今日、入居がありました。
このところ、ご家族が弁護士…という入居者が続いています。
もともと、私のホームはやたら社会的なステータスの高い方の親族が入居されてきました。
ほとんどの入居者は女性なので、御母堂か奥様…ということになります。
昨年までは、医師、大企業の役員、中堅企業のオーナーと言った方が「身元引受人」に名を連ねていました。
今年に入って、多少「庶民化」した傾向がありましたが、ナンノナンノ、まだまだ大したものなのでした。
今日、そしておととい入居された方の息子さんは、ただ弁護士であるだけでなく、Googleで検索するとたくさんヒットする、有力で立派な方々です。
そういう方と仕事ができることについて、別に私が努力したわけでも何でもないのですが、誇らしげな気持ちになるのはなぜでしょうか。
この感情を私は、あえて「使用人の悦楽」と呼びたい。
つまり「私の仕えるご主人様はとってもオエライのよ!フン!」という気持ち。
(なんで「使用人」なんだ!)
(確かに有料老人ホームはサービス業ではあるが、そんなにヒクツになる理由はない!)
という「正論」も聞こえてきそうです。
でも、もう、良いんだ、そういうのは。
それに、別にヒクツになっているワケではありません。
ただ、「デキル人はデキル」のです。頭脳、意志、行動力、体力、もしくは特殊な才能…。
ほとんどの場合、そういった点で優れているからこそ、資産を築けたのです。
そして、生き馬の目を抜くような世界で勝ち残ってきただけに、人物を見る視線もスルドイ。
そういった方々に「なかなか頼りになる使用人じゃないか」と思って頂けたら、それはそれで光栄なことだと思うのです。
まあ、そうとでも思わないと、やっていけないところもあるけどネ…。
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このところ、ご家族が弁護士…という入居者が続いています。
もともと、私のホームはやたら社会的なステータスの高い方の親族が入居されてきました。
ほとんどの入居者は女性なので、御母堂か奥様…ということになります。
昨年までは、医師、大企業の役員、中堅企業のオーナーと言った方が「身元引受人」に名を連ねていました。
今年に入って、多少「庶民化」した傾向がありましたが、ナンノナンノ、まだまだ大したものなのでした。
今日、そしておととい入居された方の息子さんは、ただ弁護士であるだけでなく、Googleで検索するとたくさんヒットする、有力で立派な方々です。
そういう方と仕事ができることについて、別に私が努力したわけでも何でもないのですが、誇らしげな気持ちになるのはなぜでしょうか。
この感情を私は、あえて「使用人の悦楽」と呼びたい。
つまり「私の仕えるご主人様はとってもオエライのよ!フン!」という気持ち。
(なんで「使用人」なんだ!)
(確かに有料老人ホームはサービス業ではあるが、そんなにヒクツになる理由はない!)
という「正論」も聞こえてきそうです。
でも、もう、良いんだ、そういうのは。
それに、別にヒクツになっているワケではありません。
ただ、「デキル人はデキル」のです。頭脳、意志、行動力、体力、もしくは特殊な才能…。
ほとんどの場合、そういった点で優れているからこそ、資産を築けたのです。
そして、生き馬の目を抜くような世界で勝ち残ってきただけに、人物を見る視線もスルドイ。
そういった方々に「なかなか頼りになる使用人じゃないか」と思って頂けたら、それはそれで光栄なことだと思うのです。
まあ、そうとでも思わないと、やっていけないところもあるけどネ…。
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