常駐先はモンスター

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なんとなくの取り扱い

2011-11-18 | しごとのはなし
なんとなく。便利な言葉です。
便利だけど、ビジネスの現場では忌避されがちな言葉です。
便利だけど難しい、そんな「なんとなく」について、なんとなく考えてみましょう。

ほんとにダメなの?
ビジネスにおいて、なんとなくなんて・・・言語道断ですよという方に聞いてみたい。
本当にそうでしょうか?と。
でも、世の中で成功したプロジェクトや、売れたもののきっかけって、なんとなくイイかも。。。ってところから始まったものも少なくないんですよねぇ。
なんとなくが絶対だめなら、そういう例は無いんじゃないかと思います。
じゃぁ、OKななんとなくって、どんなものなんでしょう?
私は、検出する場面でのなんとなくは、OKなんじゃないかとおもいます。
例えば、なんとなく、こうした方が良さそうと感じる。とか。
なんとなく、ハマるゲームとか。
こういう時のなんとなくを突き詰めると、気づいていなかっただけで、すごい判断のプロセスを経て、そうだと決断しているかもしれないことに、気がつくかもしれません。
失敗しても怒らないでください。
ようは、何となくを分析することが利点になるシーンもあるって事です。

逆に、ダメダメななんとなくは、どんなのでしょうか。
私はこれには、チームでの意思決定の場面で使われたなんとなく、をお勧めします。
こうします。なんとなく。って言われて、あぁそうですか。じゃあみんなでそうしましょうとは言いたくないし、頑張って皆で進めたものを、なんとなくで覆されたら、たまったもんじゃありません。

使ってもいい時と使っちゃいけないときの勘所がデリケートな呪文、なんとなく。
お取り扱いには充分ご注意ください。

とりあえずは、なにかを探してるとき、検出するときは使ってよし。
決定するときは使っちゃダメと覚えていただければ幸いです。

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