春夏秋冬

今日はひな祭り。女の子のお祭りだ。





私はそれをすっかり忘れていた。

今日は仕事が休みだったので、いつものようにマッサージに行った。

終ってから、スーパーに買い物に行くと「豆大福」が店頭で特売され、大繁盛してる。

それで、「あ、お雛様か…」と、気づいたのだ。

寿司屋の前ではちらし寿司の売り込みが盛んだったし、本当に女の子って、食いしん坊…じゃない、食いしん嬢なんだねエ…。





福祉の世界で十年以上メシを食っていると、「女はタフだなア」と痛感することが多い。

男は表面でエバッテても、実は淋しがり屋で、支えがなくなると、心身ともポキッと折れるようにダメになる。

女はよく泣き、不平も言うが、「もう、限界よ…」と言ってからが実は強い。

感情の接近戦はお手の物だし、イザとなると人間関係を簡単にリセットする。

男のほうがずっと引き摺ってるよね。本当に女ってヤツは…。


あ、ヤバイヤバイ。今日はひな祭りでした。



気持ちが塞ぐとよく見るのが、YouTubeからとって「お気に入り」に入れた、泉谷しげるの『春夏秋冬』だ。

これを、泉谷、小田和正、桑田圭祐、忌野清四郎の四人が歌うんだから、サイコーですよ。

さっきも、いっしょに歌ってました。





季節のない街に生まれ　　　風のない丘に育ち

夢のない家を出て　　愛のない人に会う





という出だしの歌詞から、素晴らしいですよね。そして、サビ。




今日ですべてが終るさ　　　　今日ですべてが変る

今日ですべてがむくわれる　　今日ですべてが始まるさ






これはもう、箴言というより、ほとんど聖句ですね。

「今日ですべて（の苦難）が終わり、すべて（の希望）が始まる」…。





今日は春の始まりのように暖かかった。


また、春夏秋冬が始まるようだ。









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