社長・副社長日記

宇都宮の税理士法人児玉税経(KTA)の社長と副社長が日常を語る!

株価はどうなるんだ?

2008-10-13 01:43:32 | 経営者の考え方
 リーマンブラザーズの破たん処理以降、アメリカ発の金融危機にすっかり巻き込まれた日本。このままどーなってしまうのか?経済が崩壊してしまうのでは?と考える投資家が多いらしく株式市場は連日数年ぶりの安値を更新し続けています。

 私も20年以上株式市場を見ていますが、確かにこのような株価の急落は初めて見ました。株式市場がこの先どうなるか?もちろん確信はないものの私はこのままさらに毎日暴落が続く可能性は少ないように思います。

 マスコミは、「日経平均株価がOO円下がった」といって大騒ぎしますが、投資家は「日経平均株価」という銘柄を売買しているわけではなく(先物は別です)、トヨタ、ソニー、新日鉄といった個別銘柄を売買しているわけです。それらの個別銘柄の価格を合計した指数が日経平均株価というわけです。つまり、日経平均株価の暴落がおさまったということは、個別銘柄に対する売りが止まったということです。

 私は職業がら常時100以上の個別銘柄を毎日チェックしています。これは、コンサルティングの場面で特定の業界の現状と今後の予測をお話しすることがあるから必要なのです。

 こうして個別銘柄を見てみると、「いくらなんでも売られすぎだろう」という銘柄が相当増えています。

 株式取引は、売りたい人と買いたい人がいて、希望の価格と数量が一致した投資家同志一対一で取引が成立しているわけです。(現実には証券取引所のコンピュータ上でものすごいスピードで成立しているので一対一の感覚はないですが・・・)例えばある銘柄のある価格で売りたいと思う人が全部売り切れば、その時点で一旦株価の下落は止まります。今は多くの銘柄でこれに近い状況にあるような気がします。(絶対の確信ではないですが・・・)

 ものごとはスピードがつくと急には止まれないので、先週までの下げの余力で週明け下げて始まることもありますが、そのあたりがとりあえずの底なのではないでしょうか?マスコミは延々と下がるような報道をしていますが、「これ以上下がったら恐慌だ、パニックだ」と言っているあたりが底であるのが今までの歴史です。

 私は評論家でも証券マンでもないので、よくわからないのは事実ですが、いい加減下げ止まれよと願っています。これ以上続くと皆疲れてしまいますからね。


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1 コメント

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Unknown (ラビットネット栃木)
2008-10-17 14:47:49
素晴らしいブログです。
是非、こちらにもご登録頂ければ
幸いです。宜しくお願い致します。

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