晩秋には林縁の陽だまりで複数目撃していた越冬トンボたちは、真冬に向かうにつれて分散し、また、気温の低下により飛翔する姿の観察も少なくなって来ている。気温が低く飛べない時の居場所はいったいどこなのか。今までの知見からホソミオツネントンボの越冬環境は熟知しているので、今シーズンはホソミイトトンボの越冬個体の発見に努めている最中。すると...
ホソミオツネントンボ ♂
Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
ホソミオツネントンボはすんなり発見できたけれど、ホソミイトトンボは土日の2日間を利用して徹底的に捜索した結果、嬉しくも発見することに成功。
このオスは2週連続同じ場所で確認。移動せずにそのままだったので完全な越冬個体と判断。両種の越冬スタイルについては、ホソミオツネントンボは枝の角度に合わせた姿勢をとり、枝そのものになりきるスタイル。
ホソミイトトンボ ♂
Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
ホソミイトトンボは枯れた枝に寄り添うスタイルで、近寄ると枝に隠れる行動を見せてくれた。両種の越冬スタイルに面白い違いが見られた。これらは野鳥などの天敵から身を守るための行動だと考えられる。年明け後も両種の観察が叶う事に期待して、再び発見に努めたい。
撮影日:12月18日
ホソミオツネントンボ ♂
Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
ホソミオツネントンボはすんなり発見できたけれど、ホソミイトトンボは土日の2日間を利用して徹底的に捜索した結果、嬉しくも発見することに成功。
このオスは2週連続同じ場所で確認。移動せずにそのままだったので完全な越冬個体と判断。両種の越冬スタイルについては、ホソミオツネントンボは枝の角度に合わせた姿勢をとり、枝そのものになりきるスタイル。
ホソミイトトンボ ♂
Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
ホソミイトトンボは枯れた枝に寄り添うスタイルで、近寄ると枝に隠れる行動を見せてくれた。両種の越冬スタイルに面白い違いが見られた。これらは野鳥などの天敵から身を守るための行動だと考えられる。年明け後も両種の観察が叶う事に期待して、再び発見に努めたい。
撮影日:12月18日