こけけ便り @女将の徒然日誌

店ネタ、日々ネタ おまけに@女将の趣味ネタ綴り

鹿児島 雄川の滝

2018-03-16 18:50:14 | 日記
3月12日(月)

私の強気の押しで、義兄夫婦の店(ひまわりラーメン)臨時休業

兼ねてから行きたかった

NHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニング曲に合わせて映し出される大隅町の雄川の滝へ

前夜、みんなで食事しながら観て話題にもなり、義父からも行ってみたいなぁ~発言有り

ネット検索で遊歩道にて30分歩くと事前情報得ていたので

今回は下見も兼ね義兄夫婦と四人で出発

九州道→東九州道→大隅縦貫道経由にて約二時間少々

ナビが案内した場所は

雄川の滝上流展望所でした



下から見上げて、その後上へのつもりだったけど

まぁいいか(笑)





わぁ~

ほんとにエメラルドグリーンだぁ





でも、滝流れてないしぃ・・・

濡れてるだけだしぃ・・・

ダムからの放流もなさそうだしぃ・・・



下方に見えてる展望所行っても無駄足かぁ~



それにしても

滝つぼの神秘な色合いに惹かれる



取りあえず、記念撮影♪

  

御髪を整え、ハイポーズ♪

  

ちょっと、嫌々 かなりショックかも的な会話が(笑)



ちゃんと滝のルーツも学びます





では

帰るとしますか



それにしても

残念無念・・・

凄く、すごく、すご~~~く 期待して来たのにぃ!!



後ろ髪惹かれつつ車へ戻る



今一度確認!!

遊歩道コースを行くか?行かざるか?

そうだ!!

観光課へ問い合わせてみよう♪

即、電話

これこれ云々、すごく期待して四国から来たんですけどぉ~的な会話(笑)

ダムなので放流時間が決まってるんですか?・・・でも完全に水なかったしとか(-_-;)

すると、

若くて爽やかな電話の主は

遠くから有難うございます。

元々白糸のような滝なんです。

今おられる上流展望所とは違って、遊歩道を歩いていただいて下から見る景色はまた違った景観が観れますよ。

とのお応え♪

ナビに入力する住所も教えていただきました

今一度、地図を再確認して



電話して良かったなぁ~なんて会話しながら移動

あぁ!! ネットで出てた橋が見えてきた!!



フットワークの軽いお義姉さん車から降りた(笑)



では、私も降りてフォト撮り♪





そこから、ぐるりと周るような形で遊歩道入口めざす

上流展望所より車で10分弱移動

只今、駐車場拡張工事最中でした



   



下を覗くと

透き通った川の水  



展望所まで遊歩道歩いて約20分から30分 トイレは済ませておきましょう

  








遊歩道の道すがら春を感じる植物がそこかしこに

      

先頭で颯爽と歩くお義姉さんも唖然の光景が広範囲に見えてきました



  

その先に、さっき通ってきた橋が見えてきました



休憩なしでスルー 

この辺りから景観に倒木は入らなくなりました



山手側に小さな滝発見!! 

川の水面が見えてきました



綺麗!!透き通ってる!!



あの橋にも近づいてきました



初めての階段!! 車いす移動は完全に消えた!!





展望所まで残り半分!!

行き交う人達と「こんにちはぁ~」の挨拶が心地良く疲れ知らず♪

あまりの水の綺麗さにちょっと道草♪

いい歳扱いて?童心に戻って?

二人とも水辺に近づく





兄弟仲良く ハイポーズ♪



ならば、義姉妹でも

   

落っこちた椿を拾って

  

別嬪さんのお義姉さん、カメラ向けると表情固くなる(笑)



平均年齢耳順越え

ちょっと、知ったか解説

先日、山口県からいらした老紳士から教わりました。

還暦で凹みますと言う私に還暦と言わずに耳順と言えばいいとのお言葉

それって、どういう字書くんですか?どういう意味ですか?の質問に

人の言うことを聞き分けられる年齢になったということと教えていただきました。

帰宅後調べてみると、論語の為政第二篇四句めの言葉らしい

耳従う

自己と異なる説を聞いても反発を感じなくなった。人の言うことを逆らわず素直に聴けるようになった。つまり、人間の生活の多様性を認識し、むやみに反発しないだけの心の余裕を得たとの解説

三十にして立つ(而立)、四十にして惑わず(不惑)五十にして天命を知る(知命)

六十にして耳従い(耳順)七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)をこえず(従心)とか

すごく勉強になりました

では、では先へ急ぎましょう

  

雄川の滝 展望所到着!









雄大な流れの滝にご対面とはならなかったけど

神秘的なエメラルドグリーンの滝つぼや岩肌の景観に魅せられました

素晴らしい!!

お義父さん、ここまでの移動は無理なようです

上流展望所ならば、なんとか頑張れそうかもですが・・・

もっと早く知っていればお義母さんもみんな元気な時に来れたかも・・・残念です

私のブログで愉しんでください

中々弾けきれない二人を囃し立ててポーズとらせちゃいました

  

ついでにラブリングも



ちょっと指導しただけなのに、めっちゃ上手(笑)

実は仲良しこよしなのね

面白い顔して!!の注文に

  

ノリノリになってきたお義兄さん





アッカンベーの掛け声に

二人揃ってかなり控えめあっかんべ(笑)


一方、こちらさん

相変わらず苦戦してます

  

やっぱ無理だわぁ~

この方がキマッテマス!!(笑)

         

嫌々、心配ご無用!! 

あくまでもポーズですから(笑)

決して乱闘などしていません

お目々直しに今一度

神秘の景色を





さて、戻るとしますか♪



途中の休憩ベンチにて

旅の恥はかき捨てましょう

お二人さんハイポーズ



ありゃ

仲良しポーズやらんかい



またまたこちらさんは

 

ハイハイ ちゃんとね(笑)



いつになったら戻れんねん!!

早く帰ろう 

わぁ~ クローバの群生だぁ♪



でも、四葉のクローバ探すだけの乙女にはなり切れませんでした(笑)

一足お先に大阪より故郷へ戻った義兄夫婦

生まれ故郷とはいえ都会暮らしが長がったから戸惑いも多々あったと思います

でも、ちゃんと根を下ろして地域に溶け込んでる二人に頭下がります

何かにつけ助けてもらった二人に感謝です

吹田時代夕方から私達が留守になるのを不憫に思い、学校終わると義兄宅にて食事、お風呂と面倒見てもらった。

子供達の運動会も、私が実家にて病に臥せっていた間も、節分の手伝いも・・・

数えきれないくらいいっぱいお世話になってきました。

久しぶりの四人で過ごす時間

お互い歳重ねて、いつか身体の自由が利かなくなる時が来るかもしれないけど

できる限り行き来し続けたいなぁ


偲ぶ

2018-03-16 13:12:24 | 日記
3月10日(土)

義母の一周忌法要に合わせ鹿児島へ向けて

八幡浜港→臼杵港 11時50分発 (宇和島運輸フェリーにて)

店閉店後、片づけ済ませ自宅より5分足らずとはいえ到着したのは出港15分前(^_^;)

乗船手続き済ませて、乗船したのは出港5分切ってました

ホッと安堵の出発♪

この日は、息子37歳、義父90歳のお誕生日

お祝いメール送る中

旦那様より冷蔵庫壊れた!!メールが(-_-;)

業者さん待ちなるも、結局都合つかず営業時間に入り

タイムアウト!!

結果、休日明けに持越し

なので

冷やしているグラス類を全部出して、必要最低限の冷蔵保存を確保

出発間際までバタバタでした

こんな時って妙に不吉な予感がついて回りますが・・・

取りあえず

セーフということで一路鹿児島めざします

午前2時過ぎ臼杵港到着

東九州道臼杵インターより高速道路にて

宮崎自動車道経由→九州自動車道→南九州自動車道 松元インター下車

そこから10分足らずで実家到着

宮崎道が開通して、臼杵より4時間少々約2時間も早くなりました

感謝、感謝です


とは言っても

そうそう帰省する機会もないのですが

休日利用の帰省やお祝いごとなら嬉し楽しの道中

ではない場合は

口数も少なく、思い心引きずりながら・・・

そんな帰省がこの1年数回続いています

昨年、3月17日 永久の眠りについた義母

普段は離れているからか、もういないことを実感することはありません

でも、実家に行けば

いつも、笑顔で迎えてくれた義母の姿はない

それに代わって

遺影の義母が穏やかな笑みを浮かべて迎えてくれる

改めて

二度と逢えない現実と向き合い、色々な思いが溢れてくる

初めてお会いした日

一緒に歩いた道

連れられて行った場所

何気ない会話に大笑いした表情や笑い声

その時々でのやりとり

長男、長女のお宮参りには八幡浜の実家に来ていただき、八幡神社にてお参りしたこと

そして、

決して口数の多い方ではない、どちらかと言えば少ない義母からの心に残る三つの言葉

次々と出てくるわ!浮かぶわ!状態になるのです

なので普段以上に喋りまくります

遺影のフォトは、甥っ子の結婚披露宴で私が撮ったもの

写真写りが悪いとの理由でかなりの写真嫌いでした

カメラ向けるとつい表情が強張ってしまうようです

なので、さりげなく声掛けながら連写にて(笑)

  
嬉しくて、幸せな日の家族みんなが居合わせた日の思い出のフォト

写真の義母を前にみんなであの日、あの時を偲べます

      

   

   

容態急変の連絡に急ぎ駆けつけたあの日

皆の心配をよそに予断はできないまでも、落ち着きを取り戻した義母に安堵♪

そして

出張先の名古屋から一人車にて徹夜状態で駆けつけた息子に驚いた!!

集中治療室への面会は数人ずつと言うことで

親戚の方と主人が先に

顔見るなり開口一番

「ないごて、こけおっとよ!」「仕事は?」「早よ、戻らんか!!」と怒られたとか(笑)

主人にとって母からの最後の言葉になりました

その後

息子と私が入り、息子の顔見るなり泣き出してしまった

「龍ちゃんねぇ 有難う、有難う・・」

それを見て居合わせた義父、義妹ももらい泣き

もちろん、私も

そんな感動のシーンでした

そして

命を繋いでいるチューブが苦痛であったり、病院に居ること事体納得いかず

「家に帰る!連れて帰って!」

「昼食食べてから・・・」と言い聞かせる妹

「家に帰って食べる・・・」と返す義母

何度か繰り返すも、聞く耳持たない義母

そして

義妹が言った!!

「佐智さんが母ちゃんの分全部食べたからご飯ない」

おもわず私も

「お義母さん、ごめん!お義母さんの分食べてしもうたわ」

すると

「よかたいが。 あたいが作るで。みんなで食べよう」(いいよ、私が作るからみんなでたべよう)

「そうやねぇ・・・」

その時タイミングよく昼食が運ばれてきた(笑)

義母の食する姿を見ながらそっと病室を出た

なので

私や息子にとって、最後のやり取りは涙と笑いとほっこりで締めくくり

その後、一喜一憂の状態が続き

家族で悩みに悩んだ選択、覚悟の退院

闘病中の険しかった表情は

見る見るうちに穏やかな表情になりいつもの義母の表情が戻った

義妹がラインにて送ってくれたフォトに涙が溢れ、胸が苦しくなった一年前の今日

今後の一時も目を離せない介護優先で

自分の住み慣れた家ではなかったけど

たぶん

きっと

穏やかな心持ちになれたのでは・・・

ご近所さん達も代わる代わるお見舞いに来てくださったとか

束の間のわずかな時間、一晩だけの静かな眠り

一日でも長くの思いは届かなかったけど

退院の翌日

長男宅の自室にて

私達は立ち会えなかったけど、みんなに看取られながら逝きました

理想の最期ではなかったかと思えます

葬儀での息子の語りかけるような大阪弁の弔辞に涙が止まらなかった

貴女の初孫は37歳になりました

褒めてやってください

堂々としたものでしたよね

あの子はちゃんと鹿児島背負ってました

じいちゃん、ばあちゃん大好きでしたもんね♪

その後はイマイチさすがの感動は見受けられません(笑)

仕事人間と化しております

危惧した不吉な予感??(笑)じみたトラブル、アクシデントは発生したものの

そこは、大人の対応で

皆で心納めて、無事一周忌法要済ませることができました

こんな時、いつまでも愚痴ったり、言い過ぎると

「もう、よかたいがぁ~」と一蹴されちゃってるかもね(笑)

折に触れ

ブログに綴ろうと思うも

いざとなると無理!!

やっと

って言うか

なぜか綴りたくなった

明日は辛い記憶、記録ではなく

愉しい記憶を綴ります

悲しい、辛い記憶は楽しい記憶に塗り替えることにします