春夏秋冬 ~止まった時と流れる時~

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感じるままに、ありのままに。

京都・二条城

2010年01月12日 | 日本の城
世界遺産 京都・二条城

友人が京都に行くという話聞いたため、自分も京都に行きたくて行きたくて............
前に訪れて丸二年経つのですが、我慢するか、後先考えず行くか、悩み中です.........


自分のことはさておき、冬の京都二条城です。


現在の二条城は、1939年(昭和14年)に 宮内省より下賜されたため、現在は「元離宮二条城」という名称になっています。

世界遺産にもなっている現存する二条城は、江戸時代、徳川家康が京に滞在中の宿所として造った城です。
しかし、日本の歴史書に「二条城」と呼ばれるものは複数あります。まずは

ひとつ、室町幕府第13代将軍・足利義輝の居城。
ふたつ、室町幕府第15代将軍・足利義昭の居城として、織田信長によって作られた城。二条通にはなかった。
みっつ、織田信長が京に滞在中の宿所として整備し、後に皇太子に献上した邸「二条新御所」
よっつ、これが現在の二条城です。

ちなみに豊臣家の二条城は、現代の二条城の東200メートルにあったとされ、
「二条第」「妙顕寺(みょうけんじ)城」と言われています。

二条城で一番有名なのは
江戸時代末期の慶応3年10月14日(1867年11月9日)
第15代将軍徳川慶喜が現存する二の丸御殿大広間において大政奉還を発表したことです。

この大政奉還は、江戸幕府の終焉だけでなく、鎌倉時代から続いた武士の政権を、武家から朝廷へ返還することを意味し、今大河ドラマで放送されている「坂本龍馬」や、篤姫で登場した「小松帯刀」も関わったされています。
詳しくはここを読んで下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/大政奉還


東大手門と番所(ほとんどの人はここから入ります)



唐門(屋根に独特の唐破風がある門のこと、お寺にもあります、中国とは関係ありませんよ)



大政奉還の発表された二の丸御殿(もちろん国宝です)



天守台から、本丸御殿を望む(現在の本丸御殿は、京都御苑今出川御門内にあった旧桂宮邸の御殿を、明治26年から27年にかけて本丸内に移築したものです)






築地塀



東南隅櫓(江戸時代初期に造られた現存する隅櫓)




今年の冬の特別公開で新撰組ゆかりの壬生寺 本堂と会津藩ゆかりの金戒光明寺が入っています。
これは凄く見たいんです...京都行きたいです。


2010.1.12