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こまったちゃん。のきまぐれ感想記

本・映画・お芝居等の感想をミーハー目線で、その他あれこれ書き散らかしています。

「12人の優しい日本人」

2005-12-16 | PLAY
パルコ・プロデュース「12人の優しい日本人」開演19:00@パルコ劇場

作・演出:三谷幸喜
美術:堀尾幸男
照明:服部 基 
衣裳:黒須はな子 
音響:井上正弘
ヘアメイク:河村陽子
舞台監督:松坂哲生 
宣伝美術:高橋雅之 
宣伝写真:細川 晃
製作:伊東 勇 
プロデューサー:佐藤 玄 
制作:毛利美咲
企画: (株)コードリー
プロデュース: (株)パルコ

出演:陪審員 1号 浅野和之、
   陪審員 2号 生瀬勝久、
   陪審員 3号 伊藤正之、
   陪審員 4号 筒井道隆、
   陪審員 5号 石田ゆり子、
   陪審員 6号 堀部圭亮、
   陪審員 7号 温水洋一、
   陪審員 8号 鈴木砂羽、
   陪審員 9号 小日向文世、
   陪審員10号 堀内敬子、
   陪審員11号 江口洋介、
   陪審員12号 山寺宏一


チケットがまるで取れなかった「12人の優しい日本人」。
旦那と一緒に観に行くつもりだったから、二人分払ったと思って2万円までは出すつもりでヤフオクを覗いていましたが、とても2万円で買えるような値段ではありません。定価9000円のチケットが3万だの4万だのの金額でやり取りされていました。
出品者は福岡県とか大阪府とか三重県とか、絶対に観るつもりないでしょ?っていう地区。
こういうプチダフ屋が大量にいるから、本当に観たい人に正規の値段で行き渡らない。真剣に対応策を考えて欲しい。
派手に売りさばいていた人が、以前逮捕されたことがあったけど、またひとつよろしく、警察さん!

ヤフオクもあきらめた私がとった最終手段はコネ!とか言ってみたいけど違います(笑)
関係者席のキャンセル待ち。当日券はないけど、今回はあまりの人気っぷりにそんな席も売り出されます。
朝10時に電話予約をして、開演15分前から整理番号順に並びました。多分開演10分前くらいから一人づつ売ってもらえました。
仕事中に携帯と会社の電話を左右に持って電話しまくった(ごめんなさいm(__)m)私が手にした整理番号は2番!
10席くらいはキャンセルがあるって話なので、これならまず大丈夫でしょうと余裕シャクシャクで行きましたが、会場に着くと緊張してしまい実際にチケットを手にするまではドキドキもんでした。
何人まで買えたのかは、聞いてようと思ったけどトイレに行っちゃって聞いてません(苦笑)
そして、そして、手にした座席番号はZ列27番。
X、Y、Z、A~という列並びなので、前から3番目!
一番端っこだけど、基本的に端っこ好きの私にはこの上ない良席。
パルコ劇場でこんな前に座ったのは初めてです♪

何度も上演され、映画にもなっている本作ですが、私はまったくの初見。
三谷幸喜のネームバリューもさることながら、これだけの豪華キャストに、興味を惹く設定。チケットが取れないとはいいながら、リピーターも多いようです。
席についてから、真後ろの女性二人が、「何日に観たときはこうで、何日に観たときはこうで・・・」と役者のセリフや観客の反応について語り合っていました。
お願いだから、上演前にあんまり前知識つけさせないでよ~と、憤慨。
もっと核心に触れることを言い出しそうだったら、一声かけようかと悶々としていたら、暗転することなく陪審員1号である浅野和之が舞台中央奥のドアを開けて出てきました。
何の前触れもなく出てくるので、これから観る方は開演時間を過ぎたら、しゃべらずに前を向いていましょう。
このことを知っているはずなのに、でっかい声でぺらぺらしゃべり続けていた後ろの席のお二人は本当にこの作品が好きで通ってるのか疑問。誰かのファンってだけなのかも。いい迷惑。自覚してください。お願いします。

2時間強の1幕劇(休憩なし)である本作は、1幕劇ならではの緊張の持続があります。途中の舞台変えもありませんので、役者も観客も舞台に集中することができます。
最近は1幕劇が増えてきたように思います。
明治座や新橋演舞場だと休憩が2回あって、その間に食堂で食事をする人もいるので、全体の尺がどうしても長くなってしまいます。
それはそれで楽しいのですが、勤めていると土日にしか行かれませんよね。
平日に観るなら、1幕劇に限ると思いました。
2時間程度っていうのも、映画1本観るのと同じくらいの尺なので、集中しやすい時間なのかも。

配役も絶妙だったと思います。
誰一人無駄な人はいませんでした。
浅野和之は職人的な細やかな演技を、生瀬勝久は役者としての確かな実力を、伊藤正之は脇役としての存在感を、筒井道隆は彼にしかできないとぼけた感じの秀逸さを、石田ゆり子は凛とした美しさを、堀部圭亮は嫌味な表情のうまさを、温水洋一は見事な切れっぷりを、鈴木砂羽は女のズルさを、小日向文世はどんな役でもやりこなす技を、堀内敬子は役への入り込み方のすごさを、江口洋介は主役以外の何者でもない存在感を、山寺宏一は芸達者ぶりと素晴らしい声を、それぞれの魅力を魅せてくれました。

とくに江口洋介の役者としての佇まいと、筒井道隆の唯一無二の個性、山寺宏一の声には感嘆!
筒井くんは、彼を目的ではなく「砂の上の植物群」「もとの黙阿弥」、本作と続けて観ていますが、どんどん惹きつけられていくようです。
次回作は彼を目的に観に行っちゃうかも。

もちろん三谷幸喜の脚本や演出も素晴らしいです。

チケットが取れている方はモチロン、取れていない人もぜひキャンセルチケットをGETして、この奇跡的な舞台をご覧ください。


☆おまけ☆
チケットが手に入るかはっきりしないまま待ってたときに、玉置浩二さんを発見。サングラスをかけていましたが、ドラマ「あいのうた」そのままに満面の笑顔でした。じつに感じのいいお方。一緒にいたのは奥さん?
コメント (2)
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「エビ大王」

2005-12-15 | PLAY
Team ARAGOTO Vol.1 「エビ大王」開演19:00@青山劇場

作:洪 元基(ホン・ウォンギ)
訳:馬 政熙(マ・ジョンヒ)
演出:岡村俊一
振付:近藤良平(コンドルズ)
美術:加藤ちか
コスチュームデザイン:本間正章(マスターマインド・ジャパン)
音楽:からさき昌一
照明:松林克明
音響:山本能久(SEシステム)
潤色:渡辺和徳
ヘアメイク:宮内宏明
衣裳製作:宮本宣子ワークショップ
小道具:高橋岳蔵
特殊効果:南 義明(ギミック)
舞台監督:安田武司、芳谷 研
制作協力:tpt、キョードー大阪
企画製作:アール・ユー・ピー

出演:筧 利夫、サエコ、橋本じゅん、河原雅彦、伊達 暁、佐田真由美、
   武田義晴、康 ヨシノリ、チョウソンハ、平沼紀久、赤塚篤紀、
   松本有樹純、三浦祐介、大竹 篤、大前光範、大岩主弥、中坪由起子、
   五十嵐りさ、草野小夜架、池田実香、児玉絹世、黛 英里佳、柳田ようこ、
   西林素子、こぐれ 修、円城寺あや、佐藤アツヒロ


筧さんが芝居を立ち上げるっていう記事を読んで、興味はあったもののプレオーダーやプレリザーブまでする気にはならず、いつの間にか一般発売日を超えていました。
ドラマ「ドラゴン桜」や映画「NANA」での好演が光るサエコ、劇団☆新感線の橋本じゅん、舞台「電車男」で強烈な印象を残した河原雅彦、モデルとしても女優としてもかっこいい佐田真由美、筧さん以上に魅力的な共演者の数々(ファンの方ごめん!)に、一般発売でチケットを取りました。
前方の通路側の席。この好みの席を取れる日を@ぴあとイープラスから探し出し、席によって日程を決定。
1人で行くときはこういうチョイスもありなんだなー。

ヤフオクでチケットをチェックすると結構な安値。都合で行けなかった人はかわいそうだけど、儲けようとチケットを購入したやつらはいい気味だと思いました。
最近、このプチダフ屋みたいなヤツラが真剣にムカつくこまったちゃんです。
「12人の優しい日本人」なんかがいい例。9000円のチケットが遠方の県に住む絶対に観る気のないヤツラが出品してものすごい高値になっている。
あーー、この話は悔しくて胃が痛くなるので、終わり。

ヤフオクでは「招待券」というハガキも結構出品されてました。
売れ行き悪いのかなー。
会場に着くと、その招待客らしい人たちが列をなしていました。
結構な人数じゃない?
開演10分前くらいに席に着いたのに空席が多い・・・。
その空席が開演までに埋まったのは、招待客なのか??
通路をはさんで、前方サイドブロックはほとんど招待客だったようです。
いいなー。
って私がよくやってることか(笑)

さて、舞台について。

筧さんは舞台で観るの初めてでしたが、TVで観るとおり濃い!
濃すぎるかも・・・。

サエコちゃんは好演。彼女にとってもいい経験になったのではないでしょうか。今後の活躍ぶりも楽しみな女優さんです。ちっちゃい体、特徴のある声、これが舞台でこんなに映えるなんて思いませんでした。

が、それ以上によかったのが佐田真由美。スタイルよし、声よし、顔よしと三拍子揃っていて、オレンジの衣装と共に舞台でオーラを放っていました。

そして、橋本じゅんと河原雅彦の死神コンビがたっぷりと笑わせてくれました。
二人とも舞台でこそ真価の発揮できる役者さんだと思います。TVじゃもったいないって感じ。とかいってドラマ「タイガー&ドラゴン」の橋本じゅんには笑わされましたが(笑)

この舞台、筧さんを前面に出しすぎなければ、もっと売れると思うんですが・・・。
どうでしょう?


☆おまけ☆
クライマックスシーンで佐藤アツヒロのカツラが脱げました。
最後までストッキングをかぶったような頭で演じていましたが、アレ途中でかぶることはできなかったのかなー。
光GENJI時代には、彼が舞台俳優になるだなんて想像できませんでしたねー。
うちの妹は中学生のときに彼のおっかけをしてました(笑)
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「調教師」

2005-11-09 | PLAY
KARA COMPLEX 「調教師」開演19:00@シアターコクーン

劇作・脚本:唐十郎
演出:内藤裕敬
出演:椎名桔平、黒木メイサ、窪塚俊介、峯村リエ、河野洋一郎、荒谷清水、
   松本キック、北村栄基、木野花、萩原聖人


一度、生「椎名桔平」を見てみたいという気持ちと、明治座の「あずみ」が好評で再演も決まった黒木メイサ、窪塚弟、萩原聖人と気になる出演者たちだったので、会社帰りに一人で観に行く予定でした。
想定外だったのは、歯医者。それも無事に治療も済んだので、Uターンするかのように渋谷へ向かいました。

劇場に着き席に座ると、前方を揃いも揃ってニット帽をかぶった男の子5人組が通りました。なんとなく顔を見ると、そのうちの二人が森山未來くんと玉木宏でした。森山くんはメガネをかけていて「メガネLOVE」のこまったちゃんとしてはありがたいお話です(笑)。玉木宏はむちゃくちゃキレイな顔だし、しっかり目の保養をさせていただきました。
ありがとうございました。


肝心の舞台はというと、唐十郎さんは私には難解でした。
結局、何が言いたかったのかがいまだに分かりません。
そして、出演者たちはといいますと、

椎名桔平は舞台でもフェロモンを振りまいていました。
もっと近くで極上フェロモンを感じてみたかったです。

萩原聖人は序盤声が出てなかった。
ざわめく飲み屋でのシーンなので、周りががやがやしているんだけど、ちょっとがっかり。後半はよかったと思いますが。
この人は誠実顔っていうかまじめそうにみえるよね。だからまじめな人の役が多いんだけど、本人には誠実さを欠く噂が絶えないのが不思議なところ。
幕間にトイレに並んでいたら、おば様たちが「目を瞑るとヨン様の声なのよね~」とうっとりとおしゃべりしていました。
そうくるか(笑)

木野花は、今回出番が少ないんだけど、もっともっと見たくなる女優さん。
演出家でもある彼女ですが、機会があれば彼女の出番の多い舞台を見てみたいです。

黒木メイサちゃんは、先日「同じ月を見ている」の舞台挨拶で見たばかりですが、今日もキレイでした。窪塚兄と映画で共演、窪塚弟と舞台で共演と窪塚兄弟に縁があるんですね。まだ17歳だそうなので、これからが楽しみです。



「調教師」という題名で、勝手にSM調教?ってドキドキしていましたが、犬の調教師に関するお話でした(バカです)。

舞台に水槽があって、舞台に雨が降ると屋根から樋を通ってその水槽に落ちる仕掛けになっていて、水槽から人がいなくなったり現れたりすることから、ここに奈落があるんだと思うんだけど、水が張ってあるのにどうなってるんだ???
気になる仕掛けでした。
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「歌わせたい男たち」

2005-11-05 | PLAY
「歌わせたい男たち」 開演19:00@ベニサンピット

作・ 演出:永井 愛
美 術:大田 創
照 明:中川隆一
音 響:市来邦比古
衣 裳:竹原典子
舞台監督:菅野将機
宣伝美術:マッチアンドカンパニー
宣伝写真:ノニータ
宣伝ヘアメイク:武井優子
ウェブ担当:板澤一樹
プロンプター:日沖和嘉子
票券担当:津田はつ恵
制作助手:早船歌江子
制作担当:弘 雅美・安藤ゆか

出演:戸田恵子(音楽講師)、大谷亮介(校長・元国語教諭)、
   小山萌子(養護教諭)、中上雅巳(英語教師)、近藤芳正(社会科教師)


☆二兎社とは☆
二兎社は、1981年、大石静と永井愛の2人が設立し、それぞれのオリジナル作品を交互に上演する形でスタート。『カズオ』などの「早替わり二人芝居」で人気を博すが、1991年に脚本家に専念するために大石が退団し、以降は永井の作・演出作品をプロデュースする演劇ユニットとして活動を続けている。
1994年に上演された『時の物置』(98年再演)は、読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。『パパのデモクラシー』(95年上演)では、文化庁芸術祭大賞、『僕の東京日記』(96年上演)では、永井が第31回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した。敗戦直後や高度成長期、学園紛争末期などの転換期を描いたこの3作品は、時代に翻弄されそうになりながらもしたたかに変化を遂げて生きていく庶民の姿を描くことで、“日本人”を舞台上で再発見させた。「戦後生活史劇三部作」と呼ばれるこの3作品は、二兎社の新機軸となす演目として高い評価を受けた。続く『兄帰る』(99年上演)では、一転して最先端のライフスタイルを持つ今どきの若夫婦のギャップを見事に浮き彫りにして、第44回岸田國士戯曲賞を受賞。その後もチェーホフを大胆にアレンジした『萩家の三姉妹』(2000・03年上演)や夏目漱石の作品を現代に甦らせた『新・明暗』(02・04年上演)など、次々に話題作を上演し続けている。
現在、二兎社の作・演出を手掛けている永井愛は、“言葉”や“習慣”、“ジェンダー” “家族” “町”など、身辺や意識下に潜む問題をすくい上げ、観客自身に“考える”材料を提供する新しいタイプのウェルメイドプレイを開拓。現実の生活に直結したライブ感覚あふれる喜劇や「女性へのこだわり」をキーワードに、意欲作を次々に発表している、今最も注目される劇作家の一人である。


☆あらすじ☆
仲ミチルは、都立K高校の音楽講師。40代の半ばまでを気ままに過ごしてきたミチルだが、そろそろカタギになろうと、ようやく今の仕事にありついた。
今日はミチルが初めて迎える卒業式。国歌斉唱の際、伴奏をするようにと校長の与田から命じられていた。だが、シャンソン歌手上がりのミチルはピアノが大の苦手、おまけにアガリ性でもある。
「私のせいで厳粛な式が台無しになっては……」と、ミチルは早朝から音楽室にこもり、「君が代」伴奏の稽古に励んだ。だが、極度の緊張のせいか、指が震えだし、おまけに眩暈までしだした。保健室に飛び込み、ベッドに横たわるミチル。そんなミチルの様子を見て、与田校長は不安を隠せない。
実は、今日「君が代」の伴奏が無事に行われることは、ミチルだけの問題ではなかった。都議会委員、教育委員も列席する中で、「君が代」の斉唱を拒否し、着席してしまう者が出たら、自分のこれまでの指導が問われかねない。与田や、「君が代・日の丸」推進派の教師にとって、肝心のピアノ伴奏者に不調が生じてはまずいのだ……。

以上、e+(イープラス)チケット情報より抜粋掲載


☆演出家談☆
「歌わせたい男たち」は、ロンドンのある劇場との提携公演になるはずでした。そこの芸術監督、マイクさんが、私に新作を依頼してくださったのです。私は喜んで新作のあらすじを書き、マイクさんに送りました。
しばらくして、マイクさんから連絡がありました。
「あのう……これはいったい、何十年前の話ですか?」
「えっ、今の話ですけど……」
「今? 本当に?」
「ええ、今、本当に日本で起きていることなんです」
マイクさんは困っているようでした。そして、慎重に言葉を選んでこう言いました。
「私は確かに、あなたの書きたいことなら何でもいいと言いました。
ただ……もうちょっと普遍的なことが書けないでしょうか?」
「これ、普遍的じゃないですか?」
「はい、少なくともロンドンの観客にとっては……」
「でもマイクさん、どこの国の話であっても、人間に本当に起こりうることなら、
それは普遍的な芝居になるって、そうおっしゃいましたよね?」
「ソーリー! この芝居をロンドン市民に理解させることは不可能です。彼らはきっとこう言うでしょう。この芝居は変だ。もし学校でこんなことがあったなら、全国の先生たちがストライキをして、国中が大騒ぎになるはずだ。なのに、この芝居じゃ全然そうなってない……と」
「でも、でも、日本では……」
「ナガイさん、もっと文化的に越境が可能なコラボレーションをしましょう」
ということで、この芝居はロンドン市民に振られてしまいました。まぁ、しょうがないことなのかもしれません。この芝居は、海外のメディアが“仰天ニュース”として伝えたという「日本では先生が国歌を歌わないと罰を受ける」話なんですから。
<永井 愛>

     

参考:二兎社うぇぶ

   日刊『歌わせたい男たち』(オフィシャルブログ)



今日は比較的に自宅から近いし、「余裕~」と思ってました。
なのに、いつの間にかギリギリ・・・。
キャーーーー!!ってことで、家の近くからTAXYを拾って急行。
森下から歩いていく気だったので、森下駅とベニサンピットの両方が入っている部分のYahoo地図のプリントアウトしか持っていなくって、TAXYの運ちゃんにはコレで向かってもらいました。
なんとか開演10分前に到着。
運ちゃんありがとう!
最近TAXYには当たってるので助かります。
ハズレると大変なことになるもんね。

G列(7列目)なら前の方かと思っていたら、横長で小さいハコなので後ろから2番目でした。通路側だったのでラッキー♪と思っていたら、通路にも席が・・・。
当日券?
大きなおじさまが私の足元に・・・。結果的にものすごく狭い席でした(ショック)。

舞台は都立高校の保健室。
休憩なしの2時間弱。
国歌を全員に歌わせたい校長=大谷亮介と、ピアノ伴奏をする採用されて数ヶ月の音楽講師=戸田恵子、音楽講師と同じ名古屋出身で国歌を歌わない「内心の自由」を主張する社会課教師=近藤芳正、校長以上に国歌斉唱に命をかける若き英語教師=中上雅巳、保健室のお姉さん=小山萌子。
登場人物はこれだけ。

大谷亮介はドラマ「相棒」の一課の刑事役としてうちら夫婦にはお馴染みの俳優さん。今日も昼間ビデオで観ていたので親近感感じちゃいました(笑)
声もいいし、うまい役者さんだなぁといまさらながら感心しました。

近藤芳正は三谷幸喜脚本のドラマによく出ているので、これまたお馴染みの俳優さん。
とってもキュートな演技で、「また舞台で観たい」と思いました。本当に愛知出身なんだぁ(笑)。今日は彼の名古屋弁で何度か笑わせられました。

中上雅巳は正直なところ、いいとも青年隊で山瀬まみの旦那っていうイメージしかなかったんだけど、なかなかよかったです。これだけの出演陣の中で頑張ってたと思います。体に比べて手があまりに大きくって気になりました。手足も細長くって別の生き物みたい(笑)

小山萌子は、私はお初でした。申し訳ないけどこの人じゃなくてもよかったんじゃないかとも思いますが、別にどっか問題と言うわけでもなく、可もなく不可もなくといったところ。

そして、私のお目当ては戸田恵子。特別な美人ではないけど、魅力のある女優さん。声優としても活躍していることからも分かるとおり声もよくって、動き、表情、どれをとっても心地よいんですよね。戸田さんもホントに愛知出身なんだねぇ。近藤さんとの名古屋弁の応酬はホンモノだったわけだ。
「なにわバタフライ」であらためて彼女の女優としての魅力を思い知ったこまったちゃんは今回も彼女だけを楽しみにチケットを獲得しました。
結果的にはお芝居全体も興味深いテーマで、他の出演者もよかったので期待以上の満足感を得ることができました。
ただ、ベニサンピット(もとは松竹紅三スタジオっていったらしい)ではキャパが小さくてもったいない!
この東京公演だけじゃなく全国の公演でも完売御礼らしいですが、せめてパルコ劇場程度のコヤでやって欲しかったです。
いまや、戸田恵子という女優はそれだけの集客力があるということでしょう。

また舞台で彼女を観たいと思います。
「なにわバタフライ」の再演も大いに希望。


☆☆ 追 記 ☆☆
舞台は都立K高校。
ちなみに私も旦那も都立K高校出身(別の高校なんだけど、どっちもK高校)
都下って話だからこの設定は私の学校の方かも??(旦那は下町)
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「偶然の音楽」プレビュー公演

2005-10-31 | PLAY
世田谷パブリックシアタープロデュース
「偶然の音楽」プレビュー公演 開演19:00@世田谷パブリックシアター

作:ポール・オースター
翻訳:柴田元幸
構成・演出:白井晃
美術:二村周作
照明:齋藤茂男
衣裳:太田雅公(シャッフル)
音響:井上正弘
技術監督:眞野純
演出助手:河合則子
舞台監督:中村太郎
プロダクション・マネージャー:堀内真人(センターライン)

出演:仲村トオル、小栗旬、
    三上市朗、大森博史、小宮孝泰、山田麻衣子、櫻井章喜、月影瞳


仕事を終えて向かったパブリックシアター。
わりと急いで行ったつもりだったけど、着いてみれば開演10分前。
周りは女・女・女・・・。
女性:男性が9:1、いや、9.5:0.5くらいだったかも。
今日は初日も初日、プレビュー公演。
試演とでも言うのでしょうか、お値段がリーズナブルなのですよ。
A席6500円が5000円でした。B席値段でA席に座れるなんてオトク!
しかもA席ブロック席を申し込んだので良席。

このブロック席は、舞台に最も近いエリアですが、座席プランが公演直前に決定するため、通し番号での販売となります。公演当日は券面の番号に該当するお席でご覧いただきますが、番号が連番でもお席が隣りにならない場合もございますので、予めご了承ください。また、通常の客席椅子とは異なる形状となる可能性があります。併せてご了承ください。

との注意書きがあったものの一人で観に行く分にはなんの問題もなし!
今日の舞台は横には狭く奥行きの広い超変則ステージ。
Dブロック20番の私の席はステージ右角の前から3番目でした。
この右角ってのがかなりのポイントでした。
なんせ、小栗くんの生着替えスポット!生唾ゴックンのシーンが幾度かあり、目の保養をさせていただきました(合掌)

小栗くんは顔が小さくて細~い。生着替えのときにはあまりに薄いお腹に左右の手のひらで厚さを測りたくなりました(笑)
でも、胸はいい感じに筋肉がついてて、背中がきれい。肌もピカピカでした。半ケツまで拝ませていただき、眼福、眼福。
アレを個人的に独占してるとは矢口っちゃん羨ましいぞ(笑)

小栗くんはTVで観てるとそうでもないけど、舞台だと声がすごくいい。発声が舞台向きなんだと思うんだけど、TVより断然いいですよ。これは一度観てというか聞いて欲しいです。
今後も舞台での活躍を期待。でもさいたまはやめて~~(ToT)
(2月は彩の国さいたま芸術劇場 大ホール にて「間違いの喜劇」に主演!演出は蜷川幸雄氏。悩みに悩んだけど断念)

そして本日の主演の仲村トオル。彼もまたTVドラマや映画で観るより声がいい。大好きな上川さんの声に少し似てるので、かなりこまったちゃん好みの声でした。帰りに「仲村トオルの声よかったね~」って言ってた人がいたから私だけの意見じゃないのよ。そして、彼は顔もいい、姿もいい。舞台向きなんだなーと実感。

それから山田麻衣子ちゃん。棒のような脚に小さいきれいな顔。今までそんなに好きじゃなかったけど、今回は彼女にも惹かれました。
心底羨ましかった小栗くんのお姫様抱っこも彼女の細い細い体だからこそ。
どっちかというとある程度肉感的な女性の方が魅力的だと思ってたこまったちゃんですが、彼女は特例のようです。ほんとに棒っきれのような膝下がすっごくかわいい!
あーいう女の子になりたいでちゅ。(ムリ!)

お芝居自体はお決まりのラストって感じなんですが、演出がありがちな中におもしろさがあったのと、照明がよかったなぁ。
脇の出演者たちはマラソン走者の気持ちだったに違いありません(縦横無尽に歩く、小走りする、ダッシュするとじつに大変そうでした)。

ほんの軽~くだけ期待していたわりには満足度の高い観劇となりました。


観劇といえば、「12人の優しい日本人」のチケットがまったく取れません。ヤフオクでも高すぎて手が出ない。
ヤフオクでは出品者の都道府県が必須になったんだけど、岐阜とか福岡とか愛媛とか最初から観る気ないのがアリアリの出品者たちに腹が立ちます。
ぴあのプレリザーブもeプラスのプレオーダーもダメだったこまったちゃんはマジでムカついてます。
観たいよう~。
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宝塚歌劇雪組公演「霧のミラノ/ワンダーランド」

2005-09-24 | PLAY
ミュージカル・ロマン『霧のミラノ』
作:柴田侑宏、演出:中村暁

ショー『ワンダーランド』
作・演出:石田昌也

出演:
☆雪組☆
   朝海ひかる、舞風りら、飛鳥裕、灯奈美、美穂圭子、有沙美帆、
   悠なお輝、貴城けい、未来優希、水夏希、愛耀子、麻愛めぐる、
   ゆり香紫保、壮一帆、水純花音、澪うらら、天勢いづる、音月桂、
   麻樹ゆめみ、貴船尚、沢音和希、夏央小槇、山科愛、舞咲りん、
   奏乃はると、森咲かぐや、花帆杏奈、柊巴、神麗華、宙輝れいか、
   涼花リサ、谷みずせ、穂月はるな、凰稀かなめ、真波そら、緒月遠麻、
   麻倉ももこ、華岡らら、晴華みどり、沙央くらま、白帆凜、鞠輝とわ、
   花緒このみ、衣咲真音、彩みづ希、岬麗、早花まこ、夢華あやり、
   大凪真生、葵吹雪、千はふり、紫友みれい、紫いつみ、大湖せしる、
   真麻ひとみ、祐輝千寿、彩夏涼、純矢ちとせ、花夏ゆりん、沙月愛奈、
   大月さゆ、愛輝ゆま、桜寿ひらり、蓮城まこと、涼瀬みうと、
   香音有希、愛原実花、香綾しずる、悠月れな、梓晴輝、千風カレン、
   朝風れい、寿々音綾、凰華れの、美乃ほのか、聖河椋、愛加あゆ、
   此花いの莉、冴輝ちはや、透真かずき、希世みらの、雛月乙葉、
   詩風翠、央雅光希、白渚すず
☆専科☆
   鈴鹿照、高ひづる、汝鳥伶


生まれて初めての生「宝塚」です。
最近、従業員組合で斡旋販売してくれるチケットにM先輩が当たっての観劇。
正直、あまり乗り気ではなかったんだけど、観てみれば楽しい♪
始まったとたん、色とりどりのきらびやかな衣装を身にまとった麗人&美人が歌い踊ります。子供のころに観たならば、もっともっとあこがれただろうな。
女の子なら憧れるきらびやかなドレスがたくさんたくさん出てくるのです。
ドレスに見とれてしまった前半。後半はちょっと眠くなりましたが、終盤は展開の速さに大忙し。

夢見心地になりながらもお手洗いに立つと、行列でご婦人に話しかけられました。
「雪組のどなたのファンなの?コム?」
(コムとは雪組トップ朝海ひかるさんのニックネームと後で知りました)
「いえ、宝塚は初めてなんです」
「じゃ、今度は花組も観てね」
どうやら、彼女は花組のファンらしいんですが、
「雪組を観に来ているとダーリンが怒るのよ」と言い出したのです。
よくよく聞くと花組トップの方をダーリンと呼んでいるらしい。
空想だか妄想と現実との区別がついていないんじゃないかという発言が続き、Mさんと私とが凍りついていると、お手洗いの順番が来て彼女から開放されました。
大丈夫か?あの人・・・。

気を取り直して、ニ幕はショーです。
こっちの方が好きかも!
踊り、歌、さまざまな華やかな衣装。
最後はお約束の階段&羽。やはり、宝塚はこうでなくっちゃね。
トップのあまりのゴージャスな羽にちょっと興奮しちゃいました。
アンコールがないのにはちょっと驚きましたが、満足、満足。

帰りにお茶しながら、「死ぬ前に(大げさ)『ベルばら』は観ときたいね」と話しました。
ちょうど来年、星組の「ベルサイユのばら」-フェルゼンとマリー・アントワネット編-と雪組の「ベルサイユのばら」-オスカル編-の公演があるそうなので、観たいもんです。
どうせならオスカル編がいいな。
とすると、また雪組だ。
朝海ひかるさんはホント素敵だったし、いっそ、雪組トップのコムファンになっちゃう?(笑)

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「天保十二年のシェイクスピア」

2005-09-17 | PLAY
「天保十二年のシェイクスピア」18:00開演@シアターコクーン

作:井上 ひさし
演出:蜷川 幸雄
音楽:宇崎 竜童
美術:中越 司
照明:原田 保
衣裳:前田 文子
音響:井上 正弘
振付:前田 清実
ヘアメイク:高橋 功亘
所作指導:花柳 錦之輔
歌唱指導:泉 忠道
音楽補:池上 知嘉子
舞台監督:白石 英輔
出演:唐沢 寿明、藤原 竜也、篠原 涼子、夏木 マリ、高橋 惠子、
   勝村 政信、木場 勝己、吉田 鋼太郎、壤 晴彦、高橋 洋、
   毬谷 友子、沢 竜二、西岡 徳馬、白石 加代子 他

上演時間:1幕: 2時間
     休憩: 20分
     2幕: 1時間40分
     合計: 約4時間


どうにもこうにも相性の悪い蜷川氏ですが、毬谷さんが出るので観に行きました。
それにしても豪華キャストのせいでチケットがとれない、とれない、とれない。
仕方ないので一番安いコクーンシート(それでも6000円)をヤフオクで入手しました。もちろん定価じゃ買えませんでした・・・(涙)

蜷川作品3作品目にして、初めて最初から最後まで一睡もせず観ました(笑)
井上ひさしの脚本のおもしろさと、キャストのチカラでしょうね。

唐沢氏は先日の堤氏ほどにはないにしても、男前のいい俳優だったし、高橋恵子も夏木マリも篠原涼子もよかった。
藤原君は個人的にはもっとお肉をつけたほうがいいと思うけど、若くてきれいでした。
白石さんは舞台女優だね~。TVで観ると恐過ぎるのよぉ・・・(T_T)

肝心の毬谷さんはセリフも出番も少なすぎる・・・。
かなり残念でした。
ま、このキャストじゃしょうがないか・・・。

3時間40分もの長丁場なのにあっという間に終わる楽しい舞台でした。
今日みたいに一日2公演はキツイだろうなぁ・・・。
コメント (7)
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「エドモンド」

2005-09-11 | PLAY
シス・カンパニー プロデュース公演「エドモント」
15:15開演(15:00開演予定)@青山円形劇場

作:デイヴィッド・マメット 
演出:長塚圭史 
美術:堀尾幸男
照明:小川幾雄
衣装:前田文子
音響:加藤温
ヘアメイク:大和田一美
演出助手:坂本聖子
舞台監督:瀧原寿子
プロデューサー:北村明子
企画・製作:シス・カンパニー
出演:八嶋智人、大森博史、酒井敏也、小松和重、中村まこと、
   平岩紙、明星真由美、小泉今日子


休憩なしの2時間足らずの短い舞台。
青山円形劇場の形状を生かした舞台だったと思います。
八嶋さんはTVで見る以上に小柄で、美形でした。
彼にとっては集中力の要求される肉体的によりもむしろ精神的に消耗するんではないでしょうか。
彼の体当たりの演技に俳優としての力量をひしひしと感じました。
他の出演者は何役も演じますが、平岩紙ちゃんはコスプレの嵐!
初生キョンキョンも見られたし、いろんな意味で有意義でした。
でも、ラストが納得いかないんだよなー。
ま、ネタバレになるので詳しくは書きませんが。

私たちの席はAブロックだったんですが、開演前にキョロキョロしてた旦那がGブロックに津川さん(津川雅彦)とジョビジョバのマギーを発見。
津川さんはキャップをかぶっていて、ハッキリしなかったので終演後に通るのを待ってようかと思っていたら、花道をまたいでFブロックのドアから出て行きました。あ~あ。でも津川さんに間違いない!

で、ふとHブロックとの間の通路を見ると、V6の三宅君と目が合っちゃいました。
いると思ってなかったので、ものすごくビックリ!
旦那と二人で目を丸くしてしまいました(笑)
三宅君はやっぱり可愛い~♪
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「吉原御免状」

2005-09-10 | PLAY
「吉原御免状」18:00開演@青山劇場

原作:隆 慶一郎
脚色:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:堤 真一、松雪泰子、古田新太、京野ことみ、梶原 善、橋本じゅん、
   高田聖子、粟根まこと、藤村俊二、逆木圭一郎、右近健一、
   河野まさと、 村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、
   吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ、村木 仁、川原正嗣、前田 悟、
   二木奈緒、田畑亜弥、金子さやか、鶴水ルイ、熊本梨沙、鈴木かすみ、
   長谷川静香、武田みゆき、中間千草、仲里安也美、嶌村織里江、
   横山一敏、藤家 剛、武田浩二、佐治康志、矢部敬三、三住敦洋、
   富永研司、吉田和宏


XC列なので3列目かと思っていたら、2列目でした。ラッキー♪
しかもど真ん中!e+(イープラス)さんありがとーーー!!!
チケットを手にする前からメチャクチャ楽しみにしていました。
一番のお目当ては古田新太ですが、他出演者も魅力たっぷり。
ストーリーについては触れませんが、役者さんたちへの一言感想だけ書き記します。

☆松雪泰子☆
頭のてっぺんからつま先まで神経の行き届いていて、観ていて気持ちがいい。
このひとはいつのまにシナを身につけたんだろう・・・。
目の下のしわ?がちょっと気になりましたが、そこまで見えちゃう席だったということでしょうか。

☆堤 真一☆
白ふんどし&サラシ姿をありがとうございました(笑)
まばゆいばかりの男の色気ですねぇ。
今回の役にピッタリだったと思います。
旦那も「あまりのかっこよさにたまげた」と言ってました。

☆京野ことみ☆
キレイオーラをちゃんと出せていましたよー。見直しました。
登場シーン&終盤に着ていた孔雀柄の着物がめちゃくちゃ素敵でした。
これからもっと色っぽくなってね!

☆古田新太☆
出番足りない!!
もっと観たいよぉーーー。
古田新太主演作を熱望します。

☆粟根まこと☆
メガネかけてなーいい!!
やだーーーーーーーーー

☆梶原 善☆
体力余ってんのかな?
カーテンコールでやたら元気を振りまいていました(笑)

☆高田聖子☆
近くで見るとめちゃくちゃきれい!
魔性の女ですな。
尼姿がよくお似合いでした。

☆藤村俊二☆
おひょいさん笑える!可愛い!


とにかくすっごく楽しくってあっという間に終わってしまいました。
最後はちょっと泣いちゃいました。
肉声あいさつを期待していたんですが、ありませんでした。
なんでーーーー???
3回分チケットとったんだけど、結局2回分は売ってしまったんですが、2回でも3回でも観たかったかも・・・。
チケット入手は困難だと思いますが、機会があればぜひご覧ください。


劇団☆新感線プロデュース次回作は「メタル マクベス」
原作はウイリアム・シェイクスピアの三大悲劇のひとつである「マクベス」。
脚色はなんと宮藤官九郎。これにはちょっと驚きました。
演出は当然いのうえひでのり。
出演は内野聖陽、松たか子、森山未來、北村有起哉、橋本じゅん、高田聖子、上條恒彦。
長野公演のあとに、東京は青山劇場で。
絶対観たいけど、こっちは1回でいいかな。
「吉原御免状」は真剣にチケット探します。
コメント (4)
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「もとの黙阿弥」

2005-08-28 | PLAY
「もとの黙阿弥 浅草七軒町界隈」12:00開演@新橋演舞場

作:井上ひさし
演出:木村光一
出演:筒井道隆、田畑智子、柳家花緑、横山めぐみ、池畑慎之介、辻萬長、
   村田雄浩、高畑淳子、六角精児 他

初演は22年前だという。遅筆で知られた井上ひさしだが、再演だとその心配はないので安心かも(笑)
三幕に分かれた本作ですが、1幕は説明が多いこともあってちょっと退屈でした。ニ幕&三幕は身を乗り出しそうに面白かったですが。
今回のチケットは11000円から2500円まであって、とくにひいきの役者がでているわけじゃないけど、ちょっと観たいなって感じだったので、2500円のチケットを買おうと思ったら、すでに2500円は売り切れ。3500円でいいかと思っていながら、購入をためらっていたら3500円も売り切れてて、結局この3500円の席をヤフオクで4100円で購入。
3階正面の一番前。
明治座もそうだけど、花道が見えないんだよね~。
でも、今日は花道をそんなに使用しなかったので不幸中の幸いって感じ。


時・・・
欧化主義全盛の明治二十年(1887年)四月下旬。
ある日の夕方から、次の日の夕方までの二十四時間。

場所・・・
浅草七軒町にある芝居小屋「大和座」の内と外


第一幕 
珍客万来
二組の主従

第二幕
大和座ぶん回し
探偵うどん

第三幕
大団円の内と外


あらすじ・・・
自分の結婚相手を見極めるため、それぞれのカップルが偶然にも相手を入れ替えてお見合いをしてしまい、騒動が起こっていくという喜劇。


主な出演者たちへの感想。
筒井道隆・・・この人の「間」は最高。ある意味天才。
田畑智子・・・かわいい。うまい。
柳家花緑・・・芸達者。落語も聞いてみたい。
横山めぐみ・・舞台向きかも。最後の彼女には涙誘われました。スゴイ!
池畑慎之介・・今回は当然のように女役(笑)。コマ劇場のショー最高だったなぁ。
辻 萬長・・・感想なし
村田雄浩・・・この人って「薔薇族」っぽくありません?結構好きだけど(役者として)。
高畑淳子・・・今回の役はハマりすぎ!もっともっと出番が欲しかったナ。

メインじゃないけど
六角精児・・・この間、新橋の交差点ですれ違ったんだよな。気になる役者の一人です。

そして、
井上ひさし・・お繁(横山めぐみ)のラストシーンに庶民の哀しみを濃縮させたのは秀逸。「天保十二年のシェイクスピア」も楽しみです。
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ダンスライブ「WONDERLAND (ワンダーランド)」

2005-08-18 | PLAY
スタジオモダンミリイ・ダンスライブ「WONDERLAND (ワンダーランド)」
開演18:00@アートスフィア


演出:森山未來
構成:森山麗子
構成補:安川ゆう子
音楽監督:川嶋フトシ
振付:安川ゆう子、佐竹毅、林田聡、宇田三昭、義、中山陽子、
   SAORI、森山由巳
舞台監督:野村正弘(マナモア)
照明:幸村克哉
照明機材:CAT
音響:須川由樹(T&Crew)
衣装協力:NICE COLLECTIVE
宣伝美術:ネルケプランニング
宣伝写真:設楽光徳
制作:小池義圓、森山重喜
プロディーサー:池田道彦
協力:キョードー大阪、サンライズプロモーション東京
企画製作:アトリエ・ダンカン、スタジオモダンミリイ
特別協賛:ハウス食品

ダンサー:森山未來、安川ゆう子、佐竹毅、林田聡、宇田三昭、
     義、中山陽子、SAORI、森山由巳、中川誠、
     尾沢奈津子、藤井瑞恵、オガッチ、森下美樹、
     山本愛、斉田美和、沼野紀子、林めぐみ、林明子、
     若生恵子、星野一嘉、冨田加奈子、喜始裕香


「BAT BOY」を観て、「もっと踊る未來くんを見たい!」と思っていたら、未來くんの実家であるスタジオモダンミリイのダンスライブのチケット優先の告知メールが来た。
でも、8月20日・21日は法事。あきらめてチケットは取りませんでした。
今月に入って、「仕事も一段落してるし、夏休みは1週間取ろう」と決意。
ヤフオクで探すと18日(木)の2階最前列のど真ん中を発見。定価以下で無事落として、私の休暇は18日(木)~に決定!

昼間は洗濯したり、たまりにたまったTBを少しお返ししに行ったりとのんびりと過ごし、夕方いざ天王洲アイルへ。
アートスフィアは毬谷友子さん出演の「8人の女」、森山違いの森山直太朗の「森の人」以来で3回目。
いい劇場だけど、モノレールで行かなければならないのでちょっと不便。

肝心の舞台は正直イマイチ。ダンス自体への興味のなさから、未來くん以外の出演者に興味を持ちきれない。

隣のおねーさまなんてちょくちょく舟こいでました。
この人は更年期障害なのか、ちょうどいい具合に冷房の効いたホールで扇子で扇ぐ、扇ぐ。
隣の人(=私)に迷惑なので、やめてください。
ほんと嫌だった。
寝てるか、扇いでるかしかしてないんだもの。
シーンとしてるときに、カバンをごそごそするし、さっきまで激しく音楽かかってたじゃん、そういうときにしなさいよ。
まったく、何しにきたんだか。
久々に本気で頭にきたひとときでした。

未來くんはよかったけど、今回はセリフなし。
「BAT BOY」ではダンスの少なさに物足りなさを感じたのに、今回はセリフや歌のないところが気に入らない。
わがままな観客だね(笑)
でも、同じように感じた未來くんファンは多いのでは?
次はぜひとも、ダンス満載のミュージカルを!もちろん未來くん主演で。
どう思います???


ちなみに今回のダンスはストーリー仕立ての章立てになってました。
それぞれの章で色とりどりの衣装を身にまとったダンサーたちがさまざまなダンスを観せてくれます。
ダンスが好きな人なら、楽しいのかなー??

SCENE1  猫と少年
SCENE2  街
SCENE3  風と男
SCENE4  猫の群れ
SCENE5  お喋りカラス
SCENE6  子守唄
SCENE7  蝶
SCENE8  秘密の花園
SCENE9  いも虫の囁き
SCENE10 双子の話
SCENE11 怒りの扉
SCENE12 お茶会
SCENE13 愉快なキノコ
SCENE14 お祭り鳥
SCENE15 運命のカード
SCENE16 無気力の沼
SCENE17 鏡の世界
SCENE18 素顔のままで
SCENE19 微笑み
SCENE20 風になりたい
SCENE21 WONDERLAND
~ FINAL ~
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舞台版「電車男」

2005-08-06 | PLAY
「電車男」 開演18:00@パークタワーホール

原作:中野独人 
脚本・演出:堤幸彦
共同演出:大根仁
脚本:三浦有為子
音楽:武内享 
出演:武田真治、鈴木一真、モロ師岡、佐伯新、
   脇知弘、千代将太、河原雅彦
声の出演:優香、平野文、キタキマユ、堀越のり、笑福亭鶴光
映像の出演:中山愛弓

2ちゃんねるから飛び出したアキバ系男とブランドおねいさんの純愛もの。原作(2ちゃんねるのログなのかな?)も読んでないし、映画も観てません。ドラマも期待を外してイマイチ。
しんちゃん(武田真治)が出るというだけでプレリザーブでとってしまったのは失敗だったんだろうか?とくよくよしつつも、ただでさえ暑いのに超高層ビルばかりでなお暑い新宿へ行ってまいりました。

席は前から5番目の通路側。なかなかの良席です。
少し後ろに妙に顔の小さいキレイな男の子が数人座ってました。周りにはギョーカイっぽい人々。ホリプロ関係??
仁藤優子も発見。彼女もホリプロだな。
結束の固い事務所だなぁ(*^。^*)

さて、肝心の舞台ですが、これがかなり面白かったです!
ステージの真ん中にはしんちゃん(電車男)の部屋。左右に三段づつ「部屋」がしつらえてあって、6人の毒男(どくおと読みます)たち。
7人がセリフを言い、しんちゃんの上部のスクリーンにその言葉が文字や絵文字、アスキーアートになって出てくるようになっていました。
スクリーンには7人の顔のアップ映像も写るようになっていて、その表情や動きも見逃せない。せっかく生しんちゃんがいるのに、ついスクリーンのほうを追ってしまいます(笑)
しんちゃんがアキバ系から変身していく様もみどころのひとつ。
共演者たちも、文句のつけようのない面白さでした。
とくに、鈴木一真!彼はひきこもりの汚い貧乏そうな毒男ながら、声がいいし、セクシー。年上とは思えないかっちょよさでした。
あとは、金髪に近い茶髪のロン毛というイメージの河原雅彦(ともさかりえの旦那)が、スーツ、ネクタイ、黒短髪という意外な姿で登場。おもしろい俳優だね。
モロ師岡はひとりで会場の笑いをもってってたし、くま(脇知弘。ごくせんで「くま」役だったため、うちらにいまだに「くま」と呼ばれている)もいい味出してた。
声の出演の優香もよかったと思います。

途中、通路を通ったしんちゃん。顔小さくって華奢で可愛かった♪
旦那も「やっぱり武田真治はかっこいい」と言ってました。
私の横を通っていった後、後方の観客(若い女性)の手を取ってました。
う・羨まし過ぎる・・・。

ということで、今日は大満足のうちに終演を迎えました。
楽しかった(*^_^*)

チケットまだあるみたいなので、ぜひご覧ください(^_-)-☆
コメント (2)
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「吉原御免状」観劇予定

2005-07-25 | PLAY
9月10日(土)「吉原御免状」青山劇場 XC列センターブロック
9月23日(金)「吉原御免状」青山劇場 K列センターブロック
10月1日(土)「吉原御免状」青山劇場 G列サブセンターブロック

3回分取ったチケットが届きました。

日程的には10月1日(土)がいいかなーと思っていたんだけど、席が一番よかった9月10日(土)に行くことにしました。翌日も同じ青山(円形劇場で「エドモンド」)なので、できれば一日に両方観たかったかも。それもハードか(私=体力なし)。
10月1日(土)にもう一回観に行ってもいいかなと思いつつ、9月23日(金)とともにヤフオクへ出しました。10月1日(土)は売れなくてもいいやと高め値段で出したんだけど、こっちだけ即決価格でさっさと落札されました。9月23日(金)も入札はされているので(こっちは定価スタート)、どっちもお買い上げは決定。
ということで、1回だけの「吉原御免状」になりました。
XC列ということは前から3列目。生古田新太にまたうっとりしようっと(*^_^*)
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「久本雅美の大天才サーカス」

2005-07-23 | PLAY
WAHAHA本舗 presents
「久本雅美の大天才サーカス」 開演15:00@シアターアプル

演出・構成:喰始
原作:なんきん
出演:WAHAHA本舗所属・・・
   久本雅美、ウクレレえいじ、猫ひろし、飯塚俊太郎、元氣安、
   3バカヘッズ(トニー淳、正源敬三、バーマーイ雅晴)、ねんど大介、
   パー&ナー(星川桂、光野亜希子)、
   セクシー寄席(椿鮒子、ヴァチスト太田、矢原加奈子、兵頭有紀、寺田奈美江)、
   村本准也、アンドレ仁平、ジジ・ぶぅ、ナカジー、
   楽珍トリオ(我善導、浜田もり平、久彌繁)
   
   フリー・・・
   好田タクト、コンタキンテ、小柴雄一、内田しげ美、日置滋土、
   大窪みこえ、永野さつき、吉武伸晃、
   ヒットマン(林田竜次、河野和男)

   (社)落語協会所属・・・
   翁家勝丸

   石井光三オフィス所属・・・
   なかのよいこ、まっするともちゃん

   N2所属・・・
   関幸治

   プライム・ワン所属・・・
   うつ八郎(東京ゴブリン)

   大川興業所属・・・
   今野慶一

   東京ミルクホール所属・・・
   哀原友則、金内隆司

ご覧の通り、ものすごい数の出演者。
初めてのWAHAHA本舗公演でしたが、途中夫婦で乗り切れず固まった場面もありましたが、全般的には楽しめました。
楽しめたけど、私はまた来ようとは思いませんでした。
それにしても大人のお下劣ギャグ満載。
小学生の男の子も見かけましたが、「君にはまだ早い」と言ってあげたかったです。

あと入場前に柴田理恵を発見!
おっぱいがミサイルみたいに突き出してたのが気になりました。ハリウッドブラですか??(笑)

途中、暗転中に大地震!
舞台は何事もなかったかのように進んでいましたが、帰りの電車が大変なことになっていました。

全線不通の東京メトロを横目にうっかりJRの改札を通ったら、JRも全線不通。
長蛇の列に並び払い戻し。こういうときって絶対横入りするやつがいるよね。
今日も老若男女問わず、ズル込み。ズル込み、ズル込み!
「ズル込みすんなよ!」はもちろん、「そこ!入れるなよ」と叫びたかった。
少なくとも私の半径1メートルでは横入りはできない状況でしたけどね。
私が鬼のような顔で見張ってましたから。
私はあーいうときの横入りがもっと大きな災害があったときに惨事を生むと思っています。
「自分だけよければいい」という考え方はやめてください。お願いですm(__)m

今日は錦糸町で「皇帝ペンギン」を観る予定でしたが、家に帰るので精一杯。
明日、旦那をなだめすかして観に行く予定です(^_^)v
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「夢の浮橋」~人形たちとの「源氏物語」~

2005-07-22 | PLAY
静岡県グランシップオリジナル制作 糸あやつり人形芝居
「夢の浮橋」~人形たちとの「源氏物語」~ 開演19:00@世田谷パブリックシアター

作・演出・美術:佐藤信
主催:財団法人静岡県文化財団
提携:世田谷パブリックシアター
特別協力:糸あやつり人形「結城座」
人形美術・意匠:山口小夜子
音楽:磯田収
出演:竹本素京(義太夫)、結城孫三郎・結城一糸・結城千恵・他 結城座、毬谷友子

毬谷友子さんのファンクラブ「弥々の会」から出演情報が来たので、場所と時間が合う日をチョイスしてチケットをとりました。なもんで、内容をよく把握しないしないでのこのこ出かけて行きました。毬谷さんの付き人をしていたことのあるKさん(母の知り合い)と母と待ち合わせをして、いざ会場へ。本日は2列目という良席での鑑賞。
始まってみれば、結城座が巧みに操る美しくも華麗なあやつり人形と、老女(中将?)・光源氏・六条御息所・王命婦(六の君のお付)・浮舟を見事に演じ分ける美しくも妖しい毬谷友子が、源氏物語を紡ぎだしていきます。
今回は青年役まで演じた毬谷さんの演技力に感嘆しながらも、あやつり人形にも魅了されました。結城座は人形を操りながらセリフもしゃべります。メインの方たちは、男になり女になりとこちらも華麗な演じ分け。
私は結城座を観るのは初めてだったのですが、すっかり魅了されました。機会があればぜひご覧になってください。
今回はメインの人形のデザインをあの!山口小夜子さんがデザイン。妖しい美しさにより一層の彩りを添えていました。
この山口小夜子さんを入場してすぐ発見!もうかなりのいい年のはずなのに、小さい顔とモデルらしいスタイルで着物のはぎれを使ったような素敵なドレスをお召しでした。
そして、もう一人発見!渡辺えり子さん!!
「あ、渡辺えり子!」って母に囁いたら、走っていく母。
すかさず止めました・・・(笑)
困ったオバタリアンだ・・・(死語)

素晴らしい公演のあとは、Kさんにくっついていき毬谷さんの楽屋へ。
「えーーーー、手ぶらだよ私・・・」と思いつつも、ちゃっかりお邪魔してプログラムにサインを頂戴しました。えへっ(*^_^*)
楽屋裏で先日観た「おんなの落語」に出ていた植本潤さんを発見!小柄でキレイな男の子って感じでした。つい話しかけちゃいました。私も十分オバタリアン(だから死語だってば、自分)
毬谷さんが「ロビーで初日打ち上げがあるから寄ってって」と言ってくれたので、お言葉に甘えて隅でひっそり参加。
演出者、出演者、演奏者、お偉い様にまぎれてキョロキョロしちゃいました。
毬谷さんに次回は「天保十二年のシェイクスピア」で・・・と勝手に宣言して帰りました。

帰りは母とKさんは世田谷線。私一人田園都市線。
とうきゅうストアで高級そうめん(お中元にいただいたひねもののそうめんに開眼)、うどん、パスタ類など乾麺を買いだめ。普段行きつけないスーパーだと、いつものスーパーで買えないメーカーのものが買えるので嬉しい(*^_^*)
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