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高2病 続き 参考用

2020-03-12 07:38:39 | 日記
昨日は時間がなかったので、書ききれませんでした。
続きを書きます。

高2といえば、人生の先が見え始める時期でもありますね。
例えば、医者になりたいと思っても、
学力や経済力的に難しいなどもわかってくるのが、この辺りかもしれません。
実際、先日からよく出てくる少年は、幼少期から成績が良く、
親戚の開業医に後継ぎがいなかったので、
「将来は、おじさんの養子になって、後を継いでくれ」
と言われていたようです。
でも、中学辺りから、
「医者は訴訟などのリスクがあるから嫌」
と言い出し、文系理系とも優秀でしたが、文系に行くことを決めたようです。
※理系に行けば、期待されると思ったらしい
なぜ彼が高2病に陥ってしまったのかは、あくまでも推測でしかありませんが、
「燃え尽き症候群」になってしまったのか?
と思っています。
彼は、国立大附属中学出身ですが、成績は、上位20位以内にはいつも入っていたようです。
途中、同じ県内ですが、父親の転勤による引っ越しで、かなり遠くから通学することになってしまったため、
附属高校は受験せず、お姉さんと同じ近くの進学校に行くことにしました。
常に模試で、合格圏内の総合点数100点以上上だったので、特に勉強もせずに合格。
入学してからも、附属中学は勉強が進んでいたので、そんなに苦労はしなかったと言っていました。
ただ彼は、成績は良かったけれど、かなり縛られた人生でした。
例えば、通信教育も資格試験もお金がかかるからダメと言われ、
授業料免除になる大学を調べて受験する、という方法を選択せざるを得ませんでした。
おそらく、その縛りが窮屈になっていったのでは?
と思います。

親戚の子は、スポーツの特待ではありませんが、推薦入学で高校に入学。
高1の終わりにけがをし、部活を退部したことで、登校拒否。
この後、退学したいで、いろいろあったみたいです。
というのも、その学校は、公立と言っても実に中途半端。
スポーツで入学した子は、大学もスポーツ推薦で入るように指導します。
また、普通科しかないのに、受験指導も熱心ではないので、
短大か専門学校に行く子が多い。
就職は、かなり優秀な子しかなかなか決まらない。
という、本人もどうしていいかわからない状態になってしまいました。
結局、親の説得で、
「高校卒業してから考えろ」
で、3か月の登校拒否後、卒業し、フリーターを2年して、最近つてで就職したようです。
でも、別の同じ学校の子は、中退してしまいました。
周囲の環境もあるかもしれませんが、高2病は他人ごとではない問題なのです。