京都・大原へ一度行ってみたかった。紅葉の時節、今が最適かもしれない。寂光院や三千院の紅葉を見るだけなら、単なる暇つぶしに・・・実際そうなんだが。大義名分に周辺の山を探す。あった!、「大原三山」が。先日「高野三山」に行ってきたばかりだが、「大和三山」といい、どこも「三山」がお好きなようだ。大原三山の一つ金比羅山へ登ろう、ついでに大原の里へ紅葉見物に。紅葉のついでに山だが・・・いや、どっちがどうでもイイヤ、と早朝六時前家を出る。
京阪電車・京都出町柳駅から乗車した大原行きのバスは大混雑。しかし登山口のある戸寺で下車したのは俺一人。チョット寂しい気が。この戸寺が海抜210m、目の前の金比羅山が標高570m。標高差は360mほどなので初心者向きの山でした。
江文神社をすぎ、静原・鞍馬へ通じる府道40号の江文峠に出ると登山口があります。「金比羅大権現」の大きな石碑と鳥居があるので参道になっているようだ。どこの山も信仰の対象になっているようで、頂上には神社やお寺が鎮座する。だから登山道は参拝すための参道でもあるのです。
その入り口に「クマ出没注意!」の注意書きが。そして「クマは音に敏感です。外出する際には鈴等の音の鳴るものを携帯しましょう」と補足されている。今まで何度も出会った警告なので、今回は痴漢撃退用防犯ベルを購入し持参してきた。写真の白い紐の部分を引っ張れば鳴るようになっている。途中の山中でテスト試音してみたら、かなりの音量だったので大丈夫か・・・。でも逃げてくれるんでしょうネ?。実際、熊と御対面したらどうなるんでしょう?、手が震えたりして・・・、想像などしたくない。
登山途中に見晴らしの良い場所などありません。頂上近くになればやっと比叡山が一望できるようになります。
京阪電車・京都出町柳駅から乗車した大原行きのバスは大混雑。しかし登山口のある戸寺で下車したのは俺一人。チョット寂しい気が。この戸寺が海抜210m、目の前の金比羅山が標高570m。標高差は360mほどなので初心者向きの山でした。
江文神社をすぎ、静原・鞍馬へ通じる府道40号の江文峠に出ると登山口があります。「金比羅大権現」の大きな石碑と鳥居があるので参道になっているようだ。どこの山も信仰の対象になっているようで、頂上には神社やお寺が鎮座する。だから登山道は参拝すための参道でもあるのです。
その入り口に「クマ出没注意!」の注意書きが。そして「クマは音に敏感です。外出する際には鈴等の音の鳴るものを携帯しましょう」と補足されている。今まで何度も出会った警告なので、今回は痴漢撃退用防犯ベルを購入し持参してきた。写真の白い紐の部分を引っ張れば鳴るようになっている。途中の山中でテスト試音してみたら、かなりの音量だったので大丈夫か・・・。でも逃げてくれるんでしょうネ?。実際、熊と御対面したらどうなるんでしょう?、手が震えたりして・・・、想像などしたくない。
登山途中に見晴らしの良い場所などありません。頂上近くになればやっと比叡山が一望できるようになります。
頂上はこの有様。赤い鳥居に、倒れ掛かった祠。石塔が倒れ、赤い板の柵が戦乱の後のようになぎ倒されている。その昔、保元の乱(1156年)敗れた崇徳上皇は讃岐(香川)の地に島流しされ、非業の死をとげた。京の都に災いが起こるたびにその怨霊が恐れられた。その怨霊を鎮めるための、この頂上にも金比羅大権現と崇徳天皇を祀る社が建てられたというが、今はない。この悲惨な有様は、崇徳天皇の怨霊のたたりか?
この頂上の裏側へ廻ると、大きな石柱が断崖絶壁の際に建っている。恐る恐る覗きみると、ハングル文字が刻まれているではないか。実は、ハングルでなく神代文字の一種で「阿比留(あびる)文字」というものだそうだ。まァ、そんなことはどうでもよく、ここは絶好の眺望場所。大原の里から比叡山まで見渡せる。見とれて足元が疎かにならないように。お陀仏ですゾ!
詳しくはホームページをのぞいてください!
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