地球の裏からまじめな話~頑張れ日本

地球の裏から日本頑張れ!の応援BLOGです。
証券関係の話題について、証券マンとしての意見を述べていきます

ひたすら・・・放置していてすみませぬ!

2006-03-29 05:10:00 | 正しい金融知識
いやはやお詫びの言葉も出ませぬ、ほんとごめんなさい。
毎日たくさんの方々にお出でいただいているにも関わらず、ここの主がこの体たらく。。

まずはコメント欄のほと様。
これって実はおっしゃる通り凄い情報なのですよ、有難うございます!
実は前にも書いたかもしれませんが、証券マンってのは非常に怠け者が多くて(もちろん自分を含みます~笑)、四季報をきちんと読みこなしている奴なんて余り聞かないのです。もちろん人によっては違うかもしれませんが、あの商船三井の話をロンドンの連中にした時には、ほぼ全員から「他も調べてくれ~」と要請があった訳です。
それにしてもやっぱり個人的にはファイナンス情報を堂々と四季報にて書いちゃうって言う神経がどうも理解できないのですなぁ。
これってもちろん四季報予想、って域を出ないのかも知れないのであるけど、それにしてもなぁ、、、ファイナンス情報ってのは証券会社の中でももっともインサイダーに近い場所にあるので、そりゃあ近年チャイニーズウォールが厳しいんだから(笑)。

ただこれは公表されている訳ですから、この情報をどう使おうがそれは投資家の勝手です、念のため。

~~~
いや正直この頃相場が余り面白くないし、これって言った興味の湧くニュースも無いのでなかなか書く気が起きないのは事実なのであるね。
仕事も年度末でそれなりに事務的な事が結構あるしね。
ただ、相場を結構じっくり考える時間もあるので、それはそれでありがたい訳で、この頃は結構クゥエートとかあの辺の中東のマーケットの流れにちょいと注目していたりする訳で、それにしても今度機会があったらご覧になると良いけど、クゥエート市場のチャートってのも凄く教科書どおりって言うか。
昨年は棒上げ状態で12月手前まででほぼパフォーマンスは1.5倍、その後下押して、直近ダブルトップを付けて現在は下降局面。それにしてもあんなチャートを見るとやっぱり彼の国も、当たり前だけどオイルの恩恵をきっちり受けているってのが良く分かる。29ドルだか39ドル以上のオイル価格はアラーの神の思し召しとか言われているようであるけど、あれだけ相場が上がれば景気も良いし、そしたら金利も上がっていくわなぁ、と。
世界的金利上昇はほぼ既定路線であると思うけど、それをきっちり織り込みに行くのがいつ頃からなのか、その辺は議論も分かれようけれど、やはり今年の相場を考えると素直には行かないよな、ってのが見えてくる。

なんて下手な相場講釈はこの辺で。

私は偉そうだけど、少しでも多くの方々が相場に対して正々堂々と対峙して欲しい、との願いも込めてこのBLOGを書いている。
発端はライブドアだけどね(笑)。
例えば新規公開株に関する例の誤発注問題。
東証が誤発注に関しての一定以上の公表を決めたようだけれど、それは私にはどうでも良い。まして証券会社の誤発注に対して投資家がいくら稼ごうが、これも私はある意味正しいアーブだと思っているからこれも問題視はしない。
ただちょいと残念なのは、今はどうか知らないけれど、初めから誤発注を狙って、新規公開株に対して1円とか2円の指値を入れている投資家が居る、って事だ。

証券会社、特にネット系は、それらのオーダーを入れられちゃうだけで、システム負担だぁ!とか騒いでいるけれど、そんなことも私は知ったこっちゃ無い。そんなものはその証券会社が稚拙なシステムを使っているからで、それは東証同様私は投資家の責任だなんてこれっぽちも思わない。
ただ私が感じるのは、その発想と言うか、本来投資ってそういうものじゃないでしょ、と言う事だ。
あくまでもその株価が高いか安いか、それを各人が判断して買ったり売ったりするのが投資の基本であって、新規公開株に対して初めから誤発注狙いの注文を入れるのはカッコいいとは言えないわな。
そうじゃなくて、少なくともこの拙BLOGを訪れてくださる投資家の方々には是非とも正々堂々と戦って欲しい、とちょいと思ったので。
結局抹香臭い説教タレ臭い話になってすまぬ、と。

あと、今週末、MSCBやら企業の買収防衛に関してのその部署のプロの意見を聞く機会がありそうなので、それに関しては必ずここで報告するので、楽しみにしているように。
では本日はここまで。