先週、こだま会にて町工場として初めて上場したエーワン精密の創業者梅原勝彦氏をお招きし、ご講演を賜りました!
ご多用中約70名の会員の皆様がお申込みくださり、ご参加くださったことに大変感謝しております。
梅原氏の著書「町工場 強さの理由」は書店で販売されていますので、それをご覧くだされば、梅原氏の生い立ちから現在に至るまでのことを知ることができますが、ご講演の内容は、書籍の内容を上回る大変充実したもので、とても感動しました。
梅原氏をお呼びしたいと思った理由は、ただ成功している人だからということではありません。現在の日本を支え、作り上げた町工場の技術は、今、存続の危機を迎えています。
存続の危機の理由は、後継者問題だけでなく、安い労働力を求めて大企業の工場が海外に移転してしまう問題や、大企業が下請けにコスト削減を迫るという問題、原材料が値上がりしているという問題等様々な理由があります。
梅原氏はこのように追い込まれた町工場の状況を多くの人に知って欲しい、またこのような状況にあっても上場できる町工場があるということで希望を持って欲しい、という強い思いから上場することを決断されたとおっしゃっていました。
栃木県は特に製造業者の多い土地柄です。大企業の下請けは少なくなく、昨年の秋から売上が激減している企業が多く見られます。
このような状況において、少しでも製造業、特に下請けの仕事が中心の中小企業の方に何か希望を見出していただきたい、何かヒントを得ていただきたい、そういう思いで梅原氏にご講演の依頼をいたしました。
何のつてもなく、本当に厚かましい依頼であったにもかかわらず、梅原氏はご多忙の中、時間調整をして快くお引き受けくださいました。梅原様には感謝の気持ちでいっぱいです。
梅原氏のご講演をお聞きになっていない方のために、少しだけ内容をご紹介しましょう!
それは梅原氏がご講演の中でおっしゃっていた「新事業進出に必要な3つの考え方」です。
1.世の中に必要かどうか。
2.利益が出るかどうか。
3.万に一つでもその業界でTOPになれる(少なくとも5位になれる)可能性があるかどうか。
また、新事業進出のタイミングは、今の事業が好調な時期ということです。
同じようなことを京セラの稲盛名誉会長もおっしゃっていたように思います。やはり成功者の考え方には共通のものがあるようですね。
事業を始めるときは、ほとんどの場合、中小零細の規模です。今、名の知れた大企業であってもそういう時期があった企業は少なくありません。
もちろん、高度成長期以前と現在では環境は全く違います。
でも、無理と決めつけて何も行動を起こさなければ、何も始まりません。
今回のこだま会の講演会が、勇気を持って、その一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
私たち児玉税経では、そのような経営者の方を心から応援し、お手伝いさせていただきます。
ご多用中約70名の会員の皆様がお申込みくださり、ご参加くださったことに大変感謝しております。
梅原氏の著書「町工場 強さの理由」は書店で販売されていますので、それをご覧くだされば、梅原氏の生い立ちから現在に至るまでのことを知ることができますが、ご講演の内容は、書籍の内容を上回る大変充実したもので、とても感動しました。
梅原氏をお呼びしたいと思った理由は、ただ成功している人だからということではありません。現在の日本を支え、作り上げた町工場の技術は、今、存続の危機を迎えています。
存続の危機の理由は、後継者問題だけでなく、安い労働力を求めて大企業の工場が海外に移転してしまう問題や、大企業が下請けにコスト削減を迫るという問題、原材料が値上がりしているという問題等様々な理由があります。
梅原氏はこのように追い込まれた町工場の状況を多くの人に知って欲しい、またこのような状況にあっても上場できる町工場があるということで希望を持って欲しい、という強い思いから上場することを決断されたとおっしゃっていました。
栃木県は特に製造業者の多い土地柄です。大企業の下請けは少なくなく、昨年の秋から売上が激減している企業が多く見られます。
このような状況において、少しでも製造業、特に下請けの仕事が中心の中小企業の方に何か希望を見出していただきたい、何かヒントを得ていただきたい、そういう思いで梅原氏にご講演の依頼をいたしました。
何のつてもなく、本当に厚かましい依頼であったにもかかわらず、梅原氏はご多忙の中、時間調整をして快くお引き受けくださいました。梅原様には感謝の気持ちでいっぱいです。
梅原氏のご講演をお聞きになっていない方のために、少しだけ内容をご紹介しましょう!
それは梅原氏がご講演の中でおっしゃっていた「新事業進出に必要な3つの考え方」です。
1.世の中に必要かどうか。
2.利益が出るかどうか。
3.万に一つでもその業界でTOPになれる(少なくとも5位になれる)可能性があるかどうか。
また、新事業進出のタイミングは、今の事業が好調な時期ということです。
同じようなことを京セラの稲盛名誉会長もおっしゃっていたように思います。やはり成功者の考え方には共通のものがあるようですね。
事業を始めるときは、ほとんどの場合、中小零細の規模です。今、名の知れた大企業であってもそういう時期があった企業は少なくありません。
もちろん、高度成長期以前と現在では環境は全く違います。
でも、無理と決めつけて何も行動を起こさなければ、何も始まりません。
今回のこだま会の講演会が、勇気を持って、その一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
私たち児玉税経では、そのような経営者の方を心から応援し、お手伝いさせていただきます。