一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2019.11.23 八経ヶ岳撤退

2019年11月25日 | 大峰山脈
先週行けなかった大峰山系、アホの一つ覚えのような今月3度目の山行は2度目の八経ヶ岳に登ろうと思い車を走らせる。
この日は晴れて日中20℃を越える暖かさになるとのこと。
半分位で出発したガソリンが169号線から309号線に入って、予想を超えて早く減り、目盛りが2つ減って3つになる。
行者還トンネルの東口か西口のどちらかに駐車しようと思っていたが、だんだん心細くなってきて、少しでも手前が良いと思い前回と同じ90番ポストに7時20分頃車を停める。
早朝から暖かくて良い天気が広がっているが、帰路のガソリンのことを思うともう一つ、さあ登るぞと言った気になれない。
せっかくここまで来たので気を取り直し、後のことは何とかなるだろうと靴を履いて支度をする。
7時45分、すぐ汗が出てきそうなので上着も脱いで90番ポストの階段を登って行く。





20分ほど登って行くと頭から汗が噴き出し、堪らず帽子を脱いで手拭いを頭に巻く。
雲一つ無い青空が広がっているが、風がほとんど無い。







この日も大普賢岳がくっきりと見える。





前回見落としたタイタン?にも出会う。



1時間少し過ぎた所でお目当ての八経ヶ岳が望める大峰奥駈道に登り上がる。







前回はここから右手に行って行者還岳を登ったが反対方向へと南下する。
稜線上からは車で通った川上村方向に広がっている素晴らしい雲海を眺めることが出来た。



西口に下る案内石碑のある所でコーヒーを飲んで一服する。
そしてすぐの一ノ多和を過ぎ、ここから西口出会いまでは未踏のルートだ。









南下する稜線上のとんがりは釈迦ヶ岳か?



やがて10時10分に3人程休憩しているトンネル西口出合に到着する。





ここから弥山小屋までコースタイム2時間ほど、到着時間も早くて問題無いのだがガソリンのことがずっと心に引っかかっていて先へ進む気力が湧いて来ない。
以前にここからは1度歩いているのと先に行ってもまた戻って来るだけやなあと思い始めるとここまでで折り返すことにした。



八経ヶ岳は以前に天川村からの309号の道が荒れていて通るのが嫌だったが、169号からの道だとストレスが無くて、又来春花の便りが聞かれる季節に来たいと思う。
トンネル西口出合からは往路を戻るだけなので、景色を眺めながら稜線歩きを楽しむ。









11時30分、90番ポストの出合に着いた所で荷を下ろしてラーメンを炊いてのんびり過ごす。





12じ15分過ぎ、奥駈道を後にして下ることに。





やがて1時前に駐車地に下り着く。



支度をして車に乗り込み309号を下って行くと、な、何とガソリンの目盛りが一つ増えて4つになり、航続可能距離も120キロ以上になり、心配事は杞憂に終わった。
途中、祝日で開いているかと気を揉んでいた川上村の営業中のGSも給油をパスして、大迫ダム対岸の紅葉を楽しみながら、いつもの吉野口駅近くのGSで満タンに給油し、ついでに下回りが汚れていたので洗車もして富田林に帰った。

どちらかと言えば小心者なのでこの日のようなガソリン不足は注意しているのだが、今月3度目の大峰方面ということで気が回らなかった。
折角の登山日和、このような憂いがあると心底楽しめないので今後は注意したいと思う。











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