食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

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緊急!緊急!緊急!

2009-08-07 | 出来事
今日はとても慌ただしい一日でした。


緊急の入院が二件。そして緊急受診が一件あったのです。
ご入居者は皆さん既往歴がありますし、尻もちを着いただけで骨折してしまうほど骨が脆くなっている方がたくさんいらっしゃいます。
そう考えると、常に心の準備をしておかなければならないのですが、やはり、ついさっきまでお元気だった方の急変は、心が揺れます。



特に今朝は、救急隊員の態度にムカッ腹を立ててしまいました。
明らかに特別な変調があり、既往から言っても重篤な状態になり得る方を目の前にして、
「何で呼んだの?ちゃんと主治医に連絡はしたの?入院出来る病院のメドはついてる?」
などと、こちらを責める口調で矢継ぎ早に言い立てるのです。

早朝の急変で、医療の専門知識のない職員が、少ない中で精一杯やっているのです。
そして何より、目前でお年寄りがグッタリとしているではないですか!
「今、目の前でこうして苦しそうにしているのですよ!とにかく搬送先を探して下さいよ!」
と、思わず怒鳴ってしまいました。

しかしその後も、いつ、どこで、どんな手術を受けたか…などと聞いてくる。
ご状態と既往を照らし合わせれば、何の科目に搬送する必要があるかは、明確なのに!
こんな救急隊員は初めてでした。



そうかと思えば、もう一人のご入居者は、明らかに激痛の中にあるだろうに、盛んに冗談を言って、緊張しているこちらの気持ちを和ませようとされ続けました。

人間としての鍛えこまれ方が違うなア…と改めて思いました。


老人ホームでは、僅かな対応の遅れが重大な結果に直結します。
それだけに、私たち職員が常に的確冷静に対応しなければならないのはもちろんですが、職員の数をちゃんと確保してもらわなければ何も出来ない…、と改めて痛感した日でした。





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