木村一八容疑者の主演映画を差し替え 毎日放送 (朝日新聞) - goo ニュース
あのさあ、作品と出演者とは別物でしょ。どうしてわからないかな。
人生ゲームや山形ケーブルテレビのインタビュー番組中止に関してのエントリーで書いたことをまた繰り返さなければならない。
人生ゲームのときはこう書いた。
こういう事件が報道されるたびに私はうんざりしている。いい加減に作品・製品などの評価を、その製作に関与した者の犯罪性(ホリエモンはまだ容疑者に過ぎないが)で左右する愚かしい考え方を卒業したらどうか。
作品は作品、人は人ではないのか。犯罪者の手による文学作品・絵画は世にたくさんある。認めないつもりだろうか。映画にも麻薬に手を出してつかまった俳優が沢山出演しているが、これらも認めないつもりか?
今となって考えてみれば、後段は明らかに詰めが甘かった。「認めないつもり」なのだ。根は深い。過去の慣習への盲従と郷愁(?)が全てに優先して磐石の強さを誇る美しき日本。
合理性のあるなしは全く関係ないのだ。
自粛といえば北海道のとある学校が高校野球の出場辞退するというのが話題になっているな。これもまた日本の「悪しき美風」だ。過去と同じであることが全て。皆が同じモノを分かちあうことが至上。高校野球のキモチワルサについては、いずれ機会があればまた書こう。今は酒を飲んで酔っ払っているのですっ飛ばして結論にいくが、こういう「悪しき美風」にシンパシーを感じている人が絶滅しないうちは、少子化問題も年金問題も決して解決しないね。
自粛でググったところ先頭近くに出てきたのがこれ。
クールなエントリーだ。拍手を送りたい。こういうことがいえる人が増えれば、少子化問題も年金問題もやがて解決するであろう。
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