青春

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舞踏晩餐会

2008-08-04 09:49:34 | ダンス

8.2(土) 教室の舞踏晩餐会に参加。

教室の30周年記念舞踏晩餐会に参加した。舞踏晩餐会は毎年行われているが、今年は30周年ということで、盛大だった。参加者は、公称800人。テーブルが60席ぐらいで満杯の会場だから、700人ぐらいのようだ。それでも、教室の生徒・関係者は勿論、広島の教習所の先生方が殆ど出席し、それぞれ1回のデモを行ったので、その生徒関係者も多数参加しているようだ。

20年ぐらい前に大先生が世界第2位になって、今は日本のダンス界の役員をして世界を飛び回っているので、顔が広いせいか、今年はラテン世界チャンピオンのマイケル・マルトースキー&ジョアンナ・ルーニス、2年前のモダン世界チャンピオンのティモシー・ホーソン&ジョアン・ボルトン組がデモを行うという。

予定通り15時からのダンスタイムに始まり、アマチュアのデモンストレーションが3部に分かれて行われた。プロとアマのペアで、アマは緊張の中に晴れがましい表情で踊っている。私は経験が無いが、皆の注目の中で1組で踊るのだから、「私を見て!!」という気持ちと「間違えないように踊りたい!!」という気持ちが混ざり合って、一種陶酔の3分ではないかと想像する。踊り終わった後のホッとした表情は、緊張が解けて一変する。

踊っている生徒の表情もいろいろある。緊張で表情が変わらない人、にこやかに笑みを絶やさないで踊っている人、踊りに一生懸命にのめり込んでいるような表情の人。やはり女性は笑みを絶やさないように、楽しく踊っている雰囲気が良い。そのような人の踊りは、概して動きが良く、綺麗だ。

踊りも先生に踊らされている人と自ら踊っている人に分かれる。殆どの人が決められたルーチンを先生に踊らされている。先生は、動かない人でも恰好がつくように、良くあれだけ連れていけるもんだと感心する。それがプロの所以だろうが・・。自ら踊っている人は、31人のアマの中で5~6人いる。このような人は、単独で動いているときに手先から足先まで綺麗に様になっている。先生も本気を出して踊るので、歩幅が大きく、大きな踊りが見られる。この差は、経験と年齢とセンス(とお金?)かなと思う。70歳代の方でも、大きな踊りをしているのを見ると、ダンスは長く続けられるスポーツだなと感じる。

今年は15歳の少年が先生とデモを行った。小さい時はオバアチャンと組んで出ていたようだが、自分もダンスが好きらしく、今年は女性の先生の指導を受けてデビューした。練習も時々目にしたが、アッという間に上手になった。肘のハリもイタイイタイと言いながらしっかり張れるようになったし、身体の線がしっかりしてきた。膝が柔らかく使え、ワルツの優雅さが出ている。このような若い世代にドンドン進出して貰って広島のダンス界のレベルを上げて貰いたいと思う。

教室の先生方によるデモはメドレー形式で行われた。現役の競技選手が2組という寂しさがあるが、久しぶりに先生の華麗なステップを楽しんだ。

最後に2組の世界チャンピオンのデモ。凄い!凄い!どちらもスピード、身体のキレ、大きさが今まで見てきた踊りと違う。特に、スローフォックスロットの動きは、流れるように、同じ速さで、身体が床を滑るように動いている!!!このような動きは、基本に忠実に、練習の賜物ではないかと思う。膝の柔らかさ、上体の時点時点での美しさ、滑らかな身体の動きは相当二人で考えながら練習しないと出来てこないだろうと思う。

全て終わったのが22時15分。見るのも疲れたが楽しい時間だった。


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