こまったちゃん。のきまぐれ感想記

本・映画・お芝居等の感想をミーハー目線で、その他あれこれ書き散らかしています。

「パク・チャヌク”復讐三部作”一挙上映!」

2005-11-11 | MOVIE(ASIA)
映画「パク・チャヌク”復讐三部作”一挙上映!」開映22:00@新宿東急

「パク・チャヌク”復讐三部作”一挙上映!」

「親切なクムジャさん」 Sympathy For Lady Vengeance 2005年 韓国
配給:東芝エンタテインメント
監督:パク・チャヌク
脚本:チョン・ソギョン、パク・チャヌク
撮影監督:チョン・ジョンフン
出演:イ・ヨンエ、チェ・ミンシク、クォン・イェヨン、キム・シフ、
   ナム・イル、キム・ビョンオク、オ・ダルス、イ・スンシン、
   キム・ブソン、ラ・ミラン、コ・スヒ、ソ・ヨンジュ、キム・ジング、
   キム・イクテ、イ・ヨンミ、チェ・ジョンウ、パク・ミョンシン、
   チャン・ジョンエ、キム・チュンギ、イ・ヨンニョ、ウォン・ミウォン、
   ユ・ジテ、カン・ヘジョン、ユン・ジンソ、ソン・ガンホ、
   シン・ハギュン、リュ・スンワン、オ・グァンノク、イ・デヨン、
   イム・スギョン、ハン・ジェドク、ユ・スンワン 
上映時間=114分(R-15)


「復讐者に憐れみを」 Sympathy for Mr.Vengeance 2002年 韓国
配給:シネカノン
監督:パク・チャヌク
脚本:パク・リダメ(イ・ムヨン)、イ・ジェスン
撮影監督:キム・ビョンイル
出演:ソン・ガンホ、シン・ハギュン、ペ・ドゥナ、イム・ジウン、ハン・ボベ、
   イ・デヨン、キ・ジュボン、キム・セドン、イ・ユンミ、リュ・スンボム、
   チ・デハン、ホ・ジョンス、ナム・ビョンフン、パク・チェウン、
   チョン・ギュス、イ・ジョンウク、イ・グミ、リュ・スンワン、イ・カニ、
   チョン・ジェヨン、チョン・ウシク、イ・ギホ、ユ・ジョンヒョン、
   シン・ギョンジン、キム・イクテ、オ・グァンノク、シン・ジョングン、
   イ・ゲヨン、チェ・スミ、ユン・ミョンオ、ムン・グミョン、
   ハン・ソンジン、チョン・ナエ、ユ・ヒョンジュン、チェ・アジン、
   ヤン・セリ、クォン・ヨングン、パク・チャヌク
受賞歴:2002年第22回映画評論家協会賞
     監督賞、
     脚本賞
 2002年第3回釜山映画評論家協会賞
     最優秀作品賞、
     監督賞
 2002年第10回春史羅雲奎映画芸術祭
     編集賞、
     音楽賞
 2002年第1回MBC映画賞
     撮影賞、
     編集賞(キム・サンボム)、
     照明賞(パク・ヒョノン)
 2002年イタリア フィルム・ノワール・フェスティバル
     審査委員特別賞
上映時間=121分(R-18)


「オールド・ボーイ」 OLDBOY 2003年 韓国
配給:東芝エンタテインメント
監督:パク・チャヌク
原作:土屋ガロン 作、峰岸信明 画「オールド・ボーイ」(1997年:双葉社)
脚本:パク・チャヌク、ファン・ジョユン、イム・ジュンニョン
撮影:チョン・ジョンフン
出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン、キム・ビョンオク、
   チ・デハン、オ・ダルス、イ・スンシン、ユン・ジンソ、オ・テギョン、
   アン・ヨクソク、ユ・イラン、イ・ヨンヒ、キム・ヨンエ、イ・ミミ、
   ハン・ジェドク、カク・チョンエ、キム・サン、チャン・チェス、
   イム・ソラ、イム・スンヨン、チェ・チャンハク、シン・ビジュン、
   ソン・ソクチェ、チェ・ジェソプ、ユン・ジニュル、ムン・ソンボク、
   パク・チェウン、オ・スンテ、イ・ホンピョ、パク・クンソク、
   ホ・ミョンヘン、キム・ウォンジュン、パク・ソンギュ、イ・ジョンピル、
   ハン・ソンラン、シン・ボムシク、ハン・ジョンオク、ペク・トンヒョン、
   チュ・ミョンチョル、パク・チフン、チェ・チュンボム、ソ・ミョンソク、
   チョン・ギョムス、チョ・サンギョン、オ・ヨンジュ、イ・ジヘ、
   チ・ジュンヒョン、ペク・トンヒョン、ムン・サンム、パク・クンソク、
   オ・グァンノク、イ・デヨン、パク・ミョンシン、キム・スヒョン、
   ヨンイ、イ・ゲヨン
受賞歴:2003年第24回青龍映画賞
     監督賞、
     主演男優賞(チェ・ミンシク)、
     助演女優賞(カン・ヘジョン)
 2004年第41回大鐘賞
     監督賞、
     男優主演賞(チェ・ミンシク)、
     音楽賞(チョ・ヨンウク)、
     編集賞(キム・サンボム)、
     照明賞(パク・ヒョヌォン)
 2004年第57回カンヌ国際映画祭
     グランプリ(審査員特別大賞)
   2004年第49回アジア太平洋映画祭
     監督賞、
     主演男優賞(チェ・ミンシク)
 2004年第12回春史羅雲奎映画芸術祭
     審査委員特別賞、
     男優演技賞(チェ・ミンシク)、
     撮影賞、
     編集賞(キム・サンボム)
 2004年第24回映画評論家協会賞
     作品賞、
     監督賞、
     男優主演賞(チェ・ミンシク)
  新人俳優賞(カン・ヘジョン)、
     音楽賞(チョ・ヨンウク)、
     技術賞(チョン・ドアン)
   2004年第3回大韓民国映画大賞
     最優秀作品賞、
     監督賞、
     男優主演賞(チェ・ミンシク)、
     照明賞(パク・ヒョヌォン)、
     音楽賞(チョ・ヨンウク、シム・ヒョンジョン、
         チェ・スンヒョン、イ・ジス)
 2004第40回百想芸術大賞
     作品賞、
     監督賞、
     女性新人演技賞(カン・ヘジョン)  
 2005年第1回バンコク国際映画祭
     監督賞
 2005年ルーマニア第4回トランシルバニア国際映画祭
     オープニング上映
上映時間=120分(R-15)


ここ数年徹夜なんてしたことのないこまったちゃん。ですが、無謀にもオールナイト上映に挑戦!
3時までは起きていることもあるから、1番目に上映される「親切なクムジャさん」と2番目に上映される「復讐者に憐れみを」まではもつかな?と漠然とながら思っていました。

この上映会、前売=3000円、当日=3500円なんですが、今回はあーちゃんが当たって譲っていただきました。
「復讐者に憐れみを」を観たいってどっかに書いてたのを覚えていてくれたんです。本当にありがとうございましたm(__)m
しかも、超格安で譲ってもらい、いつもながらお世話になりっぱなし。いつか必ずご恩をお返しいたしますよーー!(張り切りこまったちゃん。)

当選メールとのチケット交換のため、試写会「エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画」の会場九段会館を後にして、都営新宿線で九段下から新宿三丁目まで。地下道で交差点を渡ったところまで行き、あとは靖国通りをてくてく。都営新宿線の新宿駅は「新線新宿駅」とも呼ばれ東口には遠いんですよね。
20時半過ぎに到着するといまだに長蛇の列。19時半から21時までの引換なのに、結構みんなギリギリに来るんだなと思いましたが、そうではなくてチェックが厳しいみたい。
メールを転送して売り飛ばした人などは、厳しいチェックにあったのかもしれませんね。
私たちは無事に引き換えたんですが、私たちの2人前にいたおねーさんがもめてる。同行者が遅れていて21時には間に合いそうもないらしい。
どちらかともなく申し出て引換の列に一緒に並ぶことになりました。
すっかり体も冷え切ったころに、2回目の引換が無事に終了し、食料調達にコンビニ→ロッテリアへ。一緒に並んでいた彼女も一緒です。
暖かいお茶、水、お菓子、のど飴など買い込み、ロッテリアではロッテ・マリーンズ優勝でエビバーガーが半額だったので、エビバーガーと100円バーガーを買いました。昨日、通りかかったときはポテトが半額だったなー。日替わりで何かが半額なのでしょう。
会場へ入るころには彼女の同行者も無事現れたとのことで、よかったよかった(^_^)v
お礼にと、コラーゲンドリンクを頂戴しました。徹夜でお肌も疲労するだろうとのこと。「お礼はいらない」と言っていた私たちですが、これはありがたく頂戴しました。ありがとうございましたm(__)m


さて、映画について。
22時上映開始の「親切なクムジャさん」はちょうど1週間前に観たばかりなのに、どのシーンも新鮮に感じました。
やっぱりこの作品は映像がキレイで女性向き。
イ・ヨンエの美しさと演技力の両方を堪能できる作品です。
この作品の感想は試写会「親切なクムジャさん」をご参照ください。トラックバックや作品についてのコメントもそちらにお願いしますm(__)m

午前0時過ぎに上映開始された「復讐者に憐れみを」は念願かなって観ることができました。武蔵野館で上映していたときに、わざわざそのためにヤフオクで株主鑑賞券を購入していたのに、体調を崩している間に上映が終了していて悔しい思いをした因縁がありました(ちょっと大げさ)。
普通の人が普通に生活している中でちょっとボタンを掛け違えて抱く復讐心。
聴覚障害・脳性マヒなどの障害者、臓器売買、詐欺、児童誘拐、リストラ・・・。
じつにさまざまの社会問題が取り上げられていて、これまたじつにさまざまなことを考えさせられます。
観ているときにはまったく気がつかなかったんですが、脳性マヒ青年を演じていたのはリュ・スンボム。先日観た「アラハン」の主役を演じていた俳優さん。そうと知ったうえで観たかった!
聴覚障害者リュ役のシン・ハギュンは市川染五郎に似たハンサムくんなんですが、彼とペ・ドゥナのラブシーンには驚きました。ペ・ドゥナのラブシーンって想像つかないもんねー。
シン・ハギュンは「親切なクムジャさん」でソン・ガンホと一緒にクムジャさんを拉致に来た人なのね。たしかヒゲも生えてたし全然分かりませんでしたわ。
ソン・ガンホの娘役のハン・ボベちゃんは凛ちゃんこと美山加愛ちゃんに似ていて、すっごくかわいい!めがねがまたよくお似合いでした。可愛いだけに悲劇がたいへんな悲劇として感じられました。
何はともあれ今回観れて本当によかった。あーちゃん、重ね重ねありがとうございました。

社会学者・宮台真司さんのトークショーの後、午前3時過ぎに上映開始となった「オールド・ボーイ」は2004年のマイベストムービーです。
宮台真司さんについてはおもしろい記事を見つけました。
意外にも、それまでまったく眠くならなかったこまったちゃん。もしかして最後までいけるんじゃない??
と思ったのに、何度も落ちてしまいました。やはり限界は3時なんだな。
飛び飛びでもまだまだ覚えているのでしっかり楽しめました。
それにしても本作でのユ・ジテはあまりにかっこいい!
惚れちゃいます!
画像は彼を貼っときました。しかもメガネ姿。うっとり。

三作を観終わって・・・
社会学者・宮台真司さんのトークの中でもありましたが、同じ復讐でも三作にはしれぞれの特徴があり、それぞれの楽しみ方ができます。
司会の伊藤さとりさんが三作でどれが好きですか?観客に手を挙げさせたんですが。ばらばらでしたね。
宮台真司さんと伊藤さとりさんは「復讐者に憐れみを」が好きだそうです。映画好きはこれを選ぶ人が多いのかな?
「親切なクムジャさん」を挙げた人は女性が多かったようです。
そして、私は「オールド・ボーイ」。DVD欲しいなー。
でももしかしたら復讐三部作DVD-BOXが出るかもしれないから、それまで待とうっと。復讐三部作DVD-BOXが出たら迷わず買うと思います。
三部作ともに、または二作に出てる脇の俳優さん・女優さんも多数発見!これも続けて観たから分かったんですよね。
「オールド・ボーイ」のユ・ジテのお付の人?と「親切なクムジャさん」の牧師さんが同じ俳優さんだったのには驚きました。まったく気がついてなかった~。


今日のいくらなら出しても惜しくない  ¥3000(しかし果たして前売3000円で買った人はどれだけいるのか?これがヒルズのイッキ観なら確実に買ってたな)
実際に出したお金             ¥580(あーちゃんから格安で譲ってもらう+九段下からと自宅までの交通費)

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2 コメント

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TBありがとうございます。 (tera)
2005-11-14 17:18:11
歌舞伎町でのモロモロにかかわってブログを書いてるのですが、実は映画関係の仕事もしてます。にもかかわらず、なかなか映画をゆっくり観る機会はほとんどなく^^;でも映画っていいですよね、落ち込んだときには元気を、図に乗ってるときは戒めをくれるものです。また遊びにきます~
返信する
ありがとうございます。 (こまったちゃん)
2005-11-14 21:10:14
寛大なお言葉に感謝します。

歌舞伎町って場所もいろいろあるんでしょうね。

特番にもなるくらいですから。

また寄らせていただきます(^.^)/~~~
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