食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

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泣きたい気持ち

2010-11-02 | 出来事
ケアマネ仲間のTさんと、長電話をした。





彼は、すっかり疲れきっていた。

「ケアマネ仲間」と書いたが、彼はいまや施設の長であり、ケアマネジャーも兼任している。

それは彼が望んだ事態ではなく、頼まれて、止む無く引き受けたのである。

しかし、その重荷に、彼は本当に苛まされているようだった。





自分の立場が変わると、手のひらを返したように目付きや口ぶりを変えるスタッフが多いのに驚いた…という。

Tさんの温厚な性格を良いことに、次々と要求を突きつけてくる。

人間の暗部を見たようで、誰も信じられなくなる。それが一番ツライ…。

でも、中には、何も言わず真面目に頑張っているスタッフもいるから、それを望みにもう少し頑張ってみます。

私は言った。





そんなに頑張らなくても良いよ。

頑張って倒れても、会社は何もしてくれない。

今まで何人、ボロボロになるまで使い潰された人を見てきただろう?

人の好さ、真面目さにつけ込む者どもに、そこまで操を立てる義理はないんだからね!

ボクラら、使い捨ての部品じゃないんだ!


Tさんは、私のハッタリめいた励ましに、少し元気がでたようだった。






電話を切ると、私はしばらく泣きたい気持ちになった。












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