春夏秋冬 ~止まった時と流れる時~

歴史の匂いが好き。

四季の変化が好き。

感じるままに、ありのままに。

東京散策 浜離宮

2008年11月08日 | 東京歴史散策
浜離宮恩賜庭園



正式名称は、東京都立浜離宮恩賜(おんし)庭園

江戸将軍家の鷹狩の場を、承応3年(1654年)に甲府藩主の松平綱重が拝領。海を埋め立て別邸を立てた。
(甲府浜屋敷と呼ばれる)その後は、甲府藩の下屋敷として使用された。

その後、綱重の子である徳川家宣が六代将軍になると、将軍家の別邸とされ浜御殿と改称。
大幅な改修が行われ、茶園、火薬所、庭園が整備。
十一代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成しました。

幕末、外国人接待所として石造洋館である延遼館(幕府海軍伝習屯所)が建設され、
明治維新後に、宮内省の管轄となり名前も浜離宮と改められた。

関東大震災や戦災によって、御茶屋など貴重な建造物が焼失、当時の面影はなくなりましたが、
昭和20年、東京都に下賜され、整備のうえ昭和21年4月有料公開されるに至る。

国の特別名勝、及び特別史跡に指定。

JR新橋駅 徒歩15分


お城みたいな大手門から園内へ


園内
  
  
 
 


写真にもある大きな池は潮入り池
(東京湾から海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるのである)

海との入り口に水門がある


普通庭園の池と言えば、色とりどりの鯉、亀、アヒルがいますが、
ここは海水、ボラをはじめ、セイゴ、ハゼ、ウナギ、カニがいます(笑)

全国でもめずらしい現存する鴨場



中島の御茶屋で



秋らしいお菓子と抹茶をいただき



たんぽぽの綿毛に想いを馳せ



ピンクの椿に冬の気配を感じ



鳥羽伏見の戦いで大阪城から単身で逃げ帰って来た慶喜の心中を察し(将軍お上がり場)



樹齢三百年の松に時の流れを感じる



「あ、東京タワーに行こう」とふと思い立ち



今日も一日が終わるのです。



幕末の動乱、明治維新、日本最後の内戦から僅か約150年
あの松の半分の月日

東京の夜景は今日も綺麗でした。



2008.11.06


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2 コメント

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あおいさん♪ (kogaken)
2008-11-12 15:35:22
鴬谷の寛永寺から、篤姫ゆかりの地を巡ってたんです。
朝からひたすら歩きました!!

そうそう、僕も水上バスに乗って、浜離宮から浅草に行きたかったのですが、東京タワーに行くには無駄足になってしまうので、なくなく断念しました。

最近、急に寒くなりましたね、紅葉が進むとまたいろんなとこに出かけたくなりますね☆

最近新しいカメラのレンズを買ったので、夜景とる練習をしようと思ってます。

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Unknown (あおい)
2008-11-09 20:10:09
鶯谷からスタートして、ゴールが東京タワーの夜景!!とっても広範囲を移動されましたね!!

先日、浜離宮に浅草から水上バスで行ってきました♪
浜離宮って、とっても素敵な場所ですネ!!
その日は、あいにくのお天気だったので、今度晴天の日にリベンジしようと思っていたのです(^0^)/ kogakenさんのお抹茶のお写真を拝見して、今度はお抹茶もいただこう♪と思いました!!

東京の夜景、きれいですね~
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