第606話. 2021年夏時点の先の大戦の真相の検証 ~林史観~

2021-08-18 16:51:18 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

先日終戦日を迎えましたね。

今年も相変わらず戦争は悲惨で戦争はやめよう、核被害は悲惨なので非核化推進と言うお決まりの議論で終始していますが、戦いは仕掛けられば此方が望まなくても起きてしまうと言う至極単純な視点を欠いた恐ろしく表面的で安直な所で話が終わっています。

平和は言論や話し合いによる外交努力も当然必要ですが、戦争を仕掛けられない状況を軍事的に作る事が最重要なのは子供でも分かる話です。

戦争を仕掛けられないとは、日本に攻撃を仕掛けると反撃を受け、それによるダメージが甚大になるため手を出せない、と言う状況を作る事が最重要で、単独で十分な攻撃力と、同時に同盟国の力で、相手の攻撃をする気持ちを抑制させる事、即ち、抑止力を得る事が重要なのです。

その点からいうと、9条で自国の軍隊を認めず、被害を受けないと反撃もできず、しょぼい軍事予算しか付けず、ほぼ丸腰で、在日米軍だけが頼り、と言う今の現状では、もし米軍が日本を去る事になると判断した場合には、それこそ今のアフガニスタン並みに、あっという間に戦争を仕掛けられ、あっという間に中国に占領され、ウィグルのごとき強制収容所だらけの国にあっという間になり下がる事でしょう、それほど脆弱な国が今の日本なのです。

では、そうした愚かしい現状、自国を縛る狂気の憲法9条を持つ今の日本の現状は、先の大戦に敗戦した事で、米軍にその狂気の憲法をあてがわれた事で始まっています。そして、戦後75年以上、アカデミズム、NHKや朝日など大手新聞を中心にしたマスコミ、政治家達、隣国達のノイズ、そして何より米国の力で、ずっとその状況を変えられずに来ました。でも、ここは必ず、変える必要がありますね。自分達で自国を他国の侵略から守ると言う当たり前の状況は作らねばなりません。当然の事です。

では、何故、それ程、国力が違い過ぎる米国と戦うハメになったのか、その経緯については、当時の陸軍が世界情勢を正しく分析できず、精神論と勢いのままに、愚かな陸軍の暴走で始めたことなのだ、と、皆そう思わされてきました。

でも、その見方に疑問を投げかける近現代歴史研究家が現れましたね。近現代歴史研究家の林さんです。

彼は、だいぶ、独特な見方をされていますが、でも、基本、彼のしている事は事実の羅列なので”これは私の想像です”と彼自身が言っている部分以外は別に陰謀論でも何でもなく史実なのも事実です。

彼の動画を全部観た訳でも、彼の本を読んだ訳でもないので全部理解しているか不明ですが、

彼の見方は、ざっくり言うと、多分こんな感じかと思います。(間違っていたら御免なさいね)

・当時の日本のシンクタンクの見立ては緻密で正確であり、彼らの見立ては、”東南アジアを攻め、英蘭との戦いであれば必ず勝てる。東南アジア、インドと植民地支配から開放し、石油を得、ドイツと中東で落ち合うと言うシナリオならば勝率は相当高い。しかし決して国力に差があるアメリカとは戦ってはならない。”でありました。彼らの各国の経済力を含む国力分析は今から見ても正確で緻密であり、勢いで戦争をしたと言うものでは全くありませんでした。彼らのシナリオ通りであれば包囲網で窮地に立たされた日本でも生き筋は得られた。よって、アメリカとの戦争、真珠湾攻撃はシナリオにないものであった。

・しかし、近衛文麿と言う反天皇で藤原家の復興を狙う存在が(ここは林さんの見立てですが)、反日の親ソの共産主義者達や英米の大資本家達の手先で且つ共産主義者な輩達を周りに多数集め(両方ともどの道、共産主義者達でしたがね)、利害が一致した彼らが、要所要所で、右翼のフリをしながら、局面を亡国へ亡国へと導き、支那事変と対米開戦と言う亡国へ日本を導いた、と言うのが林さんの見立てです。これは歴史的証言を集め、それらの言説からの彼の推察も入れたものですが、点と点をつなぐとそうした見立てが出来て、自然かと思いますね。

・そもそも、日本が戦争しないと行けない状況になったのは、中国との軋轢が理由であり、支那事変が、ABCD包囲網の主要因でしたが、本来、蒋介石と手打ちが出来るはずだったのに、近衛、風見が突然記者会見をして、”蒋介石とは手を組めない、戦う”と宣言したことで、日中戦争が泥沼化し、その後ABCD包囲網が起きており、これは、近衛、風見の泥沼化への誘導が成功したのだ、と林さんは見ています。

・そして、トドメとして、対米開戦ですが、山本五十六が真珠湾攻撃と言う奇襲攻撃をさせなければ部下とともに辞任すると上司を脅し、上司の永野修身がそれを受け入れ、あのような事になった、と言うのが米軍が永野氏を尋問した時の証言記録にはあるようなのですが、林さんは、いくら山本が優秀だからって、部下がゴネたからって亡国の対米宣戦布告と言う選択をするはずないだろう?これは、何らかの裏取引が永野とUSの間であったはず、と彼は見ていますね。ここはグレーですがね。

でも、陸軍のシンクタンクの分析ではイギリスとオランダだけなら楽勝と思われていたし、実際そうでした。だから開戦もした。でも、アメリカに戦いを挑むと言う想定外の捻じ曲げが起きて、こうなった、と林さんは見ています。

その背景には、日本を負かしたい大きな存在がいたと言うのが、林さんの見立てです。

全部動画を観れてないので自分の感想込み込みですが、

当時、欧米列強の国々(当時の世界の支配者達)をお金の力で支配していた真の世界の支配者、国際金融資本家達であるロスチャイルドとその先兵であるロックフェラー(以降R&Rと呼ぶ)がおり、彼らにとって、彼らの影響が及ばない日本やドイツは彼らにとって潰したい相手であり、日独を戦争に引きずり込み、叩き潰す必要があり、その為に、彼らの育てた左翼勢力のソ連(マルクスはコーエン&ロスチャイルド一族の出であり、ソ連の共産主義革命の主役はユダヤ勢力で、ソ連はR&Rの資本が実は支えていた)と、世界の覇権を握る英米の資本は当然モルガン(モルガンはロスチャイルドに育てられたロスチャイルドの先兵)と同じくロスチャイルドの先兵のロックフェラー、など、結局、R&Rが握っており、一見相対する資本主義側と共産主義側は両方とも、R&Rの支配下にあり、その二つに日本は挟まれていた。

R&R、主にロックフェラーは表向き排日問題を解決する機関、内実は、対日本攻略の戦略を練る機関、太平洋問題調査会と言うシンクタンクを作り、そこで、彼らの手先、スパイを多数育てた。実は彼らの多くはソ連のスパイでもあり、共産主義者の温床だった。その中の若手メンバー蠟山政道・牛場友彦・松本重治・浦松佐美太郎らが近衛内閣のブレーンであり、特に、蝋山は近衛文麿の私的ブレーントラスト、昭和研究会の中心となり、その中には、朝日新聞出身の共産主義者で後に側近になる風見章や、ゾルゲ事件で有名なソ連のスパイで同じく朝日出身で共産主義者の尾崎秀実がいた。同じく後に近衛のブレーンの一人になる白洲次郎は、風見や尾崎と親友であったと言います。彼らが近衛の取り撒きでした。

要は、近衛文麿と言う日本をアメリカとの戦争に突入させるまでレールを敷いた首相の周りには、ソ連のスパイの共産主義者又は英米の国際金融資本家達の手先のやはり共産主義者達の知識人たちに囲まれ、誘導されていたと言う訳です。反天皇の首相の周りに、反日の共産主義者達が米ソ両側の手先として脇を固め、その裏には、R&Rがいた、と言うことになります。そして、最終的に対米開戦のボタンを押した山本五十六とその盟友、米内は、近衛、風見ラインと独自のコミュニケーションラインを持っていたと言います。この反日親ソ親米共産ネットワークが亡国への導いたと言う見立てです。

R&Rは戦後の日本復興にお金を出し、日本が頭が上がらない状況を作りましたが、日本に落とされた原爆もIAEAもロスチャイルドが育てたモノでした。全部彼らのシナリオ通りと言う風に見えます。

日本に落とす原爆を作ったマンハッタン計画の監督を務めたのが、ロスチャイルド一族で、のちにハンブローズ銀行の会長となるチャールズ・ハンブロー。またそのマンハッタン計画の技術的リーダーは、のちに国際原子力機関 (IAEA)を創設したベルトラン・ゴールドシュミットで、その妻は、ヴィクター・ロスチャイルド卿の再従妹ナオミ・ロスチャイルドです。我々はロスチャイルドの核でトドメを刺されたようです。

何かこう見ると、日本は、一旦彼らに殺され、彼らの力で再生され、と、まるでR&Rの掌の上で転がされてる感が強いですね。

戦前は、ソ連とR&R等資本家が表立って近くて、彼らの手先のルーズベルトは当時表立って親ソでしたし、喜劇王チャップリンはロスチャイルドのプロパガンダ俳優と言われ、彼もやはり親ソで、戦後、赤狩りで国外追放になっているようですが英米の資本家達とその手先は表立って親ソ、親共産主義でしたね。今とそっくりです。

と言うことで、R&Rなど資本家は右も左もコントロールし、武器もコントロールし、有名な貴金属ブランドや有名な服飾ブランドもコントロールし、お金を発行するFRBなど各国の紙幣発行の権限も手に入れ、世界のほとんどのメディアと、国連機関、EU他を作り、世論形成をして、最終的には、ダボスの連中が言う通りワンワールドを目指しており、彼らの統治が”持続可能な”世界を作り、どうも、そこで永遠に君臨したいようです。その過程に、今の、コロナ騒動も、気候変動騒動もあるのかと思います。これは今後、彼らの統治をしやすくするために、今力がある企業や国々の力を弱め、後で買い取りたいのだと思います。

ただ、どうも解せない点もあるのです。どうも一枚岩ではない感があるのです。不確定要素が多数ありそうに見えます。要はコントロール外の事態が起きている感じです。それが、トランプさんであり、プーチンさんであり、中国であり、アメリカの保守層であるかと思います。アメリカの主流メディアに攻撃されている存在達です。

因みにイスラエルはロスチャイルドの力で建国されていますね。我らがトランプさんはイスラエル命ですよね。婿もユダヤ人、閣僚にもロスチャイルド系の金融マンを置いていました。でもかれは”DSと戦っている”と言っていましたね。彼にとってのDSはどうもロックフェラー系のようです。でもロックフェラーってロスチャイルドの手先じゃないの?力が逆転した?覇権争い?それともいつもの彼らが好む対立する構造を作って両側を裏から支援する一種?今回は自分たちが対立構造を演じていると言う事?と、色々と疑問が次々と湧いてくるのです。その辺り、ちょっとよくわからない点が多々ありますね。実は現実は、そうした危ういバランスの上に立った混沌としたものなのかもしれませんね。

ロックフェラー系は、ファウチ達の元をたどると出てくる存在でもあるようです。アメリカの医療系の元締めです。ウィルスもワクチンも両方作って、中国使って人類コントロールの練習なのでしょうか?良く分かりませんが…。

後、よく分からないのは、よく聞く、R&Rにお墨付きをもらえないと首相になれない、とか言う発言ですね。林さんもそうした事を言いますが、でも、一体どうやって?っていつも思うのです。R&R等DSの息のかかった議員が多数くいて彼らの賛成を得られないと多数派に支持されない、と言うのか、または、彼らにハニトラでハメられていて、脅されているのか、それとも、DSにお金を借りていて頭が上がらない状態なのか、または、日本のメディアの殆どが彼らのコントロール下にあって(株主?)、とても抗えない状態なのか、正直、良く分かりませんが、何故超がつく金持ちとは言え、外国の首相を決める力があると言うのか、正直、その仕組みが良く分かりません。今後も是非、こうした疑問は勉強して行きたいと思いますね。
では、また。

湖畔人

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