用も足せない

羽化後のカトリヤンマを撮影した後、そろそろ甲虫界の人気者であるカブトムシやクワガタムシが出現している頃であろうと目的地へと車を走らせた。
車の中で昨年のこの時期にフラッシュバックしてみたところ、とあるため池の存在を思い出し、クワカブを探す前にちょっと寄り道して、ため池をチェックして見る事に。すると...

ルリボシヤンマ ♀（羽化後）

D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

昨年より一週間遅い発見だが寄り道した甲斐あり。この個体が飛び立つまでの間、撮影しながら見送るつもりでいたものの、ちょっと用を足して戻って見ると、なんといなくなっていた！まだ翅が開いていない状態であったのに、たった数分間離れた隙に飛び立たれてしまったらしい。翅が開いた状態で広角撮影したかった...やられた。。。撮影難易度はそれほど高くない羽化ものといえども油断は禁物。これだからトンボは面白くハマったら辞められないのだ。

その後、カブトムシやクワガタムシを探そうと湿地のヤナギにミヤマクワガタが見られる雑木林の尾根に登ってはみたものの、どうしてしまったのか全くの皆無！今年は出が遅いのか少ないのか？トンボ撮影の合間にいまいちど探すとしよう。

撮影日：７月１５日

撮影地：東京都多摩西部