茄子が美味しい

厳しい暑さに毎日の感染者の数に　買い物に行くのも

ためらわれるこの頃　お年寄りは外に出ない方が良いと

息子が行ける時に　必要な物を買って来てくれる。有難いこと。

いつも夏野菜が必要なおばあちゃん。

長い茄子が手に入ると　いつも焼き茄子になる。

焼き茄子大好き。以前はガスに魚焼きの網を置いて

茄子を網に乗せて　上下にひっくり返しながら

様子を見ながらの手間が必要だったけれども

今はコンロのグリルにおまかせだから簡単。

焼き立てを　指を氷水につけながら皮をむき生姜しょうゆでたべる。

美味しいよ。焼き茄子大好き。

祖母との思い出

父方の祖母は家事に関わる人ではなかった。

いつも火鉢の前に座っているおばあちゃんだった。

我が家４姉妹はみんな幼稚園には行かないで

数え年６歳の6月から　ピアノのお稽古を始めている。

当時のピアノ入門書は　バイエル「園田高弘監修」

子供用は音符の一つ一つが大きくて　紙も立派　製本も立派

横長の分厚い重い重い楽譜だった。

レッスンバッグというものはなく　風呂敷に包んでもらって

持っていくので　風呂敷が解けてぐしゃぐしゃに。

姉たち二人は　綺麗な曲　元気な曲を上手に弾いていた。

先生のお宅は　小学校の前を通って学校の塀に沿って歩いて

小学校の裏の住宅だった。

そのピアノのお稽古に初めのうちは祖母が付き添ってくれたのです。

一人で来ましたと先生に言ってね。と終わるまで外で待っていたのです。

お稽古が終わると　先生が玄関から門まで一人で来て偉かったねーと

見送って下さるのでした。

姿を隠して待っている祖母のことをご存じだったと思いますよ。

何もしないおばあちゃんが　ピアノのお稽古には

協力して下さっていたのでした。有難いことでした。

小学校に入る前に　ラジオ放送でバイエル100番、104番を弾く

機会を頂いた。当時は録音はない時代。生放送。

合図をしてから弾くように何度も言われたのに

合図の前に　弾き出した女の子でした。

ホームベーカリーで

甘い食パンが苦手で　ホームベーカリーで

我が家好みの食パンを焼く。

焼き立ての食パンの端っこを　小さく一口大に切って

食卓へ。この端っこのパンが　ビール　ワインのアテに

とても美味しい。このパンにクリームチーズと柚子胡椒をつけて

口にする。息子がその様にしているのでやってみたら

美味しいこと。

おばあちゃんは　赤ワインのあてに美味しいと思う。

家で焼いたパンだから？　焼き立てだから？

蝉の抜け殻

蝉の声を聞きながら庭に下りる。

庭に下りる時に転ばないように　息子が作ってくれた

つかまり棒に　今日は先客を発見。

泥の中から出てきたのがよく分かる抜け殻。

抜け殻は庭のあちこちで目にするけれども

こんなに　泥だらけなのは初めて。

泥の中に7年　生まれて一週間のいのちだから

しっかり生きて欲しい。

直ぐ近くに生まれて間もないアブラゼミを見て嬉しいおばあちゃん

でした。

かわらなでしこ

毎年花を見せてくれる　かわらなでしこ

風情も優しい。ピンクの色も優しい。

丈がながーく伸びるので２５センチの背が高い鉢に

植えている。

なでしこは秋の七草の一つでもあるけれども

花期は５月ー８月。今年花が見られたのはとても嬉しい

春に気がついた時には雑草に撫子が覆われて撫子と草の区別が

つかなくなっていた。腰掛けに座りこんで長い時間をかけて

草と思うほうを取ったけれども心配だった。

あっちむき　こっち向き好きなほうを向いている花だけれども

来年も会えたら良いなー。