かえるところ

田舎のおうちで何をしよう。ひとまず家族でリフォームし、私は野菜を作ってみよう。

さよならおっぱい

2006-04-20 22:56:22 | こども
 抗生物質入りの薬を
 少しの間飲むことになったので、
 これを機会に
 カンザへの母乳を
 やめることにしました。

 桶谷式の本によると、
 おっぱいに
 怖い顔を描いておいて、
 いつも通りにさあどうぞと言ったところで
 その絵をちらりと見せて
 びっくりさせて、
 それが通過儀礼となって
 おっぱいを忘れると言うのです。

 次男のときは
 半信半疑で試してみたら、
 見事に失敗。
 描いた絵が間抜けだったのか、
 二歳の子供に
 けらけらと笑われました。
 なんと言っても、
 寄り目にしながら真上から
 不器用に描くコワイ顔ですから。

 さて、三男カンザには果たして…。

 夜の8時。
 いつものように
 まんままんま、
 おっぱいくらちゃい。
 と言うので、
 よしよしと引き寄せて、
 だけどちょっと怖いかも、
 と耳元でささやいて、
 胸元をちらり。

 カンザ
 あっ、
 と息を飲み
 ひと呼吸おいて泣き出しました。
 しばらくして泣き止んで、
 眠りました。

 次の日、
 保育園から帰って来たカンザ、
 二人の兄たちとの遊びに忙しく、
 私を求めてはこないのです。
 いつもなら、
 帰って来たらおっぱいで、
 私のひざに座っただけでも
 うふうふと笑ってうれしそうにするのだけれど。
 どうやら、
 おっぱいに関しては
 もう触れてはならない問題なんだと
 思っている様子なのです。

 夜眠るときは、
 まだ戸惑っているようです。
 自分の指で唇を触ってみたり、
 かあかあ、すき。
 と自分の気持ちを言葉にしてみたり、
 どの程度私と触れ合って眠るのが
 ベストなのかいろいろと試してみたり。

 本当はいつまででも
 今までどおりしていたいけど、
 ときには思い切ることもいいかな。


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
思い出すなぁ (まき@ただまき)
2006-04-21 12:28:26
一人一人ちがうもんねぇ。思い出すなぁ。

うちはしんちゃんのとき3ヶ月前、1ヶ月前と

だんだんその日をカウントダウンしていき、決行の日は

夜泣き覚悟でGWに。寝かせ役はお父だったので

けっこう大変だったな。



そしてたまちゃんはというと、

離乳食食べ出す頃から、お茶をグビグビ飲み出す

ようになり、結局親子ともども気付いたら

おっぱい飲んでないね・・・という自然な卒乳だった。



今回はおそらく2人分もたっぷり出るような乳じゃないから(笑)

すぐにミルクのお世話になるのでは・・・と予想。



カンザくんの新しい門出に乾杯
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がんばれ! (育休ママ)
2006-04-21 13:35:36
卒乳おめでとう!ホント、一人一人違った形の卒乳を迎えるね。しばらくは母も子もちょっぴり寂しいとは思うけど・・。

うちの長男は9ヶ月でお父さんの実家に帰った時、環境の変化の為か、お乳はまだたくさん出るのに急に飲まなくなりました。で、そのままフォローアップミルクへ移行。私も桶谷式の卒乳をするつもりだったのでもう少し飲んで貰いたかったけど、保育園の入園前だったし、結局その時点で自然に卒乳しました。

そして去年の秋、長女が生まれた直後に分娩台で初乳を吸わせてみたら、「あ、おっぱい吸われる感覚!懐かしい~!」って、嬉しく思いました。

5ヶ月経った今ではすっかりお乳が無いと眠れない彼女です。でもこれから離乳食が始まり、いつかは卒乳の時期がやってくるんだね。。ホント、いつまでも今までどおりしていたいね。でもそんな節目節目を共に乗り越えて、家族みんなで成長を応援していかなきゃね

。かんちゃん、がんばれ~!



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まきさんへ (のら)
2006-04-21 21:22:33
ありがとう!

初めての子の時はいろいろと考えたり、

あたふたしたり、うちも大変でした。

ただしさん大活躍でしたね。

たまちゃん自然に卒乳したんだね。

よかったね。

卒乳したら夜も長く眠るようになったり、

急にコドモらしくなったり、おもしろいね。

ふたごちゃん、ほんと楽しみです。

お大事にね
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育休ママへ (のら)
2006-04-21 21:27:34
はい、やっぱりちょっとさみしいです。

だからよけいにかな、今日も帰って来たカンザが

とってもかわいく見えてしまいました…。

ケイのときは言葉で、もうさよならだよ、もうバイバイだよ、次の赤ちゃんにとっておいてあげようねと数日間言ってたら分かったみたい。

小さいながらも、もう自分のものじゃないと思うのかな。

実家への帰省はいいきっかけになったね。

育休期間、思い切り幸せ味わってね♪
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この日記と関係ないんやけど (まき@ただまき)
2006-04-22 07:48:29
昨日届いた在来種保存会の新聞コピー記事。

海老芋試食した感想をのらさんの名前入りで

載っていたよ。神戸新聞!

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おっぱい (taroveju)
2006-04-22 18:07:14
のらさん 冷静にカンザちゃんの泣き顔の写真を撮ったのですね。

尊敬しちゃいます。(笑)

ところでカンザちゃんって本名なのですか?

かわいいお名前。

うちは上の子が特におっぱい好きで次男がお腹にいるときも、生まれてからも三歳過ぎまで飲んでました。

だから次男は片方のおっぱいだけで育ちました。

私もおっぱいをあげることが幸せなことだと思って育てていたので思い入れがあって。

卒乳したばかりのおっぱいを手術をするのをしばらくためらってしまいました。

どこのお家にもそれぞれの母子の数だけおっぱいの思い出があるのでしょうね。

おっぱいを止めたら、元通り胸がしぼんでしまったのも悲しい現実でした。。
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そうか~! (mamie)
2006-04-22 20:45:37
のらさんは子育て真っ最中なんですね~

改めて、大変な時期だァ~と思いつつ

なつかしいな~と振り返ってみたり…(笑)

がんばれ!カンザちゃん!

おばさん応援してるよ~!!
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家も母乳だけで育てました。 (al17)
2006-04-24 09:49:00
懐かしい離乳の話ですね~

家はどうしたのかな?って思いだそうと

したのですが・・・余り思い出せなくて。

多分1歳半位から哺乳壜に牛乳を入れたり

コップで飲ませたりしたと思います。

哺乳壜を辞めるときは ちょっと

泣かれたけれど 何とか悟ってくれましたね。これから益々健やかに育って

行って欲しいですね~

家の孫も6月で2歳になりますが

北米在住で ついこの間まで半年間こちらに

一緒に居ました。帰ってしまって寂しいです。
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まきさんへ (のら)
2006-04-24 21:58:39
そうそう、そうなんです。

新聞に掲載されてた日、何人かに教えてもらって、

思わず記事を切り抜いてしまいました…
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tarovejuさんへ (のら)
2006-04-24 22:10:01
カンザ、ほんとは勘三郎と言います。

主人が時代物好きでいかめしい名前が好きなんです。

手術ということですが、想像だけですがいくつもの困難を乗り越えてこられたのですね。私いま少し体調を崩していますが、やはり少し何かあるだけでも生活ペースが変わったり普段の自分ではない気がします。そんな意味でもたろべえじゅ再開に向けて気持ちを高め、その気持ちを大切に生活されてるtarovejuさんこそ尊敬です。あとは、お互いしぼんでしまったおっぱいをどうするか、が問題ですね
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