青春

新しい事への挑戦、知らない事へのやまぬ探究心、
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ダンス競技忘備録(3)ラインを崩さないで踊る

2009-09-22 17:09:26 | ダンス

ラインを真っ直ぐに保って踊る

縦・横のラインを真っ直ぐに保つ事は、ガチガチに固めることではない。ガチガチに固めて音楽に合わせて足を動かしても、ロボットが動いているようでダンスにならない。横のラインは、縦のラインを中心に回転したり、左右に傾いたり(スウェー)して、踊りにスピードと音楽性を持たせる。縦のラインは、あくまで真っ直ぐをキープするが、身体の中心が真っ直ぐであって、ある時点を捕えると頭が中心から右に寄れば、下半身は左に寄ってバランスを保ち、左足が前に出れば右足が残って身体を支えながら、身体を送り出していき、身体の中心は常に床に垂直に進んで行く

よく勘違いするのは、横のラインを真っ直ぐ保ちたいために、回転動作(例えばワルツのナチョナル・ターン)のとき、女子を回り込むものだと思っていることだ。このようにして踊っている人をアチコチで見かける。そのように教える先生も居る。このような踊りをすると、踊りの大きさがでないので、チマチマ踊っているようにしか見えない。競技会の踊りでは、やはりラインの美しさ、スピードと大きさが出ないと目立たない。競技会の音楽の時間は1分30秒なので、その間に会場を一周できる大きさが出ないと審査員の目に留まらない

少しでも良い成績を上げようと、ワルツとタンゴのベーシック・フィガーをこの1年半、来る日も来る日も練習して得た自分のスタイルを述べてみたいまだ、発展途上(頂上?)の人間なので、先生の指導の解釈の間違いがあるかも知れないがあしからず


ダンス競技忘備録(2)横ライン

2009-09-21 15:33:34 | ダンス

踊りの美しさを表現する「横のライン」について

「横のライン」の真っ直ぐをキープするのに苦労した。

肘から肘を目一杯張っていれば良いだろうと思って、張りを忘れないようにと思いながらスタートするのだが、これがいつの間にか肘が下がってしまう(ー_ー)!!男子は、フィガーを考えながら他のペアとの距離感を測ってぶつからないように、音楽に合わせて動くのだから、いつの間にか意識は肘から外れている。女子を思う方向にリードしようとすると、右腕で女子を抱え込んで右肘は背中の方へ曲がっている。肘を上げようとすると肩が上がり、怒り肩になってしまう。なかなか大変である。男子が女子の3倍大変というのもこの辺から来ているのかも知れない

プロでも時々肘の下がっている人を見かけるが、世界チャンピオンのものを見ると素晴らしい。どんな態勢にあっても、肘から肘の先が真っ直ぐで張りがある。それまでには到底至らないが、少しでも真っ直ぐに張れる(見える)方法は??

真っ直ぐ立って、肩甲骨を目一杯近付ける。これにより肩が下がる。その状態をキープして左手を出して肘を広げてゆく。肘から直角に曲げた左手は、少し左回転をして遠くへ伸びていくイメージを作り、左手は柔らかく固めない。女子とホールドしたら、親指は立て、手首側に反らせそれを踊りの間キープする。右手は、女子の肩甲骨に当て、それが吸いついて女子を右へ右へ持って行くように、左肘を張って行く。

これのキープも難しいが、これまでの肘から肘を意識して真っ直ぐを作っていくより、結構長くキープできるようになったと感じた(*^_^*)。


ダンス競技忘備録(1)縦横ライン

2009-09-21 13:52:49 | ダンス

ダンス競技会を中断するにあたり、競技会にトライして自分なりに感じた事を残しておきたいと思う。再開時に、今感じていることを思い出すトリガになればと思う。

【踊りの違い】

ダンス競技会の踊りと社交ダンスの踊りと根本的に違うのは、前者は第三者に踊りを見て貰うために踊り、後者は相手(パートナー)と音楽に合わせて一体感を共有するために踊るという目的である。

勿論、前者もパートナーと音楽に合わせ一体感を持って踊ることは必要だが、第三者が見て美しくなければ勝てないし、上位に上がれない。後者も第三者が見て美しいのは望ましいが、それ以上に二人で楽しくジャマをしないで踊れたという一体感があれば満足する。

第三者が見て美しい踊りとはどんなものか

D級以下の下級戦では、男子のポイズ(姿・形・身体の線)の美しさで審判員は判断しているように思う。足の動きとか女子の動きとかは2の次になっているように見える(審判員のエコ贔屓も相当多いが・・)。

ポイズの美しさは、縦と横のラインで決まる。片足に立った時の、頭から足までの垂直なラインが、どこまでも真っ直ぐで動いていなければならない。身体は運動しているので、バランスを取るために身体にスウェーがついたり、反り返ったりするが、それでも身体の中心は真っ直ぐでなければならない。横のラインは、肘から肘までのラインであり、これも真っ直ぐでなければならない。上体が傾けばそれに合わせてラインも傾くが、肘から肘のラインは常に真っ直ぐでなければならない。

年を取って来ると腹筋・背筋が衰え猫背になり、腰が引けて垂直のラインが壊れてくる。その点、若者特にスポーツマンは背中のラインが真っ直ぐで、そのまま音楽に合わせて足を動かすだけで絵になる。競技会であんな踊りで?という若者の点数が高いのは仕方がない。我々はいかに背中のラインを真っ直ぐ保つかを日夜努力することになる。

背中のラインを真っ直ぐ保つには、腹筋で下腹を吸い上げ、鳩尾と背中がくっ付くぐらいの張りを持たせ、それを踊っている間キープしなければならない。これにより、ヒップが上がり、胸が前に出て、頭が後ろへ行く。この状態で鏡を見ると、足の上に、脚、膝、腰、胴(背骨)、肩、首そして頭が垂直に座っている。これが基本形で、踊りによって何かがこのラインから外れると他の何かが反対側に外れて、全体としての中心のラインは真っ直ぐを保つことになる。


ダンス競技会

2009-09-13 11:23:15 | ダンス

8月30日(日)の日本ボールルームダンス連盟尾道大会を最後にダンス競技会の出場を当分見合わせることにした。

母の状況が思わしくなく、定期的なレッスンと競技会の出場ができない可能性がある状態で、このまま続けることは、パートナーにも先生にも迷惑を掛けることになると思ったからだ(ー_ー)!!

これを決めてから、この1カ月これまでになく練習をしたと思う。その成果が出たのか、今回はタンゴで5位、ワルツで準決勝まで残ることができ、有終の美を飾ることができた。一緒に頑張ったパートナーに大いに感謝するとともに、指導して頂いた先生に感謝を申し上げたい。

女先生には、これまでのチンタラダンスの垢を基礎から落として頂いた。教科書やビデオを見て自己流で踊ってきて、自分は上手だと思い、女子にもそう言われ、これで良いと思ってやってきたが、個人レッスンを開始して直ぐ間違いだったことに気がつかされた。膝の使い方、股関節を柔らかく使うこと、ボディーターン、上半身の捻り、腰・ボディ・肩がバラバラに動くこと・・・全て意識していなかった!!!フィガーの足型を覚えれば見よう見まねでできたと勘違いしていた!!

レッスンは基礎から始まった。まず、身体のストレッチ。踊っている中でいかに上下左右にストレッチして踊るか?そして、股関節と膝を柔らかく使って踊ること。これまでのダンスでは股関節、膝を曲げないで突っ立って踊って踊っていたという。これが柔らかく使えだしたのは、レッスンを受けて1年ぐらい後。その間、粘り強く、丁寧に、時には厳しく?先生に指導して頂いた。先生も投げ出したい時もあったのではないかと思うが、余すところなく教えて頂いたように思う。

柔らかく使えるようになって、初めてパートナーへのボディの絞り、手を使って先にリードを伝えることをベーシックステップを使って始めた。確かに股関節、膝が使えなければボディの絞りはできない。ホルードがストレッチしていないと、手でリードすると身体が曲がる。これができるようになると、足の方向とボディの方向が異なることに気づく。これまでは、身体の向きと足の向きが同じで、足型のとおり踊れば綺麗に見えると勘違いしていた。逆に異なった方向に動かないと綺麗に見えない。これが、教科書やビデオで判らない点である。

懇切丁寧に、あちらを直せば、こちらがダメで、こちらを直せばあちらがダメでという状態が長く続いたが、本当に粘り強く指導頂いた。これからも、もっと指導して頂きたいと思うが、状況が許さないので当分レッスンもお休みだ。また、できるようになったらお願いしたと思っている。Y先生ありがとうございました。


ダンス競技会

2008-12-25 11:13:12 | ダンス

12.25(木) 気温が下がってきた。本格的な冬の正月か?

11月30日の福山大会で今年のダンス競技会が終わった(ー_ー)!!結果は・・・・・????期待していたワルツは2回戦敗退、ダメと思っていたタンゴは最終予選の同点決勝で敗退。

振り返るとやはり踊り方が大人しいらしい。写真を撮ってくれた方が居て、それを見ると首が真っ直ぐ伸びて、ホールドもそれなりに張っている。これまでの競技会に比べると段違いに良い。これでもダメということは何が原因か?????

先生からは、集団に飲み込まれて見えたと表現された。一般の観衆の人も素直に踊っているが目立たないと言っている。やはり何かを変えなければいけない!!先生の改造レッスンが始まった。

ワルツ:左手が遊んでいて切れが無い。スピンターンの1から2にかけて、左手を先行させ回転することにより、スピンのキレをだす。ターニングロックも同じ。ウィーブの1も、左手を先行させ身体を進ませる。ホイスクは、1で女子を前に放り出し、2の足の上で身体の右への回転で、女子への身体の絞りを作る。その絞りをキープしたまま、次のシャッセの1へ。1の上で回転し、IPのコンタクトに戻しながら、2の足を振り出す。その足に身体を寄せながらシャッセを行う。

タンゴ:ウォークの1歩目は、4で右足のひざを前に進めながら、身体を進める。限界まで進めたら左足前進(上から掴むように)。その左足の膝を進めて身体を進める。プロムナードの1歩目は、右足の上でタメを作って(女子の方へ絞ったまま)、掴むようにステップする。2の右足の上で回転し、コンタクトをIPの状態に戻して左足を振り出す。右ホールドを使って左足に身体を移動し、右足を素早く揃える。右足に乗ったら、即座に腰を右回転しながら、左足後退。常に腰は動かすこと。

踊ってみて、これまでタンゴをゆっくり休み休み踊っていた事が判った。これを直して来年の競技会で試してみよう(^。^)y-.。o○