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金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

砂ずりの藤(奈良・春日大社)

2015年05月01日 19時15分27秒 | 

 

奈良・春日大社の「砂ずりの藤」 を見に行って来ました。ゴールデンウィークでもあり、
観光客や修学旅行の生徒さん達で、奈良公園内はどこもごった返し、併せてここしばらく好天が
続いているため、砂埃が舞っていました。

お隣の春日神苑「萬葉植物園」の藤も撮ってきましたので、共にご覧下さい。

 

 この「砂ずりの藤」樹齢800年を超える銘木。野田藤の変種で、花房が地面をはうぐらい長くなるので、
こう呼ばれています。今日は長いので1㍍ぐらいあり、2~3日後には1・5㍍ほどになるそうですよ。

 

 「下り藤」は、春日大社の定紋になっており、大切に守られています。

 絵馬も奈良のシンボル・鹿バージョン。
奈良県産の檜が使われています。

 

 

ここからは「萬葉植物園」の藤です。

 「萬葉植物園」には、20品種、200本の藤が楽しめる回遊式庭園「藤の園」があり、
白、ピンク、紫と春の陽光をいっぱいに浴び、咲き乱れていました。

この藤は八重黒龍と言う名がついています。この他にも黒龍、甲比丹、長崎一歳、
八尺など珍しい品種が揃っています。

 

5月上旬まで観賞でき、早咲き⇒中咲き⇒遅咲き
と、順次開花していくそうです。
                                       

 奈良と言えば鹿さんですよね。鹿の写真が1枚もない
のは寂しいですので、定番ですが、、、。
この子は今年生まれました。奈良公園で見かけられま
したら? 鹿せんべいをご馳走してやって下さいね。
ありがとうございました。

                                    (2015・5・1)                                      

 

 

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春の滴 春牡丹

2015年04月14日 01時07分07秒 | 

長雨続きでウンザリの毎日、、、.この雨を使って撮りだめた写真の整理を
しょうと頭では思うのだが、体の方が「まだええやン」と、ついてきてくれな
い。
そうはいっても、ブログの更改はしたいし、ウンザリとばかりは言って
おれない。
隙間を縫って、近くの大阪府立花の文化園に「ボタン」の花を
見に行って
来ました。

もちろん花の撮影が目的ですが、今まで私が持っていなかった防水を施し
たカメラを最近購入、その性能テストも兼ねてですが…。こちらの方は、
頭も体もすぐに反応してくれましたが、さて、出来具合は??

(花の名前は、添えてあります名札の通り記載しました)。 

 

ショウジョウピンク(ボタン科)


花の文化園の牡丹は、中・日・欧米産など200種以上
観賞できますが、見頃はもう少し先のようでした。

ヘメリカ

ハナコチョウ

 風丹白 

コウト

トウリョク

寒桜獅子

 

園内に咲く他の花も見てきました。花の文化園はいつ訪れても
お花いっぱい。退屈はしません。
最近、駐車場が無料になりましたよ。 

キバナカタクリ(ユリ科)

 ヒイラギソウ(シソ科)

 オチフジ(シソ科)
ラショウモンカズラによく似ていますが、
カメムシのような臭いにおいがします。

 キビヒトリシズカ(センリョウ科)

 チュウリップ(ユリ科)

 ミズバショウ(サトイモ科)

 ユキモチソウ(サトイモ科)

 オキナグサ(キンポウゲ科)

 シャクナゲ(ツツジ科)

 エビネ(ラン科)

 タカサゴカラマツ(キンポウゲ科)

 ブルビネラトリクエトラ(ツツボラン科)

 

もうしばらくは、はっきりしない 天候が続くみたいですが、
間もなく金剛山の春本番、その日に備え、カトラ谷などの
花街道では、お花さんたちが念入りにお化粧中ですよ。
楽しみですネ。
                                            (2015・4・14)

 

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春の足音が…ハナナ、ユキワリイチゲなど

2015年02月09日 22時50分49秒 | 

  私、忍者はここしばらく、野鳥の追っかけにドップリとはまっておりますが、

                              そろそろ、春花のお目覚めが始まる時季が迫ってきましたので、

                              金剛山の山野草撮影の「目慣らし」を兼ねまして、ぶらぶらしてきました。

 

 ハナナ(アブラナ科)別名・菜の花。

                              黄色く咲く花は、春の風物詩。

                              ヨーロッパ原産のアブラナの野生種を、品種改良され生まれましたが、

                              カブ、ハクサイもアブラナの野生種から作り出されました。

観賞用と食用がありますが、食用品種は次々に蕾が出るように分枝しますが、

                            観賞用は切り花にしやすいように、分枝しないように 改良されています。

寒牡丹(ボタン科)

 

 ポリジ(ムラサキ科)

                                 地中海沿岸が原産地。和名は「ルリジサ」。高さ30~70㌢、

                                 花期3~7月。花はワインに入れると青から赤に変身します。

                                 葉はサラダに、花は料理の飾りやハーブティーなどに使います。

 マンサク(マンサク科)

                                名の由来は早春、他の花より先に咲くので「まず咲く」

                                が訛ったと言う説や、枝に黄色い花を沢山つけるので、

                                お米の「豊年満作」から来ているなど、諸説あります。

 ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)

                              「雪割」は早春を、「一華」は一茎に一輪、

                               花を咲かせると言う、意味があります。

 学名のkeiskeanaは、明治の植物学者・伊藤圭介にちなんだもので、

                               伊藤はシーボルトに植物学を学んだそうです。

 サツマイナモリ(アカネ科)

セツブンソウ(キンポウゲ科)

 

ウメ(バラ科)

 

 

 

                            昨年12月9日に投稿しました、金剛山の「テン」ちゃんに今日(9日)

                           再会しました。テンちゃんは私に「元気にしてるか」とばかり、

                           懐かしそうに私の顔を見つめ??「写真はもう勘弁してや」と、早々に、

                           ブナ林の中に姿を隠しました。テンちゃんも元気でな!

 

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

                                                (2015・2・9)

 

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セツブンソウ(節分草)

2015年02月03日 00時12分35秒 | 

                            セツブンソウ(キンポウゲ科)日本原産の多年草。 

                                 きょう3日は節分。節分の頃に花を咲かせるので「セツブンソウ」

                                 と名付けられたそうです。高さ10㌢ほどで、花の直径は2㌢。

                                 花期は2~3月。暖かい地方では節分の頃には開花しますが、

                                 寒い所では3月の上旬ごろから開花が始まります。

                                 早春に咲く花では「セツブンソウ」は開花がトップクラス。

                                 そのため「春告げ花」とも言われ、その可憐さに魅かれ、

                                 山野草の追っかけさんだけではなく、ファンは多いですよ。

 

                            白い花びら(普通は5枚あります)のように見えるのは顎片です。

                            花びらは退化してしまい、蜜腺(黄色い部分)となっています。

  

                             黄色い部分が蜜腺、そして紫の所が「葯」です。

 

                              セツブンソウは草取りなど、手を入れてやらないと育たなくなり、

                             放置しておくとやがて姿を消してしまいます。

                             自生地の環境の変化などで、今やセツブンソウは、

                             希少植物になってしまいました。

 

 

                             セツブンソウの球根は、秋から生育を始めますが、

                             姿を見せてくれるのは春の3か月ぐらい。

                             花がすむと地中の球根の状態で、また秋まで休眠

                             に入ります。

                         

                                   (追伸 セツブンソウは石灰地を好むそうです)

                                                 (2015・2・3)

 

 デジブック「金剛山の樹氷」を公開しました。

こちらも覗いてみて下さいネ。お願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

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スイセン(赤阪千早スイセンの丘)

2015年01月08日 12時28分58秒 | 

 

                                                         赤阪千早村「スイセンの丘」の、スイセンが開花しましたよ。

                                           例年より少し早いような?気がしますが、金剛山からの風に乗って、

                          甘い香りを振りまいています。例年通りだと見頃は2月中頃ですが…。

  棚田休耕田を利用した「スイセンの丘」

甘い香りを漂わせているのは、

5万本のニホンスイセン。

                      

 千早赤阪村は南北朝期の武将・楠木正成が活躍した地。

 スイセンの丘も、時代をさか上れば出城跡だそうです。

 

 

2月中旬にはこのような情景が見られますよ。

(写真は昨年撮影したものです)

 

スイセンは3月初めまで、楽しめます。

 (2015・1・8)