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しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

悉く読めますか?

2010年11月23日 | Weblog
クイズ番組を見ていたら「悉く」が読めない高校生が「鹿児島ラ.サール高校」のクイズマニアグループだった。

英語10問、歴史、漢字、日本史、世界史、いろんなジャンルから選べる。
宇都宮高校がトップだった。
3人に一人が東大に合格するというレベルの高校が数多く出場したクイズ番組であった。
10人で10問を一人ずつ回答。全問正解しないと落選する形式だ。
最後まで残った問題を時間内に回答すべく必死で答え続ける。時間内であれば何回不正解でもOKだ。

涙を流しながら回答を続ける。最後の問題で不正解で落選した高校生の落胆は大きい。
同僚メンバーに肩を支えられて席を離れる落胆ぶりだ。

「未曾有」=「みぞゆう」で首相をやっていられる国なのだからそこまで落胆するな。
「2つ覚えていれば国会議員.重要閣僚もやれる」と考えていたた国会議員さんもいたぐらいだ。
東大、慶応、卒でもその程度。スタンフォード大卒でも常識を知らない「口の軽さ」
理解力不足は深刻だ。

学力は落ちているのだろうか。
世界の学力コンテストで日本人の快挙は最近聞かなくなった。ノーベル賞日本人も70歳代の過去の人だ。
囲碁、将棋、の競技人口の低下はレベルの低下も感じる傾向だ。
ハーバード等世界の有名大学に留学する日本人は過去のピーク時と比して半減。更に減少傾向という。
他方、教育費の親の負担率は過去最大となった由。国が未来を託す教育機関への補助金を削減し続けるからしわ寄せが授業料に反映している。
国の未来を託す人材への投資、教育環境の涵養へ国家のかかわりが薄れている印象だ。
中国に抜かれ、韓国に抜かれ、インド、までもが日本を視野に入れた人材優位をアピールしている。
日本の後手後手の対策にモンゴル、ベトナム、タイ、シンガポールは強気の姿勢が見える。
坂本竜馬がもてはやされるわけだ。
今、日本に歴史を動かすカリスマが欠乏しているのだ。

ヒーローの登場が望まれる。日本に「リンカーン、ケネデイ」は出ないのか。
連訪、小泉進二郎、では役不足。^^;

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