まだ開始され数年しか経過していない共通テスト。
大手予備校でさえ、対策は立てられていない。
※実際、河合から今年共通テスト前に、
 着たメールマガジンは、
 河合は対策を立てられていないと、
 記載されていました
 また、東進は当てたと言っても、
 2割ぐらいしか的中していません
まだ傾向さえつかめていないのが現状です。
 
受験で飯を食っている予備校で出来ないことが、
受験対策だけ出来る環境ならまだしも、
ほかの授業や業務、担任を抱えている、
全国の高校がやすやすと出来るわけがない。
と言われました。

だから、現在は、
「成績が下がったら、本人の責任」
「いじめも本人の責任」
としてしまう学校が増加。
それもあり、昔は、そんなに人気のなかった、
通信やネット高校が、今や馬鹿にできない割合、
進学しています。
同じ対策をされないなら、
人との関わりが嫌な場合、無理して、
大勢の生徒のいる全日制でなく、
配慮のある、
通信やネット高校を考えて行くでしょう。

私が思う、高校生の子どもにできることは、
「家に帰りたくなる環境を作る」
「栄養のあるものを食べさせる」
「ぐっすり安心して眠れる環境にする」
「わが子に寄り添う」
「最新受験情報を手に入れる」
だと思っています。

夫婦喧嘩をしたり、
「自分は本当に進学できるのか?」
と不安を抱えての勉強は辛いものがあります。
私が親として出来るのは、
これぐらいかな?と思っています。
ただ、受験情報は、進学校や、
予備校など受験対策をしているところへ、
通学していないと、厳しいものがあると思います。
実際ネット情報は、あてにならないと、
S先生も担任も言われていました。

センター試験時代も、当初はコロコロ変わっています。
あの当時は、驚くなかれ、東大・京大ダブル受験、
ダブル合格する学生も存在していました。
本当に優秀な学生なのでしょうが、
わずか数名といえども、実在していました。
※平成初期の話です

センターも、10年ぐらいすれば定着はしていましたが、
当初は、恐らく今のような環境だったのだと思います。
今の環境を嘆くのではなく、
わが子が自分の納得する結果が出せるように、
サポートしていきたいと考えています。



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