![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b3/85f209a33a0d55a514e886d71bf01a9c.jpg)
100m歩いただけで早くも息切れ。
今自分がいるところは普通の場所ではないと認識するとともに、
「やっぱりやめとく?」と自問。
とはいうものの、答えはもちろん一つしかないので、
ウエストバッグから「食べる酸素」を取り出して2粒食べました。
登山中全般に渡って、「高山病かな?」と思うことがあったのですが、
その都度この食べる酸素を口に入れました。
効果はかなりあったと思います。
酸素スプレーはかさ張るので持って行かなかったのですが、
それをケチっただけの甲斐がありました。
スーッとしたところで、再度出発!!
階段を登って行くと、古御岳神社があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/8a/a596cdcca0e1abfacfeeab935e2f3975.jpg)
ここで登山の安全を祈願。
そこを右手に曲がって、樹林帯へと入って行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/29/dd01d19124ecdb627fde043b63a3b393.jpg)
と、ここで早くも次のトラブルが発生。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/30/8388bcc8d24af9c686cbd92b29bf6c04.jpg)
準備したストックは3段階の伸縮式なのですが、
そのうちの一つ目をのばしたとき、白い矢印のところ(STOPと書いてあります)で止めないといけないのですが、
それに気づかず伸ばしきってしまい、元に戻らなくなりました。
900円だからこんなものかも。
でも2段目を引っ込ませておけば、ちゃんと使えたので事なきを得ました。
樹林帯の中は、普段緑を見ないだけあって
非常に心を落ち着かせてくれます。
地面を見たらこんな虫も発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/8b/da5bbcb742ab35860c711312ecf96762.jpg)
田舎に住んでたころを思い出します。
まさか熊は出ないでしょうね。
一番恐れていた、道に迷わないかということですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d0/7a85959275523c9c8af84743619fdae2.jpg)
こんなふうにいたる所に標識があります。
これにしたがって行けば、迷うことはまずありません。
標識だけでなくこんな巨大岩が目の前に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/cb/48cc48a80479d11e523fbb579702b6ef.jpg)
自分の背以上あります。
転がってきたら、間違いなく死にます。
歩き始めて40分くらいたったところで、
前方にようやく僕以外の登山者を発見しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/a4/d8e59597e758e2a9c136933faa7416e1.jpg)
60歳くらいのおじいさん。この方も単独登山。
「お先です」と声をかけて通り過ぎました。
雨の方は一向に止む気配がありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/b6/1a11a4ee13636d83ba5b934741df9d58.jpg)
このとき上半身は、半袖Tシャツに長袖シャツに雨具の上を着ていたのですが、
気温は高くないにも関わらず、歩くと汗がだくだくです。
雨具を紹介したときに透湿性のある雨具でないとダメと書きましたが
なるほどその通りです。
この服の中の湿気が逃げて行かないと、不快極まりません。
歩くのを止めたら汗で体温が奪われて凍死してしまうというメカニズムもよく分かりました。
でも五合目の山小屋で雨具が1000円で売られていたんですけど
あれって性能はどうなんでしょうかね。
山小屋で打っているくらいですから粗悪品ではないでしょうけど。
樹林帯を抜けるところでときどき頂上を見上げますが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b0/c9d076e002c24b8241d07de6f49a59b9.jpg)
全く何も見えません。
なので富士山を登っているという実感がまだわきません。
もしかしたら、他の山を登っていたのかも。
標準的な脚力であれば、最初の山小屋までは1時間。
それを目安に歩いていましたが、1時間たってもそれらしいところに着きません。
ですが「ブルブルブル」という音が聞こえてきます。
発電機のような音。
すると、15分後に山小屋に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/0e/3068b408eb44d7e879a8a16e1f56cb46.jpg)
長田山荘です。
中で休めるかなと思ったのですが、休憩料500円と書いてありました。
何だかもったいない感じがしたので、外のベンチで休みました。
実はここまでの1時間15分、水は一滴も飲んでいません。
のどが渇いたという感覚もなかったのですが
落ち着いたところで五合目で買ってきた300円のアクエリアスを口へ。
するとゴクゴクゴクと速やかにのどを通って行きます。
それだけ体の方は水分を欲していたのでしょう。
のどが渇いてなくても、意識的に水分を取る必要があると感じました。
この山小屋のベンチで、三重から夫婦で来ていた方とお会いしました。
やはり初めての登山だそうです。
これで出会ったのは3人。
この上には歩いている人はいるのでしょうか?
5分ほど休んで出発。次の山小屋まで1時間です。
だんだんと調子に乗ってきました。
ほとんど砂地のところで、スイスイ登っていけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/3b/8859c99352b6d0a4b50c520445115e17.jpg)
そしてあっという間、50分で本六合目。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/7b/505b532d125852a7de701b7da6a6ee41.jpg)
瀬戸館です。
ここも休憩500円でした。
全く疲れを感じなかったので、さっきと同じように
水分を取って5分ほど休んで、すぐに出発。
これなら快調に登れそうです。
しかし事はそう上手くは運ばなかった。
ここで休憩を取らなかったことが、直後に痛手を食うことになるとは思いもしなかった。
つづく
現在の富士山⇒⇒⇒
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b9/5d7a2fe58920a0961cd57d61fc86eb0a.png)
現在のランク⇒⇒⇒
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c3/b8b81eeeb613bd3b3132f05cdd885268.png)
登頂したかどうか気になりますね。「食べる酸素」というのがあるって初めて知りました。便利なものがあるものですね。
これからの展開、楽しみにしてます。
野球の方もみてますか?こばさん贔屓の横浜も頑張ってますね。
まだまだ太ももが痛みますよ。
でもだいぶましになりました。
食べる酸素とかオリゴ糖とか
いろいろ体に良さそうなのがありました。
登山もなかなか奥深いものです。
横浜、今日も勝ちました。
首位が見えてきてますよ。