天井のない植物園・金剛山も、この時季になるとさすがに花の姿は少なくなります。
お山が雪景色(樹氷)に変わるまでのあいだ、
例年なら繋ぎ役で、果実類が撮影の対象物として彩を添えてくれていました。
が、どうしたわけか今年は樹・草類共に実付きが悪く、探すのに一苦労でした。
今回はフルーツのような美味しそうで、可愛らしい果実を集めました。
フユイチゴ(バラ科)
多くの木苺類は夏に熟しますが、フユイチゴは今頃から熟します。
葉には細かな鋸歯があり、赤い実は冬枯れの山で一際、目につきます。
食べられますが、あまり美味しくはないそうですよ。
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)
トキリマメ(マメ科)
落ちそうでなかなか落ちません。
この状態で1週間が経ちました。
ノイバラ(バラ科)
ツヅラフジ(ツヅラフジ科)
ブドウのようで、思わず手が…。
コマユミ(ニシキギ科)
スズメウリ(ウリ科)
ハダカホオズキ(ナス科)
ヤマホオズキ(ナス科)
ムラサキシキブ(クマツヅラ科)
秋の陽光に映える紫色の実は綺麗ですよ。
サネカズラ(マツブサ科)
おいしそうな果実ですね。
ミヤマシキミ(ミカン科)
ウバユリ(ユリ科)
ツリバナ(ニシキギ科)
水を欲しがりますので、沢沿いでよく見かけます。
ツルリンドウ(リンドウ科)
ノササゲ(マメ科)
金剛山のフルーツ、いかがでしたか。
(いつもありがとうございます)。
(2014・11・26)