一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

榛村純一さん

2018-05-31 12:50:17 | 茶学の会
今日、元掛川市長榛村純一さんの「市民お別れの会」が行われました。

直前に知ったので、お別れに行けませんでした。

深いお付き合いではなかったけど、思えばいろんな思い出があります・・・

二人とも人づきあいがあまりうまくなかったせいか、付かず離れずって感じ・・

私が掛川に住んだのが昭和54年・・生涯学習都市宣言の年だったような・・・
ですから、それから後の話です・

時々、夜遅くに市役所から電話がかかってきたりしました・・

いきなり「榛村だけど・・」ではじまります。こちらも「は?・・どちらの?・・」

農水省のエレベータの中で偶然会ったこともあります。
これから、「和食局」を作る陳情だ・・といって、例の大きな風呂敷包みをほどいて資料をもらったことも。

茶業中央会に保存してある貴重な歴史的資料の始末について、意見を求められたのが最後だったような・・

かえすがえすも残念ですね。心からご冥福をお祈りします。


不思議な方でした。 寂しいですね・・・


・・・
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六安茶

2018-05-30 15:52:26 | 日記
      
先日、訪中にあたって、六安市に寄ると話したら、ある方から、それでは六安茶を買ってきてほしいと頼まれました。

例の竹かごに入ったお茶で、私も六安茶と記憶していたので、簡単に引き受けました。

ところが、あれは「六安茶」ではなく、六安市とは無関係であることがわかりました。

産地は、紅茶で有名な祁門・・
そういえば、私も上海の祁門紅茶を売ってるお店で買ったような・・・

そして、正式には「安茶」。 つてをもとめて改めて手に入れました。

そして、少し調べてみました。

安徽省の祁門県芦渓、溶口といった地域で、1725年ころから作られ始め、日中戦争で中断し、1984年に生産が再開されたのだそうです。

原料は、山茶で、一心二~三葉の芽を取り、通常の方法で烘青緑茶を作ります。それを篩分け、選別後、蒸気で柔らかくして成形・笹に包んで籠詰めにして乾燥。荒茶を成形・加工・籠詰めにするのは、なぜか毎年白露(9月7~9日)の後なんだそうです。

そのあとが重要で、三年以上熟成させます(陳化)。
黒茶に属すると書いた本もありますが、緑茶といったほうがいいんでしょうね。

      
開けてみたら、なにやらいわくありげな書付が出てきました。
餅茶では、これに生産月日が書いてあるのですが、これにはなし! 残念。

効能が評判になって、最近、注目のお茶らしく・・・年代物ほど値がはるそうで・・

以前、買ったのはもう十年以上経つので、ウン万円かな・・?

このお茶は、これまで広東省や香港で主に消費されていたらしく、香港では、「六安茶」と言ってたとか・・
なぜ、そう言ってたのか・・

こんな写真を見かけました・・
      
安徽六安茶回復記念の磚茶なんだそうで・・1984年を指してるんでしょうか・・・

「安茶」と「六安茶」の関係をもっと調べると面白いのですが・・


6月9日開催の袋井茶文化促進会総会の資料作りがはかどらない・・・ぼつぼつ梅雨入り?


・・・


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大谷選手

2018-05-28 11:14:51 | 日記
      
昨日の夕日、お天気、下り坂みたい・・

昨日は、茶文化資料館、お当番の日。

来る人は少ないけど、お茶の話はエンドレス・・またお昼食いはぐれ・・

でも、茶腹もいっとき・・・話が弾むと空腹も感じません。これもお茶の力・・



今朝は二時に起きて、テレビで大谷選手の野球を・・

少し疲れてきてるんじゃないでしょうかね・・盛り返すようだとスゴイんだけど・・・・



・・・


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絆の固い中国の大学生

2018-05-26 20:47:29 | 旅行
中国はホントに興味深い国です・・

      
先日、六安市のお茶工場に行ったとき、若い人たちがお茶の選り分けをやってました。
聞けば、安徽農業大学茶学部の学生(3年生)の実習だそうです。1週間くらいかと思って聞いたら、一か月間泊まり込みでみっちり一から十まで・・・

私の大学には、当時としては全国でも珍しく付属農場に茶畑と茶工場があり、製茶実習をやりましたが一日だけ・・

中国の茶学部卒業生はお茶について、かなり実際的な知識も持ってます。こうやって身につけるのですね。

それから、中国の大学は全寮制です。
      
これは、信陽師範学院の学生寮?

以前、安徽農業大学の学内宿泊施設に泊まったことがありました。
朝、構内を歩くと、多くの学生が本を片手に立ったり、歩きながら勉強しています。相部屋なので他の学生に迷惑にならないよう、早朝、頭のさえてるときに外で暗記物を勉強するのだそうです。

昔はもっと多かったとか・・・最近はどうなんでしょうか・・

もう一つの特徴は、同窓生の絆が固いこと・・。全寮制ということもあるのでしょうね。

全国的なお茶の集まりがあると大抵、同窓生が集まって旧交を温めています。
仕事上にも大いに役立ってるようです。中国は人とのつながりを大切にする国ですから・・・

一昨年、北京に行ったとき、夜、何もすることがなかったので、そのような会に入れてもらいました。
言葉はわかりませんが各地から持ち寄ったお酒を飲みながら大いに盛り上がっていました。
わからないなりにこちらも楽しくなりました。
       

最近日本では、ほとんど同窓会も開かれないし、横や縦のつながりもなくなりましたね・・

気楽だけど、ちょっと寂しい・・


・・・


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夕日

2018-05-22 12:32:54 | 茶学の会
     

昨日の夕日・・・お天気が続きます・・


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茶の都ミュージアム

2018-05-21 14:51:02 | 茶学の会
今日は、ちょっと用があって牧之原にこの春オープンした「茶の都ミュージアム」に行ってきました。
先日、信陽師範学院の茶博物館の方がいいようなことを書きましたが、撤回。
      
      
      
イイですね!・・世界一の博物館です!
なんといっても富士山が見えるのですから。和歌山、名古屋、諏訪ナンバーのバスが・・・

それに、無料なんです! 顔パスではなく、70歳以上は・・・一般の人もたったの300円!

      
      
館内には見るものが沢山あります。
      
      
     小堀遠州ゆかりの庭園を復元してあります。 
      
     これは八つ橋。川に八つ異なる橋が架かっています。
      
イイのは茶室! 500円でおいしいお茶と、このような庭の景色を見ながら・・
希望すれば、同じ値段で自分で点てることもできます。指導付きで・・

それに、さらにいいのは小堀遠州ゆかりの小間・・十一窓がある他に例のない小間です。
      
      
こんな小間があるなんてほとんど知られてないので、誰も来ません。
新しい畳のにおいが少しきついけど、躙り口から庭の木陰を見てるとまるで別世界。リフレッシュします。
ずーといたい・・

あっという間に二時間過ぎてしまいました。
館内では、珍しいお茶の接待も・・今日は台湾の紅烏龍・・

とにかく無料なんです・・茶室でお茶を頂く時だけ別途500円必要。


月一で出かけたい場所です。定休日は火曜日。


世界一!


・・・

    

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ベトナムのお茶

2018-05-20 19:42:31 | 袋井茶文化促進会
      
今日は、茶文化資料館で呈茶の日・・・10時過ぎから午後4時まで。

夕方、声がかすれてうまく話せなくなったので気が付いたら、お昼ご飯を食べてなかったのです。

それくらい、お客さんがあるのはうれしいことです。

ベトナムの女性がお二人。

数年前、ベトナムは日本を抜いて世界第二位の緑茶生産国になりました。

今年の9月22日に、袋井市で大掛かりなベトナムとの友好イベントがあります。

その時、ベトナムのお茶を紹介することにしています。

ちょうどいい機会なので、お二人にいろいろベトナムのお茶のことを聞きました。

お二人が好きな飲み方は、「生茶」・・・

秋には、それをメインに準備することにしました。


お楽しみに・・・


・・・ 
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中国の有機栽培

2018-05-19 09:30:23 | 旅行
      
中国では有機栽培が盛んです。すでに、有機栽培を行ってる茶園面積は、日本の全茶園面積の四倍以上になります。

ここ、六安の主産地でも全面的に有機栽培が実施されています。

      
      誘蛾灯。これは蛾を殺すためのものらしく、あちこちに。
      
      これは、なかに茶毒蛾のフェロモンがくっつけられていて、蛾の捕獲用。
      発生状況調査用には、別個に蛾を自動計数する装置も・・・
      
      おもにウンカを調べるために黄色トラップも・・・
      天敵のハチ類がけっこう沢山くっついています。

このように熱心な取り組みがされていて、農薬散布や違法肥料を使っている者を見つけた場合の報奨制度もあります。
報告者には5000元~30000元・・
殆ど害虫の発生は見られません。夏になると出るのかも・・・

以前、福建省のあるお茶企業から有機栽培のコンサルタントを委嘱されていたことがありました。
安渓にある直営農場を見に行きましたが、全く病害虫の発生が見られません。
このまま継続すること、と指導?して帰ってきました。

農薬を使わずに、なぜあんなにきれいな畑を維持できるのか教えてほしいほどでした。

でも、信陽の茶業研究所の担当者に聞くと、結構ひどい被害が出ることも、とか・・・

もう少し若ければ、共同研究をしたいところですけど・・血が騒ぎました。


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写真の思い出

2018-05-18 14:58:07 | 旅行
      
上海では、「錦江之星」というチェーン店に泊まります。素泊まり。
朝食は、街中で調達するのが楽しみなんです。
前回と同じホテルだったので、勝手知ったる・・・で、ショーロンポー8個、110円くらいを買ってすませます。

どんなお店でどんな具合に作り、売ってるのかを写真に撮りたいのですが、以前、路上で野菜を売ってるおばさんに怒られたことがあるのです・・ですから、不本意ながら横から・・

そういえば前にも怒られたことがあるのです・・・ずいぶん昔。調べたら1999年6月でした。

場所は、かの有名な黄山・・・
      

あのスゴイ階段をすごい荷物を担いで上り下りしている人たちがいるのです。それを撮ってたら・・・
そりゃそうでしょうね。 反省。 その時の写真が残っていました。

          
先日、テレビで二時間、黄山の特集をやってましたが、確かに写真を撮るには素晴らしいところ・・
      

      
鎖に、一杯カギがぶら下がっています。こうすると再び来ることができるとか・・
先日の番組では、見かけなかったので、やめたのかも・・


あのときは、安徽省をあちこち行きましたが、本土で茶芸が広がり始めたころでした。こんな風だったんですね・・
      



あの年、1999年7月、ノストラダムスが人類滅亡を予言してたのです。

あれから20年・・


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中国の名茶を味わおう

2018-05-15 12:28:48 | 袋井茶文化促進会
      
      
これから、袋井茶文化資料館で行う週一回の呈茶の日(日曜日)に、中国の新茶を入れることにします。

最初、今度の日曜(20日)には、恵明茶。

浙江省で昔から有名なお茶ですが、日本ではあまり飲む機会がないかと・・

1915年のパナマ万博で金賞を取ったので、以来、「金奨恵明」といわれています。

我々にもなじみやすいお茶です。

ぜひ、袋井の茶文化資料館へ・・・


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