しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

地域団体とコミ協

2013年06月07日 | Weblog

地域団体の総会があった。60年の歴史を有する地域団体である。

かっては広域(4つの小学校区)で50を超える自治・町内会組織を持ち、行政への大きな発言権を有する会だった。

今は3つの小学校区で40未満の自治・町内会組織で運営されている。顧問・相談役に地元の国会議員・県会議員OBを据え、議長は元市議会議員だ。

活動報告に過去の行政への意見・要望書の提出一覧があり、今後の提案事業への意見を求める用紙も添付されていた。問題がいくつか質問されていた。

◎ 年会費と同額以上の繰越金がある。◎陳情活動の具体的提案が無い。◎ 青年部活動費(予算の6割)が本来地域コミ協が行うべき活動と重複する印象がある。地域コミ協との活動のすみわけは協議されているのか。

という点だった。確かに指摘はあたっている。

新潟市の場合、地域コミ協は1小学校区に1つある。(1箇所だけ2つある)それぞれ行政から活動補助金を頂き、地元自治・町内会の声を基本に活動している。行政がコミ協に活動補助を始めて6~7年。大きな活動組織となりつつある。

従来の組織でコミ協と協議しているかと言えば皆無だろう。

コミ協の役員が従来の組織役員と重複しており、活動にコミ協活動と重複しておるところは無い。といいつつ。協力という表現でコミ協活動と同じことをしているケースも散見されるのだ。

コミ協は狭い範囲の会員活動、地域団体はより広範な自治・町内会組織からイベントに参画。それなりに地域住民に触れ合う活動をしている。コミ協と統合・一本化して重なる活動の無駄を省き、より地域住民福祉に貢献できないかという意見は出ていない。

組織の歴史・役員体制が地域コミ協と組織統合する意図を持ち合わさないことが大きい。

コミ協の統合も難しい。学校統合があっても専門部の学校関連部会(育成協・公安協・PTA)

の統合は統合検討の俎上に登っても、他の専門部(青年・婦人部・民生児童委員、日赤・社協、防犯・防災・老人クラブ、ひまわりクラブ、等)地域に関わる活動組織の統合話は無いのだ。行政もコミ協に活動支援を1本化したいと考えているようだ。

重複する活動と重複する役員。それぞれの組織に理事長。会長。お友達クラブの会員勧誘。ここらで組織統合・組織のあり方。検討の深堀があってもいい。


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