社長・副社長日記

宇都宮の税理士法人児玉税経(KTA)の社長と副社長が日常を語る!

人気のお店

2009-09-03 21:11:12 | 経営者の考え方
昨日はお昼の時間が大幅に遅くなり、15時ごろのランチタイムとなりました。
弊社のSさんと一緒に、その地域では名前の知れている人気のレストランに遅いランチに行きました。

人気のお店とあって、その時間でも7テーブル程のお客様がいました。
しかも夏休み明けすぐの平日。
すごいなぁと感心しました。

そして、テーブルごとにお水を用意してくれ、好きなだけ自由に飲むことができるのは良いサービスだと思いました。

また、食事も美味しかったです。
ただ、味は好みがあります。マーケティング的には、そこそこの味であれば味そのものが人気を呼ぶものではないと言われています。。

しかし、残念なことが幾つか!
まず、入り口の扉に書かれている注意書きです。

「お子様連れの方へ。走り回ったり、大声をあげるようなお子様のご来店は固くお断りいたします」

次に、店員さんの応対。
どの店員さんも目つきや歩き方、お客様との話し方に、何か温かみに欠ける感じがしました。忙しいからなのでしょうか?

と思いつつ、お手洗いに行くと、洗面台横のゴミ箱が手を拭くティッシュで溢れていました。
「このトイレは点検等のため従業員も使用させていただきます」と書かれています。

じゃあ、従業員さんが来たらきれいになるのだろう、と思っているところに従業員さんが入ってきました。

従業員さんは私と目が合ったのに会釈もせずにトイレに入ってしまいました。
彼女が出てきたところで、洗面台は1つしかないので私が邪魔をしていると思い、どうぞと場所を開けると、彼女は何も言わずに手を洗って出て行ってしまいました。。

人気のお店だけに大変残念な対応でした。

なぜ、このお店の従業員さんはこのような態度を取ってしまったのでしょうか?

思うに、このお店に社会的な使命を記した経営理念がないからではないでしょうか。

「日本一売上が多い飲食店になる」というような目標は理念ではありません。

なぜなら、金銭だけでは人間は満たされないからです。

もし、このお店に「お客様に幸せの場を提供する飲食店」という経営理念があったなら、従業員さんの対応は違っていたと思います。

お客様に幸せな一時を送っていただくためには、最低限目が合ったらにっこりと会釈し、忙しくて手があきませんという素振りを見せず、店内を常にきれいにする等が必要です。

経営理念を徹底していたら、従業員全員がお客様のためにそれを心がけるはずです。

もちろん、完璧にそれを実行するのはどのような会社であっても難しいですが、最低ラインは保つことができると思います。

経営理念はその会社の構成員全てが目指すべきゴールであり、そのために守るべき行動指針なのです。

従業員さんの態度から、経営理念を改めて考えさせられた一日でした!

児玉税経では、毎朝皆で呪文の如く経営理念や行動指針を唱えていますが、心から唱和し、実際に行動していきたいと強く思いました。


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