社長・副社長日記

宇都宮の税理士法人児玉税経(KTA)の社長と副社長が日常を語る!

初心に戻った一日

2009-01-22 22:17:33 | 経営者の考え方
今日は、東京で新卒採用の会社説明会、そして夕方からは、とあるところでの講演会がありました。

新卒採用の会社説明会は、3人の2年目社員のリクルーターを中心に行いました。
司会進行、会社の社風や雰囲気のプレゼン、2年目社員の仕事内容等のプレゼン、と2時間の会社説明会の4分の3を彼らが行いました。

1月は通常の会計業務のほか、年末調整や法定調書関係書類作成、確定申告の開始と繁忙期の真っ只中。

これらの業務のほかに、大学生に分かりやすく話す練習、プレゼンのための資料作成を行うのですから、彼らは初めての経験で本当に大変だったと思います。

説明会のプレゼンは、よく出来ましたよ!

話す内容は彼らが全て考え、資料作成しましたが、彼らは話す練習を社長と私の前で連日行いました。

彼らは社長と私の前でのプレゼンに大変緊張するようです。それは、社長と私が「聞く」というよりも「もっと分かりやすくなるように、悪いところを直す」という姿勢で聞いているせいでしょうか。。。

彼らに言われて、「あっ、そうか、私たちの前では緊張するんだ!」と知りました。上司は、部下につい気軽に物を言ってしまいがちですが、部下は上司に何も言えないものなのですね。当たり前のことですが、改めて気づいた次第です。少し部下に対するしぐさには、彼らが萎縮して何も言えない状況を作らないように気をつけようと思いました。

ご参加くださった学生の皆様は、プレゼン内容等をご理解いただけましたでしょうか。次回は、一次選考となりますが、質疑応答を中心に行いますので、もっと弊社のことを知りたい、興味を持ったという方は、是非ご参加くだされば幸いです。


そして、夕方。
東京から戻り、講演会会場へ。
今回は、起業して5年以内の女性ばかり集まる会合での講演会でした。

まずは税金の話なので、決して面白いとはいえない内容。ただ、知っていれば経営に役立つという観点で話を心がけました。

その後懇親会にて、再度、経営や個人的な話を少し。
自分自身で心がけ、実践したことをご紹介しました。

自分ひとりで起業し、しかも女性であると心細く感じることがたくさんあると思います。そのような方々に少しでもお役に立てればと思い講演を引き受けましたが、実際にその場に行ってみると、逆に自分自身が大変勉強になりました。

皆さんの、一生懸命勉強してどのようなことでも会社経営に、そして自分の成長に生かそうとなさるその姿勢に、私自身、心を打たれました。また、自分が経営者になりたてで、右も左も分からなかった頃の(今でもまだまだ勉強中ですが)あの頃の真剣な気持ちを思い出しました。

7年前、どのように従業員を教育し、どのように売上を上げ、どのようにお客様の要望にこたえていくか、まさに寝食を忘れて勉強し考えました。そして、2001年の年末に、2002年の税理士法人立ち上げに向けて、とある旅館で経営理念の整備を社長と一緒に行ったことを思い出しました。

この経営理念は税理士法人児玉税経の経営理念として、2002年から毎朝、社員全員で唱和し、社員全員の行動の規範となっています。

この経営理念に基づく行動を後押ししてくれたのは、その後出会った「京セラの稲盛和夫氏の67巻からなるCD」でした。このCDの話は、以前、このブログでもご紹介したことがありますが、経営者が謙虚に驕らずに日々努力し続けることの大切さを教えてくれます。

このCDは車に積み、毎日繰り返し繰り返し、聞き続けています。
何度も聞いたCDでも、聞く度に新たな気づきがあります。

これからも日々努力し、私たち税理士法人児玉税経を構成する者皆が成長し、お客様の発展に寄与し、そして100年後もお客様と共に発展し続けていられるよう頑張ります!