社長・副社長日記

宇都宮の税理士法人児玉税経(KTA)の社長と副社長が日常を語る!

帝王学

2006-05-20 11:09:54 | 経営者の考え方
昨日の夜、栃木県中小企業家同友会青年部の月例会があり、参加してきました。
昨日の月例会では、代表理事の大澤章利氏(株式会社ネットコア代表取締役)が「中小企業家同友会の活かし方」をテーマにお話されました。

その話によると、中小企業家同友会の目的は3つあり、「良い会社を作る」「良い経営者になる」「良い経営環境を作る」ことということです。この会は経営熱心な経営者が多いことで知られていますが、やはりこの目的あってこそなんだと実感しました。

また、大澤氏は経営者に必要な資質ということで「帝王学」の話をされました。その帝王学には経営者が身につけるべき心構えが明示されているということで、十思不十思、九徳不九徳をご紹介くださいました。十思と不十思、九徳と不九徳は、それぞれ正反対の心構えで、経営者は十思と九徳になるようにしなければいけないそうです。例えば、十思には、「欲しいと思うものを見たら、足ることを知って自戒することを思い」や「大事業をしようとするときは、止まることを知って民の安楽を思い」等があります。つまり、内容は「私心私利私欲」を捨てることであると思いました。

どのような会社でも、決して単調ではなく様々な出来事が起こります。そうした時に、やはり経営者は絶対に「自分のための」判断をしてはならない、ということを改めて強く感じたのでした。


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