南方からの飛来種として自然教育園のトンボ展にも写真を展示したウスバキトンボ。
世代交代をしながら北上してくる種類のトンボだ。都内では6月頃から見られ最盛期は9月上旬。昨年はミヤマアカネを撮影しに訪れた河川敷で11月上旬に見かけ驚いた。今年、初夏には見かけず少ないのかと思っていたのだがここに来て急に現れ出し、この日は曇り空でも10頭ほどの群集を作り飛翔していた。ウスバキトンボが見られるのは池沼よりも特に海沿いの草地に多く、砂浜や海水浴場でも見かけ炎天下の中ひたすら飛び続けているイメージが強い。
ウスバキトンボ 雌
D80+Sigma 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro...17mmにて
数頭が固まって翅を休めていたので気配を消してレンズをワイド側に設定し近寄ったものの敏感な個体が多く残念ながら撮影できたのはこの1頭のみ。この時の静止姿は斜めだがヤンマのようにぶら下がって止まる時もある。
しばらく飛翔撮影に時間を費やしたがピントがあったものは無くこのシーズン中におさめて置きたいところである。
アオモンイトトンボ 交尾
D80+Sigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal Fisheye
帰りに寄り道し水辺を覗くとアオモンイトトンボのペアが多数見られた。イトトンボの仲間は午前中に交尾を行う種類が多く、このアオモンイトトンボもそう。特にアオモンイトトンボの場合は晴天時よりも曇り空のほうが交尾個体を多く見かける。広角撮影には最高の条件置に静止するペアを見つけたのでおもいっきり寄って撮影した。
トンボ展で写真を観賞されている方とお話しした際に生息環境を背景に入れた撮影法に興味を持たれている方が多く、何のレンズでどのくらいトンボに近寄って撮影しているのかという質問が多かった。このアオモンイトトンボの交尾写真を例にするとトンボまでの距離はレンズ先端部からおよそ5cmである。僕の場合、逃げられるか逃げられないなかを考える前にそこにいる全ての個体に近寄り、その中で鈍感な個体を狙って撮影している。
撮影日:8月27日
撮影地:東京都
世代交代をしながら北上してくる種類のトンボだ。都内では6月頃から見られ最盛期は9月上旬。昨年はミヤマアカネを撮影しに訪れた河川敷で11月上旬に見かけ驚いた。今年、初夏には見かけず少ないのかと思っていたのだがここに来て急に現れ出し、この日は曇り空でも10頭ほどの群集を作り飛翔していた。ウスバキトンボが見られるのは池沼よりも特に海沿いの草地に多く、砂浜や海水浴場でも見かけ炎天下の中ひたすら飛び続けているイメージが強い。
ウスバキトンボ 雌
D80+Sigma 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro...17mmにて
数頭が固まって翅を休めていたので気配を消してレンズをワイド側に設定し近寄ったものの敏感な個体が多く残念ながら撮影できたのはこの1頭のみ。この時の静止姿は斜めだがヤンマのようにぶら下がって止まる時もある。
しばらく飛翔撮影に時間を費やしたがピントがあったものは無くこのシーズン中におさめて置きたいところである。
アオモンイトトンボ 交尾
D80+Sigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal Fisheye
帰りに寄り道し水辺を覗くとアオモンイトトンボのペアが多数見られた。イトトンボの仲間は午前中に交尾を行う種類が多く、このアオモンイトトンボもそう。特にアオモンイトトンボの場合は晴天時よりも曇り空のほうが交尾個体を多く見かける。広角撮影には最高の条件置に静止するペアを見つけたのでおもいっきり寄って撮影した。
トンボ展で写真を観賞されている方とお話しした際に生息環境を背景に入れた撮影法に興味を持たれている方が多く、何のレンズでどのくらいトンボに近寄って撮影しているのかという質問が多かった。このアオモンイトトンボの交尾写真を例にするとトンボまでの距離はレンズ先端部からおよそ5cmである。僕の場合、逃げられるか逃げられないなかを考える前にそこにいる全ての個体に近寄り、その中で鈍感な個体を狙って撮影している。
撮影日:8月27日
撮影地:東京都