いよいよ桜並木が復活する!
今年の2月20日に植樹した被爆桜の苗は、雨が多かったせいかスクスクと根を張っているようだ。
これなら来年はもっと大きくなって楽しませてくれるだろう。
新しく整備された歴史の散歩道沿いに植えた10本の苗は、1本枯れてしまったが他の苗は8月の暑さを過ごし元気に育っている。
5月1日には、軍人軍馬の碑の前に陽光桜を植樹し、水遣りカレンダーを作って水を切らさないように4日おきぐらいで水遣りをしたので、これもしっかり根を張っているようだ。
これからは定点観測して成長ぶりをみていきたい。
陽光桜(ヨウコウザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木です。
開花時期は3月から4月です。染井吉野(ソメイヨシノ)よりも少し早く咲く。
「里桜」の天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配によって作出された。一重咲きで、寒緋桜(カンヒザクラ)の紅色が残されている。
花径は4、5センチくらいある大輪で、3、4輪が下向きにつく。
作者は愛媛県の高岡正明さんです。
元教師だった高岡さんは、送り出した教え子たちが戦場に散ったことを悼む鎮魂の意味で、校庭に咲いていた満開の桜を思い出し、平和の象徴である桜を全世界に広めたいと思ったそうです。暑い所でも寒い所でも育つ丈夫な桜を作るために旅に出て、ようやく沖縄で寒緋桜(カンヒザクラ)と出会い、この桜が生まれることにつながったという。
私財を投げ出し改良25年にして作出された陽光桜(ヨウコウザクラ)を、高岡さんは「平和のシンボル」として各地に贈り続け、無償で寄贈した桜の苗木は約5万本余になるとの事です。
(詳細はNPO日本さくら交流協会高岡令恵(のりえ)氏の記事を見て下さい)
4,5年後には桜並木が復活して駅北の桜の名所になって欲しいと願う。