晩秋のトンボ

晩秋のトンボたちの活動を撮影しに都下のトンボフィールドへ訪れた。ターゲットは前回に引き続きアカネ属とカトリヤンマに、今回はオオアオイトトンボの活動も視野に入れて、それぞれのポイントをチェック。朝から晴れていたのでアカネ属の活動時間が早いかと思っていたけれど、前回の訪問時よりも産卵に飛来する時間は遅くなっていた。

アキアカネ（連絡産卵）

やはり最初はアキアカネが先行して産卵に入った。続いて同じ水辺でマユタテアカネが産卵に飛来。

マユタテアカネ（連絡産卵）

この頃には上着が要らないほど気温が上昇。次はリスアカネのポイントに訪れてみると...

リスアカネ（交尾）


リスアカネ（オス型メスとの連結）

稀に発生する赤メスとの連結を発見したので、眼を離さず追いかけると地面に静止。

午後からは前回と同様にカトリヤンマのホバリングポイントへ入った。

カトリヤンマ ♂

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
晩秋の午後の陽射しに照らされた飛翔姿は、いつもより複眼が一層、深みのある美しい色合いに強調。カトリヤンマの撮影を楽しんだ後、オオアオイトトンボの産卵ポイントに訪れチェックを試みたけれど、残念ながらこの日は見られず終い。まだチャンスはありそうなので再び訪れたい。

全てNikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

撮影日：１１月３日（文化の日）